Product Documentation

[VM Configuration]ダイアログボックス

Jul 08, 2016

[Virtual Machine Configuration]ダイアログボックスは、Install CaptureまたはForward Pathのタスクで使用する仮想マシン構成を編集するための上級ユーザー向けの機能です。 [Configure Virtual Machine]ダイアログボックスを開くには、[Install Capture Settings][Advanced]をクリックします。

注:この領域について深い知識があるユーザー以外は、仮想マシン構成ウィザードを使用して仮想マシン構成を編集することをお勧めします。

[Configure Virtual Machine]ダイアログボックスには、次のような数多くのオプションがあります。

  • 仮想マシンの設定
  • Remote Admin
  • 置き換え可能パラメーター
  • オプションの構成
  • プロバイダープラグイン(一部のプロバイダーに対してのみ)

次に、これらのオプションについてタブごとに分けて説明します。 オプションは、最初のタブで選択するプロバイダーによって異なります。

[Virtual Machine Settings]タブ

[Virtual Machine Configuration]ダイアログボックスの[Virtual Machine Settings]タブを使用して、仮想マシン構成の基本設定を表示し定義します。

Name - 仮想マシン構成の名前です。 構成一覧内で固有の名前にする必要があります。

Description - 構成の目的を特定するのに役立つ説明です。

Provider - この構成に使用されている仮想マシン技術が表示されます。 このボックスの一覧のオプションは「Install Capture」に記載されている、サポートされる技術に対応しています。 ここではプロバイダーを変更しないでください。 プロバイダーを変更する場合は、そのプロバイダー用の新しい構成を通常の方法で作成することをお勧めします。

Output Location – Install Captureの出力ファイル(MSIファイル、インストールのスクリーンショットなど)が格納される場所です。 このフォルダーの構成方法は、[Stream VM Output]チェックボックスがオンになっているかどうかによって異なります。

  • [Stream VM Output]チェックボックスがオンになっている場合は、ホストマシンまたはネットワーク共有上のフォルダーです。 仮想マシンはこのフォルダーへのアクセスを必要としませんが、AppDNAはこのフォルダーにアクセスする必要があります。
  • [Stream VM Output]チェックボックスがオフになっている場合は、ホストマシンと仮想マシンの両方が読み書きアクセスできる場所である必要があります。 この場所は、マップされたネットワークドライブでも、\AppDNAMachine\AppDNAOutputのような完全なUNCパスでも構いません。
注:キャプチャ出力ファイルは、Windowsの最大パス長である260文字を超える可能性がある深いフォルダー構造を必要とすることがあります。 この制限を克服するために、「\\?\UNC\<server>\<share>」という形式でUNCパスを指定できます。

Stream VM Output – キャプチャが完了した後にInstall Captureで、仮想マシンからホストマシンまたはネットワーク共有上のフォルダーに出力をストリーム配信で戻す場合は、このオプションを選択します。 これは、仮想マシンとAppDNAの両方がアクセスできるフォルダーに出力を書き込むよりもセットアップが簡単です。 ただし、速度が劣ります。 Install Captureで、AppDNAと仮想マシンの両方が読み書きアクセスできる、ホストマシンまたはネットワーク共有上のフォルダーに仮想マシンから結果をコピーする場合は、このチェックボックスをオフにします。

VM Output Staging Location[Stream VM Output]チェックボックスがオンになっている場合は、Install Captureがホストマシンまたはネットワーク共有上の[Output Location]フォルダーに出力をストリーム配信で戻す前に一時的に出力を格納する仮想マシン上のフォルダーを指定します。 この設定では、\\?\UNC\ の長いパス表記は使用できません。

VM Identifier(Name) - (VM Provider Plugin以外) 仮想マシンの作成時に付けられた固有の名前です。 VMware Workstationの仮想マシンの場合はVMXファイルのフルパスで、たとえばC:\Virtual Machines\VVMXPSP3-01\VVMXPSP3-01.vmxです。

Action Timeout - (VM Provider Plugin以外) 検索、起動、スナップショットの復元など、仮想マシンの制御操作のタイムアウト期間を秒単位で指定します。 これらの操作にかかる時間は、仮想化技術と仮想マシンイメージのサイズによって異なります。 デフォルトは1,200秒です。

