Citrix Endpoint Management

Endpoint Managementからのビジネス向けMicrosoftストアアプリの展開

ビジネス向けMicrosoftストアは、所属組織用の大量の無料アプリおよび有料アプリを検索、配布できるストアです。Endpoint Managementをビジネス向けMicrosoft Storeに接続する場合:

  • Endpoint Managementの [構成]>[アプリ] ページがビジネス向けMicrosoftストアアプリを一覧表示します。
  • 表示されたアプリをWindows 10およびWindows 11デバイスに展開できます。

Endpoint Managementでは、ビジネス向けMicrosoftストアでサポートされるデフォルトのライセンスモデルである、オンラインライセンスアプリ管理のみをサポートしています。このモデルでは、ユーザーとデバイスがMicrosoftストアサービスに接続して、アプリとそのライセンスを取得する必要があります。

ビジネス向けMicrosoft Storeについて詳しくは、https://docs.microsoft.com/en-us/microsoft-store/microsoft-store-for-business-overviewでMicrosoftのドキュメントを参照してください。

ビジネス向けMicrosoftストアのアプリにアクセスするための前提条件

  • Azure Active Directory

    ビジネス向けMicrosoftストアのアプリにアクセスするには、まずAzure Active DirectoryをIDプロバイダーとして構成する必要があります。この構成を行う方法については、「Citrix Cloudを介したAzure Active Directoryでの認証」を参照してください。

  • ビジネス向けMicrosoftストア

Endpoint Managementをビジネス向けMicrosoftストアに接続する

  1. Endpoint Managementコンソールの [設定] ページで、[ビジネス向けMicrosoftストア]リンクを見つけてクリックします。

  2. 次の設定を構成します:

    • Azure AD構成: 前提条件で構成したAzure Active Directoryインスタンスを選択します。
    • アプリのサフィックス: 識別しやすいようにすべてのビジネス向けMicrosoftストアアプリに追加するサフィックスを入力します。
    • ローカリゼーション: ビジネス向けMicrosoftストアからEndpoint Managementにダウンロードしたアプリの詳細で使用する言語を選択します。

    Microsoft Store for Business設定画面

  3. [Save] をクリックします。Endpoint Managementにより、ビジネス向けMicrosoftストアのアプリが [構成]>[アプリ] ページに追加されます。

    Microsoft Store for Business設定画面

  4. 後でアプリを再同期するには、[ビジネス向けMicrosoftストア]設定ページに戻り、[強制同期]ボタンをクリックします。

    Microsoft Store for Business設定画面

ビジネス向けMicrosoftストアアカウントとEndpoint Managementを関連付ける

  1. Azure Active Directoryへのサインインに使用するのと同じテナントアカウントで、ビジネス向けMicrosoftストアにログインします。
  2. ビジネス向けMicrosoftストアで、[Settings]>[Management tools]の順にクリックします。
  3. [Management tools] ページで [Add a management tool] を選択します。
  4. 次に、Azure PortalでのAzure Active Directoryの構成時に指定したMDMソリューション(Endpoint ManagementやXenMobileなど)の名前を選択します。

ビジネス向けMicrosoftストアとアプリを同期する

デフォルトでは、Endpoint Managementは24時間ごとにビジネス向けMicrosoftストアと同期します。同期を強制的に行うには、[設定]>[ビジネス向けMicrosoftストア]に移動して [強制同期] をクリックします。

Microsoft Store for Business設定画面

ビジネス向けMicrosoftストアのアプリをデリバリーグループに割り当てる

ビジネス向けMicrosoftストアから同期されたアプリには、[設定]>[ビジネス向けMicrosoftストア]ページで設定したサフィックスが付けられます。

アプリ構成画面

  1. これらのアプリをデリバリーグループに追加するには、[設定]>[デリバリーグループ]に移動し、グループを選択して[編集][アプリ]の順にクリックします。追加するアプリを [必須アプリ] 一覧に移動します。
  2. [構成]>[アプリ] に移動します。アプリを1つ以上選択し、[編集]をクリックして、[デリバリーグループの割り当て]をクリックします。

アプリのユーザーライセンスを取り消す

  1. [構成]>[アプリ] に移動し、ビジネス向けMicrosoftストアのアプリを選択して [編集] をクリックします。

  2. [プラットフォーム] で、[Windowsデスクトップ/タブレット]をクリックします。

  3. 下にスクロールして、[ビジネス向けMicrosoftストア]を展開します。

    アプリ構成画面

  4. ユーザーを選択し、[割り当て解除]をクリックします。

    アプリ構成画面