印刷のポリシー設定
印刷セクションには、クライアントからの印刷の管理に関するポリシー設定が含まれています。
クライアントプリンターリダイレクト
この設定項目では、ユーザーのログオン時にクライアントプリンターをサーバーに自動的にマップすることを許可または禁止します。
デフォルトでは許可されます。この設定項目が無効の場合、PDFプリンターはセッションで自動作成されません。
関連する設定項目:クライアントプリンターを自動作成する
デフォルトプリンター
この設定では、セッションのデフォルトのクライアントプリンターとして設定するプリンターを指定します。
デフォルトでは、ユーザーの現在のデフォルトプリンター(通常使うプリンター)がセッションのデフォルトプリンターとして使用されます。
[デフォルトプリンターの設定を変更しない]を選択すると、リモートデスクトップサービスまたはWindowsのユーザープロファイルで設定されているデフォルトプリンターが使用されます。この場合、デフォルトプリンターはプロファイルに保存されず、ほかのセッションやクライアント側のプロパティにより変更されなくなります。このオプションでは、セッションで最初に自動作成されたプリンターがセッションのデフォルトプリンターになります。つまり、以下のどちらかのプリンターになります。
- Windowsサーバーの [コントロールパネル]>[デバイスとプリンター] でローカルに追加された最初のプリンター。
- サーバーにローカルプリンターが追加されていない場合は、最初に自動作成されたプリンター。
プロファイルの設定に基づいてユーザーに最も近いプリンターを提供する(近接プリンター機能を使用する)場合に、このオプションを使用できます。
プリンター割り当て
この設定は、[デフォルトプリンター]設定および[セッションプリンター]設定の代わりに使用します。特定のサイト、大規模グループ、または組織単位用のポリシーを構成する場合は、[デフォルトプリンター]設定および[セッションプリンター]設定を使用します。[プリンター割り当て] 設定は、多くのプリンターのグループを複数のユーザーに割り当てる場合に使用します。
この設定では、ユーザーデバイスを一覧に追加して、そのユーザーデバイス上のデフォルトプリンターがセッションでどのように使用されるかを指定します。
デフォルトでは、ユーザーの現在のデフォルトプリンター(通常使うプリンター)がセッションのデフォルトプリンターとして使用されます。
また、各ユーザーデバイスに対してセッションで自動作成するネットワークプリンターを指定します。デフォルトでは、プリンターは指定されていません。
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デフォルトプリンター値は、以下のように設定します。
ユーザーデバイスの現在のデフォルトプリンターを使用する場合は、[変更しない]を選択します。
現在のリモートデスクトップサービスまたはWindowsのユーザープロファイルで設定されているデフォルトプリンターを使用する場合は、[変更しない]を選択します。この場合、デフォルトプリンターはプロファイルに保存されず、ほかのセッションやクライアント側のプロパティにより変更されなくなります。このオプションでは、セッションで最初に自動作成されたプリンターがセッションのデフォルトプリンターになります。つまり、以下のどちらかのプリンターになります。
- Windowsサーバーの [コントロールパネル]>[デバイスとプリンター] でローカルに追加された最初のプリンター。
- サーバーにローカルプリンターが追加されていない場合は、最初に自動作成されたプリンター。
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セッションプリンター値を設定するには、自動作成するプリンターのUNCパスを入力します。この一覧の設定は、ユーザーがログオンするたびに適用できます。
プリンター自動作成イベントログの設定
この設定では、プリンターの自動作成処理中にログに記録するイベントを指定します。エラーおよび警告をログに記録しない、エラーのみを記録する、またはエラーおよび警告を記録することを選択できます。
デフォルトでは、エラーおよび警告がログに記録されます。
たとえば、プリンターのネイティブドライバーをインストールできず、代わりにユニバーサルプリンタードライバーがインストールされた場合は、警告がログに記録されます。このような状況でユニバーサルプリンタードライバーを使用できるようにするには、[ユニバーサル印刷の使用]設定で[ユニバーサル印刷のみを使用する]または[要求されたドライバーを使用できない場合にのみユニバーサル印刷を使用する]を選択します。
セッションプリンター
この設定では、セッションで自動作成するネットワークプリンターを指定します。ICA/HDXセッションでは、Citrix Print Managerサービス(CpSvc.exe)によって、セッションプリンターポリシー設定で指定されたネットワークプリンターごとに、セッションログオン時にネットワークプリンター接続が作成されます。プリンターは、セッションのログオフ時に削除されます。デフォルトでは、プリンターは指定されていません。
セッションプリンターポリシー設定では、ネットワークプリンターはWindowsプリントサーバーまたはCitrixユニバーサルプリントサーバー上に存在します。
- Windowsプリントサーバー: 1つまたは複数のネットワークプリンターを共有します。ネットワークプリンターを使用するために必要なネイティブのプリンタードライバーも用意されています。
- ユニバーサルプリントサーバー: CitrixユニバーサルプリントサーバーソフトウェアがインストールされているWindowsプリントサーバーです。
Windowsプリントサーバーを使用する場合、Citrix Print Managerサービスはネイティブのプリンタードライバーを使用してネットワークプリンターの接続を作成します。Citrix Virtual Appsサーバーには、ネイティブのプリンタードライバーがインストールされている必要があります。
Citrixユニバーサルプリントサーバーを使用する場合、Citrix Print Managerサービスはネイティブのプリンタードライバー、Citrixユニバーサルプリンタードライバー、またはCitrix Universal XPSプリンタードライバーのいずれかを使用してネットワークプリンターの接続を作成します。使用するドライバーは、ユニバーサルプリントドライバーの使用ポリシー設定によって制御されます。
現在、すべてのWindowsプリンタードライバーのバージョンは、v3またはv4のいずれかです。詳しくは、Support for the Microsoft V3 and V4 Printer Driver Architecturesを参照してください。
セッションプリンターを追加してからセッションに表示されるかどうかを確認するには、以下の手順を実行します:
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Web Studioにサインインし、左側のペインで [ポリシー] を選択し、[ポリシー] タブをクリックします。
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セッションプリンターポリシーを有効にします。
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このポリシーに、セッションプリンターを追加します。自動作成するプリンターを追加するには、そのプリンターのUNCパスを入力します。この一覧の設定は、ユーザーがログオンするたびに適用できます。セッションプリンターが一覧に表示されている必要があります。
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ポリシーの設定後、公開アプリケーションにセッションプリンターが表示されないことがあります。この問題は、Citrix Virtual Appsサーバーのプリンタードライバーがないか、ポリシーが作成されているが有効になっていない場合に発生する可能性があります。
注:
セッションプリンターにネイティブプリンタードライバーが必要で、ネイティブプリンタードライバーがVDAにインストールされていない場合、セッションプリンターがセッションで作成されないことがあります。
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公開デスクトップを起動して、手動で[デバイスとプリンター]>[コントロールパネル] からセッションプリンターを追加します。
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これが失敗する場合は、Citrix Virtual Appsサーバーとプリントサーバー間の通信を調査します。RDPでのテストの実行を検討してください。
プリンターの自動作成を待機する
Citrix Virtual Desktopsでこの機能を有効にするには、Delivery Controllerのポリシーを有効にします。
プリンターの自動作成を待機する(サーバーデスクトップ):
この設定では、クライアントがリダイレクトされたプリンターが自動作成されるまでセッションへの接続を遅延させることができます。
デフォルトでは、プリンターの作成を待機せずに接続します。
注:
このポリシーは、Citrix Virtual Apps and Desktopsバージョン7.17以降でサポートされています。