Workdayの統合

Workdayと統合して、要求の送信、要求のステータスに関する通知の受信、および通知への対応を簡単に行えるようにします。

Workdayと統合して、要求の送信、要求のステータスに関する通知の受信、および通知への対応を簡単に行えるようにします。このプロセスを完了すると、Citrixマイクロアプリの使用によって実行されたすべてのアクションを含む、既存のレベルの監査ログが保持されます。以下のプロセスを使用して、Workday統合を有効にします。

追加設定不要のWorkdayマイクロアプリの一覧については、「Workdayマイクロアプリの使用」を参照してください。

マイクロアプリで統合をセットアップする前に、前提条件を満たしていることを確認してから、以下を実行します:

  • APIクライアントを登録し、クライアントIDとクライアントシークレットを生成および収集することによって、APIアクセスを有効にします。
  • カスタムレポートを作成します。
  • カスタムレポートURLを生成します。
  • Workspaceでディープリンクをセットアップします。
  • 休暇申請用のビジネスプロセスを編集します。
  • セキュリティグループの権限を管理します。

必須条件の確認

このセットアッププロセスでは、Workdayコネクタの管理者アカウントおよび次のサービスアカウント権限が必要です。

  • 非一時カスタムレポートの作成へのアクセス。
  • 人事、統合、パフォーマンス管理、リソース管理、およびカスタムレポートAPIへのアクセス。
  • ディープリンクセットアッププロセスの一部であるマイルストーンデータのダウンロードでは、管理者に次のセキュリティグループが割り当てられている必要があります:
    • 人事管理者
    • 情報管理者
  • Citrix GatewayがWorkdayのシングルサインオンに対応するように構成して、ユーザーがログインすると、再度資格情報を入力しなくても自動的に再ログインできるようにします。Workday Single Sign-on構成の手順に従ってください。SSOの構成について詳しくは、「Citrix Gatewayサービス」を参照してください。

Workdayでこの統合をセットアップした後、マイクロアプリで統合をセットアップするときに、これらのアカウントの資格情報を入力するには、以下のアーティファクトが必要です:

  • URL
  • ユーザー名
  • テナント
  • パスワード
  • クライアントID
  • クライアントシークレット
  • Workday REST APIエンドポイント
  • トークンエンドポイント
  • 承認エンドポイント
  • 収集されたカスタムレポートURL

Workday APIクライアントの登録

APIクライアントを登録して、各環境のクライアントIDとクライアントシークレットを生成します。複数の環境がある場合は、個々の環境ごとにAPIクライアントを登録する必要があります。

  1. 管理者としてWorkdayにログインし、[Register API Client] を探します。以下の必須フィールドに入力します:

    • [Client Name] を入力します。
    • [Client Grant Type][Authorization Code Grant] を選択します。
    • [Access Token Type][Bearer] を選択します。
    • 次のリダイレクトURIを入力します: https://{yourmicroappserverurl}/app/api/auth/serviceAction/callback
    • [Refresh Token Timeout (in days)] に値30を入力します。

    Workdayクライアント名のフィールド

    • 以下の [OAuth2スコープ] を選択します:
      • Core Payroll
      • Expenses
      • Integration
      • Staffing
      • System
      • Tenant Non-Configuratble
      • Time Off and Leave
      • Workday-Owned
      • Worktags
    • 以下の [Scope (Functional Areas)] を選択します:
      • Core Payroll
      • Organizations and Roles
      • Staffing
      • Tenant Non-Configuratble
      • Time Off and Leave
      • Worktags
    • [Workday Owned Scope] チェックボックスをオンにします。

    Workday OAuthスコープのフィールド

  2. [OK] を選択します。クライアントIDとクライアントシークレットが生成されます。収集し、後でセットアッププロセス中に使用するために保存します。

  3. [Done]を選択して完了し、終了します。

カスタムレポートの作成

以下の各レポートについて、Workdayでカスタムレポートを作成します。添付のスプレッドシートをダウンロードし、スプレッドシートの説明に従って正確に詳細を入力します。入力した詳細が提供されているレポートと異なる場合、このプロセスは機能しません。たとえば、間違った名前を使用すると、レポートは生成されますが、データはダウンロードされません。

  1. 以下のカスタムレポートスプレッドシートのいずれかを開きます:

