Citrix Gateway

Citrix Gateway でのSecure Ticket Authorityの構成

Secure Ticket Authority(STA)は、Citrix Virtual Apps 上の公開アプリケーションおよびCitrix Virtual Desktops 上の公開デスクトップに対する接続要求に応答してセッションチケットを発行する役割を担います。これらのセッションチケットは、公開されたリソースへのアクセスのための認証と承認の基礎を形成します。

STAは、グローバルにバインドすることも、仮想サーバにバインドすることもできます。また、仮想サーバを構成するときに、STAを実行する複数のサーバを追加することもできます。

Citrix Gateway とSTA間の通信をセキュリティで保護する場合は、STAを実行するサーバーにサーバー証明書がインストールされていることを確認してください。

STAの詳細については、記事NetScaler Gateway Secure Ticket Authorityを参照してください。

STAをグローバルにバインドするには

  1. Citrix Gateway >[グローバル設定]に移動します。
  2. 詳細ペインの [サーバー] で、[Secure Ticket Authorityが使用する STAサーバーのバインド/バインド解除 ] をクリックします。
  3. [ STAサーバのバインド/バインド解除 ] ダイアログ・ボックスで、[ 追加 ] をクリックします。
  4. [ STA サーバーの構成 ] ダイアログボックスで、STA サーバーの URL を入力し、[ 作成 ] をクリックし、[ OK ] をクリックします。
  5. [ STA サーバー ] ダイアログボックスの [URL] に、STA を実行しているサーバーの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力し、[ 作成 ] をクリックします。

    : STAを実行している複数のサーバをリストに追加できます。Web Interfaceに表示されるSTAは、Citrix Gateway 上で構成されているSTAと一致する必要があります。複数のSTAを構成する場合は、Citrix Gateway とSTAを実行しているサーバー間で負荷分散を使用しないでください。

STAを仮想サーバにバインドするには

  1. [Citrix Gateway]>[仮想サーバー]に移動します。
  2. 詳細ウィンドウで、仮想サーバーを選択し、[ 編集] をクリックします。
  3. [ 公開アプリケーション ] タブの [Secure Ticket Authority] で、[ 追加 ] をクリックします。
  4. [ STAサーバの構成 ] ダイアログ・ボックスで、STAサーバのURLを入力し、[ 作成 ] をクリックします。
  5. ステップ 4 を繰り返してSTA サーバを追加し、[ OK] をクリックします。
Citrix Gateway でのSecure Ticket Authorityの構成