ツール

以下のツールおよびユーティリティを使ってPersonal vDiskの機能を構成、管理、および監視できます。

カスタムの規則ファイル

Personal vDiskに付属の規則を使用して、Personal vDiskイメージの以下のデフォルトの動作を変更できます。

  • Personal vDisk上のファイルの表示/非表示
  • ファイルに対する変更内容のマージ方法
  • ファイルの書き込みの許可/禁止

カスタムの規則ファイルおよびコピーオンライトについて詳しくは、各ファイル内に記述されているコメントを参照してください。これらのファイルは、Personal vDiskをインストールしたマシンのC:\ProgramData\Citrix\personal vDisk\Configにあります。「custom_*」という名前のファイルには、規則の説明と規則を有効にする方法が記述されています。

サイズ変更とプール統計のスクリプト

Personal vDiskのサイズを監視したり管理したりするための2つのスクリプトが、Citrix Virtual Apps and DesktopsインストールメディアのSupport\Tools\Scriptsフォルダーに収録されています。また、Support\Tools\Scripts\PvdToolフォルダーに収録されているPersonal vDisk Image Update Monitoring Tool(イメージ更新監視ツール)を使用することもできます。詳しくは、http://blogs.citrix.com/2014/06/02/introducing-the-pvd-image-update-monitoring-tool/を参照してください。

resize-personalvdisk-pool.ps1スクリプトでは、カタログ内のすべてのデスクトップのPersonal vDiskのサイズを増やすことができます。このスクリプトを使用するには、Studioが動作するマシン上に、使用するハイパーバイザーに対応する以下のスナップインまたはモジュールをインストールする必要があります。

  • XenServer:XenServerPSSnapin
  • vCenter:vSphere PowerCli
  • System Center Virtual Machine Manager:VMMコンソール

personal-vdisk-poolstats.ps1スクリプトでは、複数のPersonal vDiskに対してアプリケーション領域とユーザープロファイル領域の容量を確認したり、イメージの更新状態を確認したりできます。イメージを更新する前にこのスクリプトを実行すると、更新の失敗の原因となる空き容量不足のデスクトップを特定することができます。このスクリプトを使用するには、Personal vDiskデスクトップのファイアウォールで、Windows Management Instrumentationからの受信規則(WMI受信)が有効になっている必要があります。この規則は、マスターイメージまたはGPOを使用して有効にできます。

イメージの更新に失敗すると、[Update]列にその原因が表示されます。

アプリケーション領域のリセット

問題のあるアプリケーションのインストールなどが原因でユーザーのデスクトップが破損した場合は、管理者がPersonal vDiskのアプリケーション領域を工場出荷時のデフォルト(つまり空の状態)にリセットできます。この領域をリセットしても、ユーザープロファイルには影響しません。

Personal vDiskのアプリケーション領域をリセットするには、以下のいずれかを行います。

  • ユーザーのデスクトップに管理者としてログオンします。コマンドラインでC:\Program Files\Citrix\Personal vDisk\bin\CtxPvD.exe -s Resetを実行します。
  • Citrix Directorでユーザーのデスクトップを選択します。[Personal vDiskをリセット]をクリックして[OK]をクリックします。

Personal vDiskインベントリのエクスポートとインポート

イメージの更新プロセスは、Personal vDiskデスクトップに新しいイメージをロールアウトする操作に組み込まれています。これにより、新しい基本イメージで既存のPersonal vDiskを使用できるようになります。Machine Creations Services(MCS)を使用する展開環境では、アクティブな仮想マシンからインベントリをネットワーク共有上にエクスポートして、それをマスターイメージ上にインポートできます。マスターイメージでは、このインベントリ情報に基づいて差分が計算されます。インベントリのエクスポート/インポート機能を使用することは必須ではありませんが、これによりイメージ更新プロセスの全体的なパフォーマンスが向上します。

インベントリのエクスポート/インポート機能を使用するには、管理者権限が必要です。必要に応じて、「net use」コマンドを実行して、エクスポート/インポート機能で使用するファイル共有に対して認証します。このとき、エクスポートまたはインポートで使用するすべてのファイル共有にユーザー環境からアクセスできることが必要です。

  • インベントリをエクスポートするには、Personal vDisk(Version 7.6以降)が有効なVDAのマシン上で、管理者として次のエクスポートコマンドを実行します:

    Ctxpvdsvc.exe exportinventory “<path-to-export-location>”

    現在のインベントリの場所が検出され、<path-to-export-location>で指定した場所のExportedPvdInventoryフォルダーにインベントリがエクスポートされます。コマンド出力の一部を次に示します:

     C:\Program Files\Citrix\personal vDisk\bin> .\CtxPvDSvc.exe exportinventory
     \share location\ExportedInventory
     Current inventory source location C:\CitrixPvD\Settings\Inventory\VER-LAS
     ...
     Exporting current inventory to location \ ….
     ...
     Deleting any pre-existing inventory folder at \ ….
     .Successfully exported current inventory to location \ …. Error code = OPS
    
  • エクスポートしたインベントリをマスターイメージにインポートするには、管理者としてインポートコマンドを実行します。

インポートするには:

マスターイメージ上で、管理者として次のインポートコマンドを実行します。

Ctxpvdsvc.exe importinventory “<path-to-exported-inventory>”

<path to exported inventory>には、インベントリーファイルのフルパスを指定します。通常は、<network location\ExportedPvdInventory>です。

exportinventoryオプションでエクスポートされたインベントリが取得され、それがマスターイメージ上のインベントリストアにインポートされます。コマンド出力の一部を次に示します:

C:\Program Files\Citrix\personal vDisk\bin> .\CtxPvDSvc.exe importinventory
\share location\ExportedInventory\ExportedPvdInventory
Importing inventory \share location\ExportedInventory\ExportedPvdInventory
…
Successfully added inventory \share location\ExportedInventory\ExportedPvdInventory to the
store at c:\ProgramData\Citrix\personal vDisk\InventoryStore

インベントリのエクスポート先には、以下のファイルが出力されます。これらのファイルは、マスターイメージ上のインベントリストアに同じ名前でインポートされます。

  • Components.DAT
  • files_rules
  • folders_rules
  • regkey_rules
  • RINGTHREE.DAT
  • S-1-5-18.DAT
  • SAM.DAT
  • SECURITY.DAT
  • SNAPSHOT.DAT
  • SOFTWARE.DAT
  • SYSTEM.CurrentControlSet.DAT
  • VDCATALOG.DAT
  • vDiskJournalData