  2. Workdayで [Create Custom Report] を探します。
  3. [Report Name] を入力します。この名前は、URLを作成するレポートのスプレッドシートと同一である必要があります。
  4. [Report Type] として [Advanced] を選択します。
  5. [Data Source] を入力します。この値は、URLを作成するレポートのスプレッドシートと同一である必要があります。
  6. [Enable As Web Service] チェックボックスをオンにします。
  7. [OK] を選択します。

    カスタムレポートは、入力した3つのフィールド以外は未入力で開きます。

  8. スプレッドシートに記載されているとおりに詳細を正確に入力します。見出しに注意してください。見出しはWorkday UIのタブと一致します。
  9. [Column Heading Override XML Alias] フィールドは、列に入力しているとおりに自動生成されます。[Column Heading Override XML Alias] の値がスプレッドシートの指示と一致することを確認します。この値は頻繁に変化します。
  10. [OK] を選択します。カスタムレポートが作成されます。

カスタムレポートURLの生成

カスタムレポートのデータをダウンロードして通知を生成するには、カスタムレポートのURLを生成し、WSDLをダウンロードする必要があります。マイクロアプリの設定手順を完了するには、これらのURLが必要です。

  1. Workdayで、作成したカスタムレポートを開きます。
  2. [Actions] を選択し、レポートの名前を選択して設定を開きます。
  3. [Actions]>[Web Service]>[View URLs] >[WSDLs]を選択します。
  4. [Entered On] フィールドに日付を入力します。
  5. [Workday XML]セクションにあるWSDLリンクを右クリックして、[Copy URL]を選択します。(URLの例:https://wd2-impl-services1.workday.com/ccx/service/customreport2/company_tenant / user_name / report_name?wsdl)。

このURLを保存して、「Citrix Workspaceマイクロアプリへの統合の追加」手順でマイクロアプリをセットアップするときに使用します。

Workspaceでのディープリンクのセットアップ

この記事を参照したら、管理者に連絡して、WorkdayでCitrix Workspaceマイクロアプリのディープリンクをセットアップするように依頼してください。

以下のユースケースでは、対応するディープリンクが必要です。たとえば、ドメインがimpl.workday.comで、テナントがcitrix_gms2vである場合、経費レポートの作成のURLは以下になります:https://impl.workday.com/citrix_gms2/d/task/2997$995.htmld:

  • 経費レポートの作成 https://your_domain/your_tenant/d/task/2997$995.htmld

  • フィードバックの作成 https://your_domain/your_tenant/d/task/2997$3067.htmld

  • マイルストーンの作成 https://your_domain/your_tenant/d/task/2998$8704.htmld

  • 職務変更の作成 https://your_domain/your_tenant/d/task/2997$4819.htmld

  • 職務変更の承認/拒否 https://your_domain/your_tenant/d/unifiedinbox/initialinbox/2998$17139.htmld

注:

このデータを保存していない場合は、Workdayアカウントにログインして、URLからコピーしてください。統合が新しく追加されるたびに、これらのディープリンクを設定する必要があります。

休暇申請用のビジネスプロセスの編集

使用しているWorkdayテナントに応じて、休暇申請を作成するビジネスプロセスを確立させます。そのビジネスプロセスを、以下の手順に示すように変更します。

  1. Workdayで、[bp: request time off]を探して、[Request Time Off for Global Modern Services]を選択します。
  2. [Actions]>[Business Process]>[Edit Definition] と進みます。
  3. 必要な場合以外は [Effective Date] は変更せず、[OK]を選択します。
  4. [Business Process Steps] で、[+]アイコンを選択して新しい行を追加します。
  5. [Order]「b」 を入力します。
  6. [Type]「Approval」 を入力します。
  7. [Group] で、メニューから [Manager] を選択します。
  8. [OK] を選択して、[Done]を選択します。

セキュリティグループの権限の管理

セキュリティグループの適切なセキュリティ権限を有効にするには、2つの手順を実行します。最初にグループに権限を追加し、設定をアクティブ化します。次に、セキュリティグループを追加してすべてのリストを表示し、設定をアクティブ化します。

