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仮想サーバーベースの式

SYS.VSERVER("<vserver-name>")式プレフィクスを使用すると、仮想サーバを識別できます。このプレフィックスで次の関数を使用して、指定した仮想サーバーに関する情報を取得できます。

  • THROUGHPUT. 仮想サーバーのスループットを Mbps (メガビット/秒) で返します。返される値は、符号なしの long 数値です。

    使用法: SYS.VSERVER(“vserver”).THROUGHPUT

  • CONNECTIONS. 仮想サーバーによって管理されている接続の数を返します。返される値は、符号なしの long 数値です。

    使用法: SYS.VSERVER(“vserver”).CONNECTIONS

  • STATE. 仮想サーバーの状態を返します。返される値は、UP、DOWN、または OUT_OF_SERVICE です。したがって、これらの値の 1 つを EQ () 演算子に引数として渡して、TRUE または FALSE のブール値を比較できます。

    使用法:SYS.VSERVER(“vserver”).STATE

  • HEALTH. 指定された仮想サーバの UP 状態にあるサービスの割合を返します。返される値は整数です。

    使用法: SYS.VSERVER(“vserver”).HEALTH

  • RESPTIME. 応答時間をマイクロ秒数を表す整数で返します。応答時間は、仮想サーバーにバインドされたすべてのサービスからの平均TTFB(最初のバイトまでの時間)です。

    使用法: SYS.VSERVER(“vserver”).RESPTIME

  • SURGECOUNT. 仮想サーバーのサージキュー内の要求の数を返します。返される値は整数です。

    使用法:SYS.VSERVER(“vserver”).SURGECOUNT

例1:

次の書き換えポリシーは、負荷分散仮想サーバー LBvserver での接続数が 10000 を超えると、書き換え処理を中止します。

add rewrite policy norewrite_pol sys.vserver("LBvserver").connections.gt(10000) norewrite

例2:

次の書き換えアクションでは、カスタムヘッダー TP が挿入されます。このヘッダーの値は、仮想サーバー LBvserver の全体です。

add rewrite action tp_header insert_http_header TP SYS.VSERVER("LBvserver").THROUGHPUT

例 3:

次の監査ログメッセージアクションは、仮想サーバにバインドされたサービスの平均 TTFB を newnslog ログファイルに書き込みます。

add audit messageaction log_vserver_resptime_act INFORMATIONAL "\"NS Response Time to Servers:\" + sys.vserver(\"ssllb\").resptime + \" millisec\"" -logtoNewnslog YES -bypassSafetyCheck YES

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