ADC

トラブルシューティング

レスポンダー機能を構成した後も期待どおりに動作しない場合は、一般的なツールを使用してCitrix ADCリソースにアクセスし、問題を診断できます。

トラブルシューティングのリソース

最適な結果を得るには、次のリソースを使用して、Citrix ADCアプライアンスの統合キャッシュに関する問題のトラブルシューティングを行います。

  • ns.confファイル
  • クライアントとCitrix ADCアプライアンスからの関連するトレースファイル

上記のリソースに加えて、次のツールもトラブルシューティングを迅速に行えます。

  • IEhttpheadersまたは同様のユーティリティ
  • Citrix ADC トレースファイル用にカスタマイズされた Wireshark アプリケーション

レスポンダーの問題のトラブルシューティング

  • 問題

    レスポンダー機能は構成されていますが、レスポンダーのアクションが機能していません。

    解像度

    • 機能が有効になっていることを確認します。
    • いずれかのポリシーのヒットカウンタをチェックして、カウンタが増加しているかどうかを確認します。
    • ポリシーとアクションが正しく構成されていることを確認します。
    • アクションとポリシーが適切にバインドされていることを確認します。
    • クライアントとCitrix ADCアプライアンスのパケットトレースを記録し、それらを分析して問題へのポインタを取得します。
    • iehttpHeaters パケットトレースをクライアントに記録し、HTTP 要求と応答を確認して、問題へのポインタを取得します。
  • 問題

    メンテナンスページを作成する必要があります。

    解像度

  1. サービスと仮想サーバーを構成します。

  2. バックアップ仮想サーバに、バインドされたサービスを構成します。これにより、Web サイトのステータスが常に UP として表示されるようになります。

  3. バックアップ仮想サーバをバックアップとして使用するように、プライマリ仮想サーバを構成します。

  4. 適切なターゲットを持つレスポンダーアクションを作成します。以下は、参考のための例です。

    add responder action sorry_page respondwith q{"HTTP/1.0 200 OK" +"\r\n\r\n" + "<html><body>Sorry, this page is not available\</body>\</html>" + "\r\n"}

  5. レスポンダーポリシーを作成し、アクションをそれにバインドします。

  6. レスポンダポリシーをバックアップ仮想サーバにバインドします。

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