"Installation Needs Input" Timeout – インストール(またはほかの実行プロファイルコマンド)の完了をInstall Captureが待機する秒単位の期間です。 この期間内にコマンドが完了しない場合は、入力が必要かどうかを知るために実行中の仮想マシンを確認する必要があることを示すメッセージが、AppDNAから表示されます。 サイレントインストールコマンドでInstall Captureの処理を複数実行するとき、予想外に入力を待機する処理が発生するような状況で、このオプションが役立ちます。 デフォルトは1,200秒です。

"Abort Installation" Timeout - アクティビティがないためにインストールを終了して次のインストールに移る前に、Install Captureが待機する秒単位の期間です。 デフォルトは2,400秒(40分)です。 サイズの大きなアプリケーションではインストールにかなりの時間がかかることがあるため、意図的に長期間に設定されています。 たとえばオートクリッカーを使用して夜間にキャプチャをまとめて実行する場合は、このタイムアウト期間を短縮して、一部のキャプチャが失敗する場合にバッチ処理の進行を速めるとよいでしょう。 ただし、これによりサイズの大きなアプリケーションのキャプチャが失敗する可能性があります。 したがって、オートクリッカーを使用する場合は(たとえば)期間を1,200秒に短縮して、手動でキャプチャを実行する前にデフォルト値に戻すとよいでしょう。

Base Snapshot Path – (VMware Workstationのみ)Install Captureで実行する各処理において仮想マシンの基本状態として使用する、仮想マシン内のスナップショットを定義します。 VMware Workstationでは、スナップショットはツリー状に形成される場合があります。使用するスナップショットのパスはSnapshot1\InstallCaptureBaselineSnapshotのように指定します。

[Remote Admin]タブ

[Virtual Machine Configuration]ダイアログボックスの[Remote Admin]タブを使用して、AppDNAがRemote Adminと通信する方法を定義します。Remote Adminは仮想マシン内で動作するAppDNAエージェントです。

VM Guest Machine Name - 仮想マシンのIPアドレスまたはマシン名です。 AppDNAではこれを使用して、ゲストオペレーティングシステムへのネットワーク接続を確立します。 バックスラッシュ(\)は含めないでください。

VM Control using - AppDNAで仮想マシン内のRemote Adminとの接続に使用するプロトコルです。 デフォルトは[TCP]です。 名前付きパイププロトコルは廃止予定であり、前のバージョンのAppDNAで作成された構成に対してのみサポートされます。

Named Pipe Username - 名前付きパイププロトコルを使用する場合の、名前付きパイプのユーザー名です。 ユーザーの完全修飾アカウント名を指定します。 これは、ローカル管理者アカウントの場合はVM_MACHINE_NAME\USERNAME形式、仮想マシンにログオンできるドメインアカウントの場合はDOMAIN_NAME\USERNAME形式である必要があります。 この値を空白のままにする場合は、仮想マシンにローカルセキュリティポリシーを設定して名前付きパイプの匿名アクセスを許可してください。

Named Pipe Password - 名前付きパイププロトコルを使用し、名前付きパイプのユーザーアカウントを上に指定する場合の、名前付きパイプのパスワードです。

TCP Port - Remote Adminがリッスンするポートです。 デフォルトは54593です。 Remote Admin(remoteadmin.exe)を -tcp_port=パラメーター付きで実行すると、ポートを変更できます。ここで、は新しいポートです。 Remote Adminがリッスンするポートの変更について詳しくは、「Remote Adminポートの変更」を参照してください。

Troubleshoot Errors – Install Captureの実行時に特定のエラーが発生した場合にトラブルシューティングユーザーインターフェイスが表示されるようにするには、このチェックボックスをオンにします。 このトラブルシューティングユーザーインターフェイスを使用して、Remote Adminへの接続やコマンドの実行などのトラブルシューティングの手順を仮想マシンで実行することができます。 その後、"Finished"操作を実行すると、Install Captureが終了してトラブルシューティングインターフェイスが閉じ、次のInstall Capture(ある場合)に移ります。 Remote Adminへの接続とInstall Captureコマンドの実行に関連するエラーが発生すると、トラブルシューティングインターフェイスが表示されます。 デフォルトの動作を使用する場合は、このチェックボックスをオフにします。

[Replaceables]タブ

[Virtual Machine Configuration]ダイアログボックスの[Replaceables]タブを使用して、この仮想マシン構成で実行される実行プロファイルで使用する置き換え可能パラメーターの値を定義します。 ただし、ここで定義する置き換え可能パラメーターの値は、実行プロファイル自体または[Import Applications]画面の[Quick Edit Parameter]ボックスで明示的に定義される置き換え可能パラメーターの値によって上書きされます。

