ADC

[ダイレクトルートの優先] オプションを構成する

ワイルドカード負荷分散仮想サーバーでは、宛先へのルートを明示的に構成した場合、デフォルトでは、Citrix ADCアプライアンスは設定されたルートに従ってトラフィックを転送します。アプライアンスが構成済みのルートを検索しないようにするには、[直接ルートを優先] オプションを [いいえ] に設定します。

デバイスがCitrix ADCアプライアンスに直接接続されている場合、アプライアンスはトラフィックをデバイスに直接転送します。たとえば、パケットの宛先がファイアウォールの場合、パケットを別のファイアウォール経由でルーティングする必要はありません。ただし、デバイスが直接接続されていても、トラフィックがファイアウォールを通過したい場合があります。このような場合は、[直接ルートを優先] オプションを [いいえ] に設定できます。

注:preferDirectRoute設定は、Citrix ADCアプライアンス上のすべてのワイルドカード仮想サーバーに適用されます。

CLI を使用して [ダイレクトルートの優先] オプションを設定するには

コマンドプロンプトで入力します。

set lb parameter -preferDirectRoute (YES | NO)
<!--NeedCopy-->

例:

set lb parameter -preferDirectRoute YES
<!--NeedCopy-->

GUI を使用して [ダイレクトルートを優先] オプションを設定するには

  1. [ トラフィック管理] > [負荷分散] > [ロードバランシングパラメータの設定] に移動します。
  2. [直接ルートを優先] を選択します。
[ダイレクトルートの優先] オプションを構成する