ADC

認証プロファイルの作成

認証プロファイルには、サーバーにバインドされる認証設定が含まれています。次の目的で使用されます。

  • 認証プロファイルは、認証仮想サーバー、認証ホスト、認証ドメイン、および認証レベルを指定します。
  • 1つ以上の認証プロファイルを作成して、さまざまな認証設定を指定し、要件に基づいてこれらの認証プロファイルを関連するトラフィック管理サーバーにバインドできます。
  • 複数のトラフィック管理仮想サーバーで同じ認証設定を使用する場合は、これらのサーバーを同じ認証プロファイルにバインドできます。

CLI を使用して認証プロファイルを設定するには

  • 認証プロファイルを作成し、必要なパラメータを設定します。

    たとえば、「authVS」という名前の認証仮想サーバーを使用してプロファイルを作成します。

    ns-cli-prompt> add authentication authnProfile authProfile1 -authnVsName authVS -authenticationHost authnVS.example.com -authenticationDomain example.com -authenticationLevel

注:

認証の重みまたはレベルは、トラフィックがバインドされている仮想サーバーによって異なります。特定のレベルのトラフィック管理仮想サーバーに対して認証によって作成されたセッションを使用して、より高いレベルのトラフィック管理仮想サーバーにアクセスすることはできません。

  • 認証プロファイルを関連するトラフィック管理仮想サーバにバインドします。

    たとえば、authProfile1 を「vserver1」という名前の負荷分散仮想サーバーにバインドします。

    ns-cli-prompt> set lb vserver vserver1 -authnProfile authProfile1

GUI を使用して認証プロファイルを構成するには

[設定] タブで、[セキュリティ] > [AAA-アプリケーショントラフィック] > [認証プロファイル] に移動し、必要に応じて認証プロファイルを設定します。

認証プロファイルの作成