ADC

NetScalerアプライアンスにポート範囲を割り当てる

クライアントIPアドレスを共有すると競合が発生し、ルーター、キャッシュサーバー、オリジンサーバー、その他のNetScalerアプライアンスなどのネットワークデバイスが、応答の送信先となるアプライアンス、ひいてはクライアントを特定できなくなる可能性があります。

この問題を解決する方法は、NetScalerアプライアンスにソースポート範囲を割り当てることです。この割り当てにより、ネットワークデバイスは要求を送信したNetScalerアプライアンスを明確に識別できます。

CLIを使用してソースポート範囲をNetScalerアプライアンスに割り当てる

コマンドプロンプトで入力します。

set ns param -crPortRange <startPortNumber-endPortNumber>

アプライアンスGUIを使用してソースポート範囲をNetScalerアプライアンスに割り当てる

  1. ナビゲーションウィンドウで、[ システム]、[ 設定] の順にクリックします。
  2. 「設定」グループで、「グローバルシステム設定の変更」リンクをクリックします。
  3. 「キャッシュリダイレクトポート範囲」グループで、「開始ポート」にポート番号、「終了ポート」にポート番号を入力して、アプライアンスのポート範囲を指定します。
  4. [OK] をクリックします。
NetScalerアプライアンスにポート範囲を割り当てる