統合権限の追加とアクティブ化

  1. Workdayで、[view security group]を探します。
  2. 必要なセキュリティグループを検索して選択し、[OK] を選択します。
  3. [Actions]>[Security Group]>[Maintain Security Permissions] と移動します。
  4. [Integration Permissions] セクションにある [Domain Security Policies permitting Get access] フィールドで、次の権限のリストを検索し、それらすべてを追加します。検索ではコロン (:) を使用しないでください:

    Workday統合権限

    • Manage: Organization Integration
    • Worker Data: Public Worker Reports
    • Set Up: Spend Categories
    • Worker Data: Headcount Reports
    • Business Process Administration
    • Business Process Reporting
    • Set Up: Expense Item
    • Process: Purchase Order – View
    • Process: Expense Report – View
    • Worker Data: Active Employees
    • Worker Data: Current Staffing Information
    • Worker Data: Time Off (Time Off Balances)
    • Worker Data: Time Off (Time Off)
    • Worker Data: Time Off
  5. [OK] を選択して確認し、[Done]を選択します。
  6. [Activate Pending Security Policy Changes] を探します。
  7. [Comment] フィールドに 「Activate」 と入力し、[OK]を選択します。
  8. [Confirm] チェックボックスをオンにして、[OK]を選択します。 権限が更新され、アクティブ化されました。

セキュリティグループを追加してアクティブ化し、すべてのリストを表示する

  1. [bp:change job] を探して、[Change Job for Global Modern Services]を選択します。
  2. [Actions]>[Business Process]>[Edit] と進みます。

    Workdayビジネスプロセスの画面

  3. [View All] セクションまでスクロールします。すべてを表示できるセキュリティグループのリストに、セキュリティグループを追加します。
  4. [OK] を選択して、[Done]を選択します。
  5. [Activate Pending Security Policy Changes] を探します。
  6. [Comment] フィールドに 「Activate」 と入力し、[OK]を選択します。
  7. [Confirm] チェックボックスをオンにして、[OK]を選択します。 権限が更新され、アクティブ化されました。

[View security group] を探し、自分のセキュリティグループを選択することによって、セキュリティグループを表示できます。現在、[Domain Security Policy Permissions][Business Process Security Policy Permissions] の2つのタブがあります。

Citrix Workspaceマイクロアプリへの統合の追加

Workday統合をCitrix Workspaceマイクロアプリに追加して、アプリケーションに接続します。これにより、通知とアクションが設定済みとなっている追加設定不要のマイクロアプリを、Workspace内で使用できるようになります。

次の手順を実行します:

  1. 概要ページから、[はじめに]を選択します。

    [統合の管理]ページが開きます。

  2. [新しい統合を追加] および [Citrix提供のテンプレートから新しい統合を追加する] を選択します。
  3. Workdayタイルを選択します。
  4. 統合の名前を入力します。

    Workdayのコネクタのパラメーター、URL、テナント、クライアントID、クライアントシークレット、ユーザー名、パスワード

  5. 前提条件として収集したコネクタのパラメーターを入力します。
    • インスタンスの [URL] を入力します。
    • Workdayの [テナント] の場所を入力します。
    • 前提条件の手順で収集した [クライアントID][クライアントシークレット] を入力します。
    • [ユーザー名][パスワード] を入力します。
    • 読み込む日数 を入力して、データを読み込むときの日数の制限を設定します。
  6. Workdayが計算する休暇申請を作成して、データをダウンロードし、そのデータに基づいて通知を生成する場合は、[休暇モジュールを有効にしますか?][はい] に切り替えます。これらのURLは「カスタムレポートURLの取得」の手順で収集しました。

    • [Time off request details report URL] にカスタムレポートURLを入力します 。
    • [Time off types per plan report URL] にカスタムレポートURLを入力します。
    • [Event records for time off requests report URL] にカスタムレポートURLを入力します。
  7. 職務変更申請およびWorkdayが計算する経費レポートを作成し、データをダウンロードして、そのデータに基づいて通知を生成する場合は、[Download inbox items (expense report, change job)?][Yes] に切り替えます。これらのURLは「カスタムレポートURLの取得」の手順で収集しました。

    • [Event records for change job report URL] にカスタムレポートURLを入力します。
    • [Event records for expenses report URL] にカスタムレポートURLを入力します。
    • [Staffing activities report URL] にカスタムレポートURLを入力します。

