Covid-19自己申告の統合
Covid-19自己申告の統合を展開すると、Covid-19についてCitrix Workspaceから自己申告を送信できます。
ご意見、ご要望をお聞かせください。この統合テンプレートに関するフィードバックをお送りください。また、問題についてはサポートチームが専用のフォーラムを毎日確認いたします。
このマイクロアプリの包括的な詳細については、「Covid自己申告マイクロアプリの使用」を参照してください。
必須条件の確認
この統合には、PodioのCOVID自己申告アプリパックが必要です。詳しくは、「Citrix PodioでのCovid自己申告アプリの入手と構成」を参照してください。
Covid-19自己申告でこの統合をセットアップした後、Citrix Workspaceマイクロアプリに統合を追加するには、以下のアーティファクトが必要になります:
-
ベースURL:
https://api.podio.com
- Covid自己申告アプリID:PodioワークスペースのアプリIDを入力します。「アプリIDとアプリトークンの収集」を参照してください。
- Covid自己申告ビューID:PodioワークスペースのアプリのビューIDを入力します。「ビューIDの収集」を参照してください。
- 国データアプリID:Covid-19自己申告で使用できる国データアプリIDを入力します。「国データアプリIDの収集」を参照してください。
-
認証方法:OAuth 2.0
注:
利用可能な場合は、サービス認証方法として常にOAuth 2.0を使用することをお勧めします。OAuth 2.0は、統合が、構成済みのマイクロアプリとの最大限のセキュリティコンプライアンスを満たすことを保証します。
- 許可の種類のフロー:認証コード
- 許可の種類の値:authorization_code
-
コールバックURL:
https://{yourmicroappserverurl}.us.iws.cloud.com/admin/api/gwsc/auth/serverContext
- トークン認証:要求本文
- トークンコンテンツの種類:URLエンコード形式
-
認証URL:
https://podio.com/oauth/authorize
-
トークンURL:
https://podio.com/oauth/token
- クライアントID:クライアントIDは、承認サーバーに固有のクライアント登録情報を表す文字列です。
- クライアントシークレット:クライアントシークレットは、ターゲットアプリケーション統合のセットアップ時に発行される一意の文字列です。
- 更新トークンURL:空のまま
- スコープ:空のまま
- リレー状態:[なし]
-
アクセストークンパラメーター:以下の手順に従って、名前と値のパラメーターを入力します:
- app_id:PodioワークスペースのアプリIDを入力します。「アプリIDとアプリトークンの収集」を参照してください。
- app_token:Podioワークスペースのアプリトークンを入力します。「アプリIDとアプリトークンの収集」を参照してください。
- grant_type:app
- 要求レート制限:1分あたり15件
- 要求のタイムアウト:120
サービスアカウントの作成
統合ではCovid自己申告インスタンスへの定期的なアクセスが必要なので、Covid自己申告の専用のユーザーアカウントを作成することをお勧めします。このアカウントは、PodioワークスペースのCovid自己申告アプリの管理者またはメンバーである必要があります。
PodioワークスペースのCovid自己申告に複数の管理者/メンバーを追加する方法については、「Inviting and adding members to a Podio workspace」を参照してください。
Citrix PodioでのCovid自己申告アプリの入手と構成
この統合には、COVID自己申告アプリパックが必要です。アプリパックには、Covid自己申告アプリと国データアプリが含まれています。Podio App Marketから次のアプリパックをインストールします:COVID自己申告アプリパック。
アプリを構成するには、次の手順に従います:
- Citrix Podioインスタンスにログインします:https://podio.com/。
- 適切な名前でワークスペースを作成します。
-
国データアプリをワークスペースに追加し、次の4つのフィールドを国データアプリに挿入します:
- 地域:地域名を格納する
Region
という名前のテキストコンポーネントを追加します。 - 国:地域に関して、エンドユーザーに表示する国または都市名を格納する、
Countries
という名前のテキストコンポーネントを追加します。 - ガイドライン:エンドユーザーが従うべきガイドラインや条件を格納する、
Guidelines
という名前のテキストコンポーネントを追加します。 - 画像:ユーザーの地域に適した任意の画像を保存する、
Image
という名前のリンクコンポーネントを追加します。
- 地域:地域名を格納する
-
Covid自己申告アプリをワークスペースに追加し、次の6つのフィールドをCovid自己申告アプリに挿入します:
- 名前:従業員/ユーザーの名前を格納する、
Name
という名前のテキストコンポーネントを追加します。 - メール:従業員/ユーザーのメールアドレスを格納する、
Email
という名前のメールコンポーネントを追加します。 - 条件:
Condition
という名前のカテゴリコンポーネントを追加して、2つのカテゴリオプション:Agree
