Citrix SD-WAN

マルチリージョンの展開

マスターコントロールノード (MCN) として構成された SD-WAN アプライアンスは、マルチリージョンの展開をサポートします。MCN は、複数の地域制御ノード (RCN) を管理します。各 RCN は、複数のクライアントサイトを管理します。MCN を使用して、一部のクライアントサイトを直接管理することもできます。

MCN をネットワークの制御ノードとし、RCN をリージョンの制御ノードとして使用すると、SD-WAN は最大 6000 のサイトを管理できます。

マルチリージョン展開では、ネットワークをリージョンにフラグメント化し、ブランチ (クライアント) > RCN > MCN などの階層型ネットワークを設定できます。

1 つのリージョンを持つ MCN は、最大 550 のサイトで構成できます。既存のサイトを既定のリージョンに保持し、RCN とそのサイトを持つ新しいリージョンを複数リージョン展開に追加できます。

マルチリージョンの配置トポロジ

次の表に、プライマリおよびセカンダリ MCN/RCN の設定でサポートされているプラットフォームの一覧を示します。

メモ

  • Premium Edition (PE) アプライアンスは、以前はエンタープライズエディション (EE) と呼ばれていました。

  • Citrix SD-WAN 210 SEアプライアンスは、SD-WAN Orchestratorが管理するネットワークでのみMCNとして使用します。

プラットフォーム・エディション プライマリ/セカンダリMCN プライマリ/セカンダリRCN
210-SE はい はい
400-SE はい いいえ
410-SE はい いいえ
1000-SE, 1000-PE はい いいえ
1100-SE, 1100-PE はい はい
VPX-SE、VPXL-SE はい はい
2000-SE, 2100-SE, 2000-PE, 2100-PE, 4000-SE, 4100-SE, 5100-SE, 5100-PE, 6100-SE はい はい

SD-WAN ネットワークのマルチリージョン配置を設定するには、次の手順を実行します。

  1. 構成エディタの「 グローバル 」タブに移動します。[ リージョン] を選択します。デフォルトのリージョン設定オプションが表示されます。

    デフォルトのリージョンの名前と説明は、編集することで変更できます。

  2. [ + 追加 ] をクリックして、新しいリージョンを追加します。

    複数リージョン展開でのリージョンの追加

    リージョンの追加

  3. リージョンの「名称」および「摘要」を入力します。

  4. [ 強制内部 VIP マッチング] または [外部 VIP マッチングを許可] のどちらを使用するかに基づいて、内部VIP マッチングを有効にします。

    • 強制内部 VIP:有効にすると、リージョン内のすべての非プライベート仮想 IP アドレスが、設定されたサブネットと一致するように強制されます。

    • 許可された外部 VIP-有効にすると、他のリージョンからの非プライベート仮想 IP アドレスが、設定されたサブネットと一致することを許可されます。

  5. サブネットを追加するには、[+] をクリックします。ルーティングドメインを選択します。

    サブネットの追加

  6. ネットワーク アドレスを入力します。[ 追加] をクリックします。ネットワークアドレスは、サブネットの IP アドレスとマスクです。新しく作成されたリージョンが、既存のリージョンのリストに追加されます。

    「デフォルト」( Default ) チェックボックスを選択すると、目的の領域をデフォルトとして使用できます。

    デフォルトのリージョン

    MCN を GEO サイトまたはクライアントサイトにクローンすることができます。

SD-WAN Centerでは、マルチリージョンの展開がサポートされています。詳しくは、「SD-WAN Centerマルチリージョンの導入とレポート作成」を参照してください。

変更管理の概要ビュー

マルチリージョン展開で構成されたアプライアンスの変更管理プロセスを実行すると、SD-WAN アプライアンスの GUI に変更管理の概要テーブルが表示されます。

[ リージョン ] 列には、ネットワークで現在設定されているリージョンのリストが表示されます。特定のリージョンの変更管理サマリーは、サマリーテーブルで選択することで表示できます。

デフォルトのリージョンの概要:

リージョンサマリテーブル

リージョンの要約:

AMEA 地域の概要

場合によっては、「 グローバルマルチリージョンサマリ 」テーブルに表示される「 サイト合計 」の値が、残りの列の合計よりも小さくなることがあります。

たとえば、分岐ノードが接続されていない場合、分岐が 2 回カウントされます。1 回は「未接続」として、1 回は「準備/ステージング」としてカウントされます。

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