Chrome OS向けCitrix Workspaceアプリ2205 - プレビュー

新機能

Citrix Workspaceアプリコンテンツの画面共有の許可

Microsoft Teamsを最適化するために、管理者は、管理対象ChromeデバイスのCitrix Workspaceアプリでのみ表示されるタブとウィンドウの画面共有を許可できます。この機能を使用すると、管理者は、Citrix Workspaceアプリ以外のコンテンツを共有する際のエンドユーザーの操作を制御できます。この機能は、ChromeバージョンM98以降に適用されます。

設定を構成するには、次のようにGoogleポリシーを使用します:

  1. Google管理コンソールから、[Settings] > [User & browser settings] に移動します。
  2. [Screen video capture allowed by sites] > [Allow tab video capture (same site only) by these sites] に移動して、Chrome OS向けCitrix WorkspaceアプリのアプリID - lbfgakkeeccemhonnolnmglmfmccaagを入力します。 これで、エンドユーザーはCitrix Workspaceアプリでのみ表示されるコンテンツを共有できます。

拡張ログ機能

以前は、クライアントログとコンソールログを別々に収集する必要がありました。今回のリリース以降、コンソールログはクライアントログの一部になります。クライアントログはログファイルで利用できます。

詳しくは、「ログを収集する方法」を参照してください。

クリップボードがHTML形式をサポート

今回のリリースから、HTMLデータのサニタイズのサポートが導入されました。適用可能な場合は、クリップボード操作にはHTML形式を使用することをお勧めします。

ポリシーの設定方法について詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントの「クライアントクリップボードに書き込みを許可する形式」を参照してください。

メールアドレスによるストア検出

これで、メールIDを使用してサインインし、StoreFrontストアアカウントに自動入力できるようになりました。ドロップダウンメニューをクリックすると、メールに関連付けられているストアの一覧が表示されます。この機能は、ユーザーエクスペリエンスの向上に役立ちます。

注:

ストアURLを使用してサインインすることもできます。

自動検出

管理者として、ストアアカウントを維持および自動入力するには、前提条件として「Citrix Cloud APIの概要」を参照してください。

詳しくは、「Global App Configuration Service」を参照してください。

解決された問題

  • ICAファイルを使用してデスクトップセッションを開始すると、ChromeシェルフのデスクトップロゴではなくCitrix Workspaceアプリのロゴが表示されます。 [RFHTMCRM-6701]

既知の問題

  • 参加者が画面を共有してWebカメラを有効にすると、Microsoft Teamsの通話が切断されます。この問題は断続的に発生します。[RFHTMCRM-6984]
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