Citrix ADC

負荷モニタの理解

ロードモニタは、SNMP ポーリングされた OID を使用して負荷を計算します。ロードモニタは、バインドされているサービスの IP アドレス(宛先 IP アドレス)をポーリングに使用します。SNMP クエリーをサービスに送信し、メトリックの OID を指定します。メトリックには、CPU、メモリ、またはサーバー接続数を指定できます。サーバーは、メトリック値でクエリに応答します。レスポンスのメトリックス値がしきい値と比較されます。Citrix ADCアプライアンスは、メトリックがしきい値より小さい場合にのみ、負荷分散のためのサービスを考慮します。負荷値が最も小さいサービスが最初に考慮されます。

次の図は、基本的な負荷分散のセットアップで説明した基本的なロードバランシング設定で説明されているサービス用に設定されたロードモニタを示しています。

図1:負荷モニタの動作

ロードモニタ

注:負荷モニターは、サービスの状態を決定しません。アプライアンスは、負荷分散のためのサービスを考慮するだけを可能にします。

ロードモニタを設定したら、モニタが使用するメトリックを設定する必要があります。負荷評価では、負荷モニターはメトリックスと呼ばれるサーバーパラメーターを考慮します。このパラメーターは、アプライアンス構成のメトリックステーブル内で定義されます。メトリックテーブルには、次の 2 つのタイプがあります。

  • ローカル。デフォルトでは、このテーブルはアプライアンス内に存在します。このメトリックは、接続、パケット、応答時間、帯域幅の 4 つのメトリックで構成されます。アプライアンスはサービスに対してこれらのメトリックを指定し、これらのサービスに対してSNMPクエリーは発信されません。これらのメトリックは変更できません。
  • カスタム。ユーザー定義テーブル。各メトリックはOIDに関連付けられています。

デフォルトでは、アプライアンスは次のテーブルを生成します。

  • NetScaler
  • RADWARE
  • CISCO-CSS
  • LOCAL
  • FOUNDRY
  • ALTEON

アプライアンスで生成されたメトリック・テーブルを追加することも、次の表に示すように、自分で選択したテーブルを追加することもできます。指標テーブルの値は、例としてのみ提供されています。実際のシナリオでは、メトリックの実際の値について検討します。

メトリック名 OID 重要度 しきい値
CPU 1.2.3.4 2 70
メモリ 4.5.6.7 3 80
接続 5.6.7.8 4 90

1 つ以上のメトリックスの負荷を計算するには、各メトリックスに重みを割り当てます。デフォルトのウェイトは 1 です。重みは、各メトリックに与えられた優先順位を表します。重みが大きい場合、優先順位は高いです。アプライアンスは、SOURCEIPDESTIP ハッシュアルゴリズムに基づいてサービスを選択します。

また、各メトリックスのしきい値を設定することもできます。しきい値により、アプライアンスは、サービスのメトリック値がしきい値よりも小さい場合に、ロードバランシングするサービスを選択できます。しきい値によって、各サービスの負荷も決まります。

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