    Workdayのコネクタのパラメーター、URL、テナント、クライアントID、クライアントシークレット、ユーザー名、パスワード

  8. [追加] を選択します。

[マイクロアプリ統合] ページが開き、追加した統合とそのマイクロアプリが表示されています。ここから別の統合を追加したり、追加設定不要のマイクロアプリのセットアップを続行したり、この統合用の新しいマイクロアプリを作成したりできます。

これで、最初のデータ同期を設定して実行する準備ができました。統合アプリケーションからマイクロアプリプラットフォームに大量のデータをプルできるので、[テーブル] ページを使用して、最初のデータ同期のエンティティをフィルタリングし、同期を高速化することをお勧めします。

詳しくは、「統合の構成」で「必要なエンティティの確認」および「データ同期の設定」を参照してください。

APIエンドポイントとテーブルエンティティについて詳しくは、「Workdayコネクタの仕様」を参照してください。

Workdayマイクロアプリの使用

既存のアプリケーション統合には、追加設定不要のマイクロアプリが付属しています。これらのマイクロアプリから開始して、ニーズに合わせてカスタマイズします。

Workdayマイクロアプリ

Workday統合には、以下の設定済みで追加設定不要のマイクロアプリが付属しています:

承認: 経費レポート、休暇、および職務変更申請を承認します。

通知またはページ ユースケースワークフロー
承認が必要な新規職務変更申請通知 新しい職務変更の承認依頼を受け取ると、承認者は通知を受け取ります。
承認が必要な新規経費レポート通知 新しい経費の承認依頼を受け取ると、承認者は通知を受け取ります。
承認が必要な新規休暇通知 新規休暇の承認依頼を受け取ると、承認者は通知を受け取ります。
職務変更申請の承認ページ 職務変更申請の詳細ビューを備えたアクション可能なフォームを提供します。
承認が必要な職務変更申請ページ 承認者の承認待ちの職務変更申請の読み取り専用ビューを提供します。
経費レポートの承認ページ 経費レポートの詳細ビューを備えたアクション可能なフォームを提供します。
承認が必要な経費レポートページ 承認者の承認待ちの経費レポート申請の読み取り専用ビューを提供します。
休暇申請の承認ページ 休暇申請の詳細ビューを備えたアクション可能なフォームを提供します。
承認が必要な休暇申請ページ 承認者の承認待ちの休暇申請の読み取り専用ビューを提供します。

有給休暇申請の作成: 有給休暇(PTO)申請を提出します。

通知またはページ ユースケースワークフロー
有給休暇申請ページ タイプ、開始日、終了日の選択、およびオプションでのコメントの追加を含む、有給休暇(PTO)申請を作成するためのフォームを提供します。

自分の経費: パーソナライズされた、レポートの詳細と個々の経費項目の詳細を含む経費レポート一覧を表示します。

通知またはページ ユースケースワークフロー
経費申請状況更新通知 経費の申請状況が変更されると、経費申請の所有者は通知を受け取ります。
経費レポートの詳細ページ ユーザーのすべての経費の詳細ビューを提供します。
経費レポート報告系統の詳細ぺージ ユーザーの費用の1つの詳細ビューを提供します。
自分の経費ぺージ ユーザーの経費の読み取り専用ビューを提供します。

自分の有給休暇申請: パーソナライズされた休暇申請一覧を表示します。

通知またはページ ユースケースワークフロー
有給休暇申請状況更新通知 有給休暇申請の状況が変更されると、有給休暇申請の所有者は通知を受け取ります。
自分の有給休暇申請ページ 休暇申請の提出日とその状況を含むユーザーのアクティブな休暇申請の読み取り専用ビューを提供します。
有給休暇申請の詳細ページ ユーザーのすべての休暇申請の詳細ビューを提供します。

有給休暇の残り日数: パーソナライズされた残りの休暇日数の一覧を表示します。

通知またはページ ユースケースワークフロー
有給休暇の残り日数ページ ユーザーの残りの休暇日数の読み取り専用ビューを提供します。

注文書: 注文書の詳細を含む注文書を表示します。

通知またはページ ユースケースワークフロー
自分の注文書ページ ユーザーのアクティブな注文書の読み取り専用ビューを提供します。
注文書の詳細ページ ユーザーのすべての注文書の詳細ビューを提供します。