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高度なポリシー式の設定:はじめに

高度なポリシーでは、高度なポリシー式で指定した情報に基づいてデータが評価されます。高度なポリシー式は、データ要素(HTTPヘッダー、送信元IPアドレス、Citrix ADC システム時刻、POST本体データなど)を分析します。Citrix ADCの一部の機能では、ポリシーで高度なポリシー式を構成するだけでなく、ポリシーのコンテキスト外で高度なポリシー式を構成することもできます。

高度なポリシー式を作成するには、分析するデータを識別するプレフィックスを選択し、データに対して実行する操作を指定します。たとえば、オペレーションでは、指定したテキスト文字列とデータを照合したり、テキスト文字列を HTTP ヘッダーに変換したりできます。その他の操作では、返される文字列と一連の文字列または文字列パターンが一致します。複合式を設定するには、ブール演算子と算術演算子を指定し、かっこを使用して評価の順序を制御します。

高度なポリシー式には、従来の式を含めることもできます。頻繁に使用する式に名前を割り当てると、式を繰り返し作成する必要がなくなります。

ポリシーおよびその他のいくつかのエンティティには、Citrix ADCが通過するトラフィックのパケットを評価したり、Citrix ADCシステム自体からデータを抽出したり、外部アプリケーションに要求(「コールアウト」)を送信したり、別のデータを分析したりするために使用するルールが含まれます。ルールは、トラフィックと比較される論理式の形式をとり、最終的に TRUE または FALSE の値を返します。

ルールの要素自体は、TRUEまたはFALSE、文字列、または数値を返すことができます。

Advanced ポリシー式を設定する前に、ポリシーまたは他のエンティティが評価するデータの特性を理解する必要があります。たとえば、統合キャッシュ機能を使用する場合、ポリシーによって、キャッシュに格納できるデータが決定されます。統合キャッシュでは、Citrix ADCが受信するHTTPリクエストとレスポンスのURL、ヘッダー、およびその他のデータを把握する必要があります。この知識により、実際のデータと一致するポリシーを構成し、Citrix ADCでHTTPトラフィックのキャッシュを管理できるようになります。この情報は、ポリシーで設定する必要のある式のタイプを決定するのに役立ちます。

高度なポリシー式の設定:はじめに

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