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外部データ

Jul 08, 2016

外部データとは、AppDNAの外部で生成されたアプリケーションの互換性および修復のデータを指します。

AppDNAでは、分析中にこの外部データを使用し、一致するアプリケーションを外部データソースから探します。 分析中のアプリケーションに一致するアプリケーションレコードが外部データソースで見つかると、外部データソースに適用される信頼レベルに応じて、アプリケーションの標準RAG値が上書きされるか、オーバーレイまたはアイコンが標準RAGアイコンに追加されます。

注:外部データソースの情報はCitrix単独で検証されたものではないことに注意してください。

以下の項目を構成できます。

  • どのように外部データをAppDNA内のアプリケーションにマッチさせるか。たとえば、大文字と小文字を区別するかどうかやスペースをどう処理するかなどです。
  • データソースの信頼レベル。信頼レベルにより、外部データに影響を受けるアプリケーションのRAG状態の表示方法が制御されます。
  • 外部データソースに関連付ける追加レポート。

外部データの種類

現在、AppDNAには、次の2種類の外部データが用意されています。

レディネスリスト – MicrosoftからIT専門家に提供されるアプリケーションの互換性一覧に基づいています。 この一覧で互換性があるとされているアプリケーションは、ソフトウェアの発行元またはMicrosoft Windowsロゴテストプログラムにより、対象のプラットフォームで正常に動作することが確認されています。 AppDNAでは、AppDNA内のアプリケーションとこの一覧のアプリケーションを名前、製造元、およびバージョンで照合します。 この照合では、デフォルトで大文字と小文字が区別されず、空白が無視されます。ただし、この設定は構成できます。 レディネスリストに由来する外部データアイコンが示す内容は次のとおりです。

  • – アプリケーションは、対象バージョンのWindowsと互換性があるとされています。
  • – アプリケーションは、アップグレードしないと、対象バージョンのWindowsで動作しない可能性があります。
  • – アプリケーションは、対象バージョンのWindowsと互換性がありません。

PCA(shim)データベース – オペレーティングシステムに組み込まれているプログラム互換性アシスタント(PCA)の一部である、Microsoftのシステムアプリケーション互換性データベースに基づいています。 レディネスリストとは異なり、AppDNAはアプリケーションを名前、製造元、およびバージョンで照合しません。 代わりに、アプリケーション内の実行可能(.exe)ファイルとデータベースに登録されている実行可能ファイルを照合します。 PCAデータベースに由来する外部データアイコンが示す内容は次のとおりです。

  • – アプリケーションには、PCAが自動的にshimを適用する互換性の問題があります。 修復レポートビューには、shimの名前が表示されます。
  • – アプリケーションには、深刻とは見なされない互換性の問題があります。 デフォルトでは、この問題によって、実行時にPCAによるソフトブロックメッセージが表示され、ユーザーエクスペリエンスが中断されます。
  • – アプリケーションには、実行時にPCAによるブロック(ハードブロックメッセージと呼ばれます)を引き起こす深刻な互換性の問題があります。

外部データソース

データソース 適用製品
Microsoft Vistaアプリケーションのレディネスリスト Windows Vista SP2、Windows Server 2008 SP2
Microsoft Vista shimデータベース Windows Vista SP2、Windows Server 2008 SP2
Microsoft Windows 7アプリケーションのレディネスリスト Windows 7 SP1、Windows Server 2008 R2 SP1
Microsoft Windows 7 shimデータベース Windows 7 SP1、Windows Server 2008 R2 SP1
Microsoft Windows 8アプリケーションのレディネスリスト Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2
Microsoft Windows 8 shimデータベース Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2

外部データソースを構成するには

  1. AppDNAのメニューで、[Configure][External Data]の順に選択します。
    注:この画面で設定を変更するには、管理者の役割を持つAppDNAユーザーとしてログオンする必要があります。
  2. [External Data Administration]画面の外部データソースの一覧で、構成するデータソースを選択します。
  3. [Configuration]で、データソース内のアプリケーションとAppDNAポートフォリオ内のアプリケーションを照合するときに使用するオプションを選択します。
  4. [Data Source Context]セクションで、外部データソースを適用するレポートを選択します。
  5. [Data Source Trust Level]セクションで、このデータソースに適用する信頼レベルを選択します。
  6. [Save]をクリックして変更を保存します。
  7. 変更をアプリケーションポートフォリオに適用する場合は、メインツールバーの[Apply External Data]をクリックします。

    これにより対象アプリケーション用の外部データの既存のジャーナルエントリが削除され、外部データの新しいジャーナルエントリが作成されます。 アプリケーションを初めて分析するときに、外部データが自動的に適用されます。 したがって、一般にこのツールを使用する必要があるのは、データソース構成または信頼レベルを明確に変更したときだけです。

外部データエントリのジャーナルエントリへの変換

AppDNAではジャーナルメカニズムを使用して外部データを制御します。 外部データがアプリケーションポートフォリオに適用されるとき、一致するアプリケーションとレポートの組み合わせごとに、外部データの特別なジャーナルエントリが作成されます。 必要であれば、[Journal]画面で個々の外部データのジャーナルエントリを削除できます。

アプリケーションのRAG状態についてAppDNAのレポートビューで表示できるのは、ジャーナルメカニズムから得られるアイコン1つのみです。 つまり、外部データのジャーナルエントリが作成された後で、そのエントリと同じアプリケーションとレポートの組み合わせに対して[Compatible][Known issues]、または[Incompatible]の手動のジャーナルエントリを追加した場合は、レポートビューでは、アプリケーションのRAG状態が手動のジャーナルエントリのアイコンによって上書きされて、外部データのジャーナルエントリのアイコンは表示されません (テストに関するメモを記録するなどの目的で、手動のジャーナルエントリを追加したいが、それによってアプリケーションのRAG状態が上書きされるのを避けたい場合は、[Unknown]ジャーナルエントリを使用します)。

アプリケーションの個別の外部データエントリを標準のジャーナルエントリに変換できます。 これは、アプリケーションのRAG状態が対応する互換性(ジャーナル)アイコンによって上書きされることを意味します。

  1. 関連するレポートの[Application Issues]レポートビューまたは[Application Actions]レポートビューを開きます。
  2. 外部データエントリがあるアプリケーションの名前をクリックします。

    アプリケーションの修復レポートビューが開きます。

  3. レポートビューの概要セクションにあるジャーナルエントリの一覧で、変換する外部データエントリを特定します。
  4. 右側の列にある[Accept]をクリックします。