Citrix ADC ingress controller

Rancher が管理する Kubernetes クラスターに Citrix ingress controller をデプロイする

Rancher は、Kubernetes クラスターのデプロイと管理を容易にする直感的なユーザーインターフェイスを備えたオープンソースプラットフォームです。Rancher は、クラウドまたはオンプレミスのあらゆるインフラストラクチャで Kubernetes クラスタをサポートします。Rancher では、組織全体で稼働している複数のクラスターを一元管理することもできます。

Citrix ingress controller はKubernetes Ingressを中心に構築されており 、Ingressリソース構成に基づいて1つ以上のCitrix ADCを自動的に構成できます。Rancherが管理するKubernetesクラスターにCitrix ingress controller を展開して、Citrix ADC 高度な負荷分散およびトラフィック管理機能をクラスターに拡張できます。

前提条件

Kubernetes クラスターを作成し、そのクラスターを Rancher プラットフォームにインポートする必要があります。

展開オプション

Citrix ADC CPXをクラスター内のポッドとしてデプロイすることも、Kubernetesクラスターの外部にCitrix ADC MPXまたはVPXアプライアンスをデプロイすることもできます。

Citrix ADCの使用方法に基づいて、Citrix ingress controller をRancherプラットフォーム上のKubernetesクラスターに展開する方法は2つあります。

  • 同じポッド内のCitrix ADC CPXとともにサイドカーコンテナとして:このモードでは、Citrix ingress controller がCitrix ADC CPXを構成します。

  • Kubernetesクラスターのスタンドアロンポッドとして:このモードでは、クラスター外にデプロイされたCitrix ADC MPXまたはVPXアプライアンスを制御できます。

Citrix ADC CPXでCitrixイングレスコントローラーをサイドカーとして展開する

この展開では、Citrix ADC CPX インスタンスを使用して、Kubernetes クラスター内のマイクロサービスへの南北トラフィックの負荷分散を行うことができます。Citrix ingress controller は、 citrix-k8s-cpx-ingress.yamlファイルを使用して、同じポッド内のCitrix ADC CPXコンテナとともにサイドカーとして展開されます。

Citrix IngressコントローラーをCitrix ADC CPXとともにサイドカーとしてRancherプラットフォームに展開するには、次の手順を実行します。

  1. 以下のコマンドを使用してcitrix-k8s-cpx-ingress.yamlファイルをダウンロードします。

    wget  <https://raw.githubusercontent.com/citrix/citrix-k8s-ingress-controller/master/deployment/baremetal/citrix-k8s-cpx-ingress.yml>
    
  2. Rancher GUI クラスタページで、[グローバル] ビューから [クラスタ] を選択します。
  3. [Clusters] ページで、アクセスするクラスターを開きます。
  4. Launch kubectlをクリックすると、Kubernetes クラスターと対話するためのターミナルが開きます。
  5. 起動したターミナルにcpx.yamlという名前のファイルを作成し、 変更したcitrix-k8s-cpx-ingress.yamlファイルの内容をそのcpx.yamlファイルにコピーします。
  6. 次のコマンドを使用して、新しく作成した YAML ファイルをデプロイします。

        kubectl create -f cpx.yaml
    
  7. 次のコマンドを使用して、Citrix ingress controller が正常に展開されたかどうかを確認します。

    kubectl get pods --all-namespaces
    

Citrix ingress controller をスタンドアロンポッドとして展開する

この展開では、スタンドアロンポッドとして実行されるCitrix ingress controller により、KubernetesクラスターからCitrix ADC MPX、またはVPXアプライアンスを制御できます。このデプロイメントには、 citrix-k8s-ingress-controller.yamlファイルを使用できます。

作業を始める前に: Citrix ingress controller の展開に必要な前提条件をすべて満たしていることを確認します

Citrix ingress controller をスタンドアロンポッドとしてRancherプラットフォームにデプロイするには:**

  1. 以下のコマンドを使用して citrix-k8s-ingress-controller.yamlファイルをダウンロードします。

    wget <https://raw.githubusercontent.com/citrix/citrix-k8s-ingress-controller/master/deployment/baremetal/citrix-k8s-ingress-controller.yaml>
    
  2. citrix-k8s-ingress-controller.yaml ファイルを編集し、「 Citrix ingress controller をポッドとして展開する」の情報を使用して環境変数の値を入力します。

    注: Citrix Ingress Controllerによって管理されるIngressリソースのStatus.LoadBalancer.Ingressフィールドを、割り当てられたIPアドレスで更新するには、Citrix ingress controller 起動時にコマンドライン引数--update-ingress-status yesを指定する必要があります。詳細については、 指定した IP アドレスの Ingress リソースの Ingress ステータスの更新を参照してください

  3. Rancher GUI クラスタページで、[グローバル] ビューから [クラスタ] を選択します。
  4. [Clusters] ページで、アクセスするクラスターを開きます。
  5. Launch kubectlをクリックすると、Kubernetes クラスターと対話するためのターミナルが開きます。
  6. 起動したターミナルにcic.yamlという名前のファイルを作成し、 変更したcitrix-k8s-ingress-controller.yamlファイルの内容をcic.yamlにコピーします。
  7. 以下のコマンドを使用してcic.yamlファイルをデプロイします。

    kubectl create -f cic.yaml
    
  8. 次のコマンドを使用して、Citrix ingress controller が正常に展開されたかどうかを確認します。

    kubectl get pods --all-namespaces
    
Rancher が管理する Kubernetes クラスターに Citrix ingress controller をデプロイする