およびDisagree
を挿入します。 - CreatedOn:同意する/同意しない日時の値を格納する、
CreatedOn
という名前の日付コンポーネントを追加します。 - 地域:従業員/ユーザーが選択した地域の値を格納する、
Region
という名前のテキストコンポーネントを追加します。 - 国:従業員/ユーザーが選択した国の値を格納する、
Country
という名前のテキストコンポーネントを追加します。
- 名前:従業員/ユーザーの名前を格納する、
OAuthクライアントアプリの構成
- Podioワークスペースアプリケーション管理者として、Podio開発者サイトにログインします:https://developers.podio.com。
- [Generate Your API Key] を選択します。
-
[Get an API key now] を選択し、以下の手順に従って [Application name] フィールドと [Domain] フィールドに入力します。
- Application name: アプリ名を入力します。
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Domain:[Full domain (without protocol) of your return URL] にマイクロアプリのインスタンスURLを入力します。URL
{yourmicroappserverurl}
のこのセクションは、テナント部分、リージョン部分、環境部分で構成されています:https://{tenantID}.{region(us/eu/ap-s)}.iws.cloud.com
。
- [Generate API Key] を選択します。
- 今後必要となる場合に備えて、[Your API keys]で [Client ID] および [Client Secret] の値をコピーして保管します。
詳しくは、https://docs.citrix.com/en-us/citrix-microapps/set-up-template-integrations/integrate-podio.html#collect-client-id-and-client-secretを参照してください。
アプリIDとアプリトークンの収集
PodioからアプリIDとアプリトークンを収集し、ユーザーではなくアプリとして認証します。アプリIDアクセスにより、ユーザーは関連するPodioワークスペース内のアプリのデータにのみアクセスできます。このIDは、PodioワークスペースのPodioアプリから収集します。ワークスペースに複数のアプリがある場合は、ワークスペースに関連付けられている任意のアプリIDを使用できます。
次の手順を実行します:
- Podioにログインして、Podioアプリに移動します。
- アプリ名の横にあるツールアイコンを選択します。
- [App] で [Developer] を選択します。
- アプリケーションIDのフィールドとトークンのフィールドをコピーして保存します。これらの値は、統合を設定するときに、アクセストークンパラメーターとして入力します。
詳しくは、https://docs.citrix.com/en-us/citrix-microapps/set-up-template-integrations/integrate-podio.html#collect-app-id-and-app-tokenを参照してください。
ビューIDの収集
- Podioにログインして、Podioアプリに移動します。
- 以下で指定されたフィールドにマウスオーバーすると、Webブラウザーの左下にビューIDが表示されます。Covid-19自己申告の場合は、[Agreed/Disagreed] にカーソルを置いて、URLリンクに含まれるビューIDを探します。
詳しくは、https://docs.citrix.com/en-us/citrix-microapps/set-up-template-integrations/integrate-podio.html#collect-view-idを参照してください。
国データアプリIDの収集
- Podioにログインして、Podioアプリに移動します。
- アプリ名の横にあるツールアイコンを選択します。
- [Country Data App] で [Developer] を選択します。
- アプリケーションIDのフィールドとトークンのフィールドをコピーして保存します。これらの値は、統合を設定するときに、アクセストークンパラメーターとして入力します。
Citrix Workspaceマイクロアプリへの統合の追加
Covid自己申告の統合をCitrix Workspaceマイクロアプリに追加して、アプリケーションに接続します。これにより、通知とアクションが設定済みとなっている追加設定不要のマイクロアプリを、Workspace内で使用できるようになります。
次の手順を実行します:
- [マイクロアプリ統合] ページで [新しい統合を追加] および [Citrix提供のテンプレートから新しい統合を追加する] を選択します。
- Covid自己申告タイルを選択します。
- 統合の統合名を入力します。
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コネクタのパラメーターを入力します。
- インスタンスのベースURLを入力します:
https://api.podio.com
- PodioアプリIDを入力します。
- PodioワークスペースのアプリのビューIDを入力します。
