Citrix ADC

GSLBに参加しているサイト間の手動同期

マスターサイトとスレーブサイトにわたるGSLB構成の手動同期は、次のように実行されます。

  • マスターサイトは、独自のサイトとスレーブサイトの構成の違いを検出します。
  • マスターサイトは、構成の違いをスレーブサイトに適用します。
  • マスターサイトは、GSLBセットアップのすべてのスレーブサイトとの構成の同期を実行し、同期処理を完了します。

重要:GSLB構成が同期された後、GSLBサイトのいずれでも構成をロールバックすることはできません。同期処理によってリモートサイトの構成が上書きされないことが確実な場合にのみ、同期を実行してください。ローカルサイトとリモートサイトの構成が異なるため、サイトの停止につながる場合、サイトの同期は望ましくありません。いくつかのコマンドが失敗し、いくつかのコマンドが成功した場合、成功したコマンドはロールバックされません。

注意点

  • 同期を強制する場合(「強制同期」オプションを使用)、Citrix ADCアプライアンスはスレーブサイトからGSLB構成を削除します。次に、マスターサイトは、スレーブサイトを独自のサイトと類似するように構成します。
  • 同期中に、コマンドが失敗しても、同期は中断されません。エラーメッセージは、/var/netscaler/gslb ディレクトリにある.errファイルに記録されます。
  • saveconfig オプションを使用すると、同期プロセスに参加しているサイトは、次のように構成を自動的に保存します。
    • マスター・サイトは、同期プロセスを開始する直前に構成を保存します。
    • スレーブサイトは、同期処理が完了した後に設定を保存します。スレーブサイトは、構成の差異が正常に適用された場合にのみ構成を保存します。スレーブサイトで同期が失敗した場合は、障害の原因を手動で調査し、修正措置を講じる必要があります。

CLI を使用して GSLB 設定を同期するには、次の手順を実行します。

コマンドプロンプトで次のコマンドを入力して、GSLB サイトを同期し、構成を確認します。

sync gslb config [-preview | -forceSync <string> | -nowarn | -saveconfig] [-debug]
show gslb syncStatus

例:

sync gslb config

[WARNING]: Syncing config may cause configuration loss on other site.

Please confirm whether you want to sync-config (Y/N)? [N]:y

Sync Time: Dec 9 2011 10:56:9

Retrieving local site info: ok

Retrieving all participating gslb sites info: ok

Gslb_site1[Master]:

Getting Config: ok

Gslb_site2[Slave]:

Getting Config: ok

Comparing config: ok

Applying changes: ok

Done

GUI を使用して GSLB 設定を同期するには、次の手順を実行します。

  1. トラフィック管理」>「GSLB」>「ダッシュボード」に移動します。
  2. 自動同期 GSLB 」をクリックし、「 ForceSyn 」を選択します。
  3. GSLB サイト名」で、マスターノード構成と同期する GSLB サイトを選択します。

GSLB 同期のプレビュー

GSLB 同期操作をプレビューすると、マスターノードと各スレーブノードの違いを確認できます。矛盾がある場合は、GSLB 設定を同期する前にトラブルシューティングできます。

CLI を使用して GSLB 同期出力をプレビューするには、次の手順を実行します。

コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。

sync gslb config -preview

GUI を使用して GSLB 同期出力をプレビューするには、次の手順を実行します。

  1. [設定] > [トラフィック管理] > [GSLB] > [ダッシュボード] に移動します。
  2. 自動同期 GSLB 」をクリックし、「 プレビュー 」を選択します。
  3. [実行] をクリックします。 プログレスウィンドウに、構成の不一致が表示されます。

同期処理中にトリガーされたコマンドのデバッグ

同期処理中にトリガーされた各コマンドのステータス(成功または失敗)を表示し、それに応じてトラブルシューティングを行うことができます。

CLI を使用して GSLB 同期コマンドをデバッグするには、次の手順を実行します。

コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。

sync gslb config -debug

GUI を使用して GSLB 同期コマンドをデバッグするには、次の手順を実行します。

  1. 設定 > トラフィック管理 > GSLB > ダッシュボードに移動します。
  2. [自動同期 GSLB] をクリックし、[デバッグ] を選択します。
  3. [実行] をクリックします。進行状況ウィンドウには、同期中にトリガーされた各コマンドのステータスが表示されます。

GSLBに参加しているサイト間の手動同期