NetScaler

データの種類

JSON (Citrix ADC API フィード)

説明

FusionのNetScaler ADCコネクタを使用すると、ADC NITRO APIと統合することでADCの統計情報を照会できます。ADC統計の詳細については、 こちらのCitrix開発者向けドキュメントを参照してください。JSONフィードは、顧客が提供したNITRO レポートURLからコンテンツを取得し、このデータをCitrix ITM Openmix NetScalerインテリジェントトラフィック管理アプリケーションで使用できるようにします。Openmix アプリは、データの処理とデータの欠落または破損時のエラー条件の処理を担当します。顧客の JSON データのサイズは 10K 未満でなければなりません。そうでない場合、Fusion はそれを拒否します。Openmix のインフラストラクチャーによって課せられる厳しい制限です。

データフィード

サンプルデータフィードは次のようになります。

      {
    "activetransactions": "0",
          "avgsvrttfb": "0",
          "curclntconnections": "0",
          "curload": "0",
          "curreusepool": "0",
          "cursrvrconnections": "0",
          "curtflags": "0",
          "frustratingttlbtransactions": "0",
          "maxclients": "0",
          "name": "azurelbdnsservice0",
          "primaryipaddress": "168.63.129.16",
          "primaryport": 53,
          "requestbytesrate": 47,
          "requestsrate": 0,
          "responsebytesrate": 135,
          "responsesrate": 0,
          "servicetype": "DNS",
          "state": "UP",
          "surgecount": "0",
          "svrestablishedconn": "0",
          "throughput": "0",
          "throughputrate": 0,
          "toleratingttlbtransactions": "0",
          "totalrequestbytes": "72059004",
          "totalrequests": "0",
          "totalresponsebytes": "206317840",
          "totalresponses": "0",
          "totsvrttlbtransactions": "0",
          "vsvrservicehits": "0",
          "vsvrservicehitsrate": 0
      }
<!--NeedCopy-->

実装に関する注意事項

  • NITRO API は、クエリが実行される唯一のエンドポイントです。

    <netscaler-url>/nitro/v1/stat/<resource-type>/<resource-name>

  • クエリを作成するための最小要件は、リソースタイプ、URL、ユーザー名、およびパスワードです。
  • すべてのフィールド名が識別されます。
  • このエンドポイントにクエリを実行すると、一部の値 (プライマリ IP アドレスなど) は一定のままで、他の特定の値は変化することがわかります。プライマリ IP アドレスの値は変わりません。[合計リクエストバイト数] または [合計レスポンスバイト数] の値は、同じままになるか、上がる可能性があります。

Fusionでセットアップする

Fusion データフィードには、左側のナビゲーションウィンドウの Openmixの下からアクセスできます。最初の手順については、Fusion インテグレーションのドキュメントを参照してください

サービス固有の設定ダイアログボックスが表示されたら、まず、構成するサービスを選択します。

次のステップでは、次の設定フィールドに入力します。

  • 名前: データフィードに付けられた名前。指定しない場合はデフォルト、<Service><Platform Name>になります。
  • Run Every: サービスからデータフィードが更新される頻度。
  • プラットフォーム: データフィードに関連付けられているプラットフォーム。
  • URL: 特定の ADC インスタンスの NITRO エンドポイントの URL。
  • リソースタイプ: 負荷分散統計、認証統計、DNS 統計など、取得しようとしているデータのタイプ。たとえば、 gslbdomain, gslbservice, gslbsite, gslbvserver, lbvserver, system, systembw, systemcpu, systemmemory, などです。
  • リソース名: 取得する必要がある特定のリソースの名前。リソース名を入力することで、フィードを絞り込み、管理しやすくし、必要な10kサイズに収めることができます。たとえば、 lbvserver, GSLB Service, gslbdomain, gslbsite, の名前などです。
  • ユーザー名: APIにアクセスするために必要なID(NetScaler ADCによって提供)。
  • パスワード: APIシークレットキーにアクセスするためのパスワード(NetScaler ADCによって提供)。

NetScaler Fusion の構成が完了すると、Fusion データフィードのホームページに一覧表示されます。ステータスは緑色で表示され、モニタリング指標はログ履歴に記録されます。

データフィード履歴

Fusion は、データフィード履歴で実行されるたびに、最後の 100 件の応答を収集します。データフィードのステータス、データに関する情報、サービスから返されたペイロードを表示できます。リストで特定のデータフィードを選択したら、[ ログ履歴 ] をクリックして、データフィードの履歴を表示します。

編集

Fusion データフィードを編集するには、リスト内のデータフィードをクリックし、[ 編集 ] ボタンをクリックします。

編集が完了したら、[ 保存] をクリックします。このアクションにより、変更を保存してデータフィードに適用したデータフィードリストに戻ります。

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