- インスタンスのベースURLを入力します:
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[サービス認証] で [認証方法] メニューから [OAuth 2.0] を選択して認証の詳細を完了します。認証オプションは事前に選択されています。プロセスの完了時に、これらのオプションが選択されていることを確認してください。OAuth 2.0セキュリティプロトコルを使用して、委任されたアクセスの要求/承認トークンを生成します。利用可能な場合は、サービス認証方法として常にOAuth 2.0を使用することをお勧めします。OAuth 2.0は、統合が、構成済みのマイクロアプリとの最大限のセキュリティコンプライアンスを満たすことを保証します。
- [許可の種類のフロー] メニューで [認証コード] を選択します。
- [許可の種類の値] フィールドに「authorization_code」と入力します。
-
[コールバックURL] フィールドに
https://{yourmicroappserverurl}.us.iws.cloud.com/admin/api/gwsc/auth/serverContext
を入力します。 - [トークン認証] メニューから [要求の本文] を選択します。
- [トークンコンテンツの種類] メニューから [URLエンコード形式] を選択します。
-
[認証URL] フィールドに
https://podio.com/oauth/authorize
を入力します。 -
[トークンURL] フィールドを確認します。ここには次の値が事前に入力されています:
https://podio.com/oauth/token
- クライアントIDを入力します:クライアントIDは、承認サーバーに固有のクライアント登録情報を表す文字列です。クライアントIDとクライアントシークレットは、APIキーを生成した際に取得しています。「OAuthクライアントアプリの構成」を参照してください。
- クライアントシークレットを入力します:クライアントシークレットは、ターゲットアプリケーション統合のセットアップ時に発行される一意の文字列です。クライアントIDとクライアントシークレットは、APIキーを生成した際に取得しています。「OAuthクライアントアプリの構成」を参照してください。
- 更新トークンURL:空のまま
- スコープ:空のまま
-
リレー状態:[なし]
- 次のアクセストークンパラメーターを追加します。詳しくは、「アプリIDとアプリトークンの収集」を参照してください。
- app_id:PodioワークスペースのアプリIDを入力します。
- app_token:Podioワークスペースのアプリトークンを入力します。
- grant_type:app
-
[OAuth認証]で [承認] を選択して、サービスアカウントにログインします。Googleのログイン画面がポップアップで表示されます。
- サービスアカウントのユーザー名とサービスアカウントのパスワードを入力し、[ログイン]を選択します。
- [同意] を選択します。
- [要求レート制限] フィールドに「1分あたり15件」と入力します。
-
[要求タイムアウト] フィールドに
120
と入力します。 - [保存] を選択して続行します。
これで、最初のデータ同期を設定して実行する準備ができました。同期ルール、スケジュールを満たさない同期、および拒否ルールについて詳しくは、「データの同期」を参照してください。
注:
増分同期を1時間に1回、完全同期を1日に2~3回の頻度で実行することをお勧めします。
APIエンドポイントとテーブルエンティティについて詳しくは、「Covid-19自己申告コネクタの仕様」を参照してください。
Covid自己申告マイクロアプリの使用
既存のアプリケーション統合には、追加設定不要のマイクロアプリが付属しています。これらのマイクロアプリから開始して、ニーズに合わせてカスタマイズします。
自己申告: Citrix WorkspaceからCovid-19自己申告における毎日の回答を送信します。
通知またはページ | ユースケースワークフロー |
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Covid自己申告 - 同意する:アイテム変更通知 | Covid-19自己申告で同意したすべての回答の送信に対して、通知を受け取ります。 |
Covid自己申告 - 同意しない:アイテム変更通知 | Covid-19自己申告で同意しなかったすべての回答の送信に対して、通知を受け取ります。 |
新しい自己申告 - 同意する:新規アイテムの通知 | Covid-19自己申告で同意したすべての回答の送信に対して、通知を受け取ります(新規ユーザー)。 |
新しい自己申告 - 同意しない:新規アイテムの通知 | Covid-19自己申告で同意しなかったすべての回答の送信に対して、通知を受け取ります(新規ユーザー)。 |
地域の選択:アイテムページ | 勤務地を選択します。 |
自己申告ガイドラインページ | 毎日の自己申告で回答を送信します。 |
同意した自己申告:アイテムページ | 毎日の自己申告において同意した回答の詳細を表示します。 |
確認済みの自己申告ページ | 通知フィードで、毎日の自己申告において同意した回答の詳細を表示します。 |
拒否した自己申告ページ | 毎日の自己申告において同意しなかった回答の詳細を表示します。 |
同意しなかった自己申告ページ | 通知フィードで、毎日の自己申告において同意しなかった回答の詳細を表示します。 |