置き換え可能パラメーターは、実行時に提供される値で置き換えられるプレースホルダーです。 実行プロファイルに置き換え可能パラメーターを含めるときの構文は $(replaceable_name)です。ここで、 replaceable_name は置き換え可能パラメーターの名前です。

AppToolsFolder置き換え可能パラメーターは、Citrix AppDNA VM構成ツールのMSIにより仮想マシンにインストールされるツールの場所を指定するために使用します。 これらはデフォルトで次の場所にインストールされます。C:\Program Files\Citrix\AppDNA\VM Configuration(または64ビット仮想マシン上のC:\Program Files (x86)\Citrix\AppDNA\VM Configuration) AppToolsFolder置き換え可能パラメーターのデフォルト値では、AppDNA VM構成ツールのMSIで作成される%APPDNAVMCONFIG%環境変数が使用されます。この変数にツールの実際のインストール場所が格納されています。

この仮想マシン構成の置き換え可能パラメーターの値を定義するには

  • 一覧にこの仮想マシンのために値を変更する置き換え可能パラメーターがある場合は、それを選択して[Edit]をクリックします。 [Edit Text]ダイアログボックスが開きます。ここで、新しい値を入力したり貼り付けたりできます。
  • 一覧に値を変更する置き換え可能パラメーターがない場合は、[New]をクリックします。 [Edit Replaceable]ダイアログボックスが開きます。ここで、新しい置き換え可能パラメーターと値を入力できます。

実行プロファイルで内部的に使用される置き換え可能パラメーターは多数存在します。 これらの置き換え可能パラメーターの値は自動的に設定されるため、手動設定は不要です。 これらの完全な一覧については、「実行プロファイルの編集」を参照してください。

[Optional Configuration]タブ

[Virtual Machine Configuration]ダイアログボックスの[Optional Configuration]タブを使用して、仮想マシン構成のInstall Capture設定を表示し定義します。

VM Cleanup Action - Install Captureでキャプチャ処理を完了した後に、仮想マシンの状態をどのように変更するかを定義します。 ここで選択するオプションにより、キャプチャの処理時間が影響を受けます。 オプションは、[Suspend]、[Leave Running]、および[Power Off]です。 ここで選択するオプションにかかわらず、各キャプチャ処理を実行する前に、仮想マシンはInstall Captureにより常に元の状態にリセットされることに注意してください。

[Provider Plugin]タブ

[Virtual Machine Configuration]ダイアログボックスの[Provider Plugin]タブを使用して、XenServerプロバイダーやvSphereプロバイダーなどのプラグインに基づくプロバイダーの設定を表示し定義します。 このタブは、プラグインベースのプロバイダーに対してのみ表示されます。

Provider Assembly Path - 仮想マシンプロバイダープラグインのアセンブリのパスです。

Provider Code Type - 仮想マシンプロバイダープラグインのアセンブリの、仮想マシン技術との対話を処理するクラスです。

Use Remoting - 仮想マシンプロバイダープラグインの中には、基盤になる技術でリモート処理をサポートしなくても、リモート処理をサポートするものがあります。 プロバイダーにリモートプロバイダーシステムと通信するように指示するには、このチェックボックスをオンにします。 リモートマシンのリスナーを実行し、リッスンさせる必要があることに注意してください。

Remote Provider Machine Address - リモートプロバイダーシステムをホストするマシンのホスト名またはIPアドレスです。 これは[Use Remoting]チェックボックスがオンの場合にのみ適用されます。

TCP Port - リモートプロバイダーシステムがリッスンするTCPポートです。 これは[Use Remoting]チェックボックスがオンの場合にのみ適用されます。

Configuration Settings - このセクションでは、必要なそのほかの設定を定義します。 これらの設定は名前と値の組み合わせの形を取ります。

  • 新しい構成設定を定義するには、[New]をクリックします。 [Edit Value]ダイアログボックスが開きます。 設定名とその値を入力して、[OK]をクリックします。
  • 既存の構成設定を編集するには、一覧から設定を選択して[Edit]をクリックします。 [Edit Value]ダイアログボックスが開きます。ここで、既存の値を編集できます。

Hyper-Vプラグインの設定は次のとおりです。

  • hostname – Hyper-VホストサーバーのIPアドレスまたはDNS名です。
  • username – AppDNAがHyper-Vへのアクセスに使用するアカウントのユーザー名です。 仮想マシン構成ウィザードでこのパスワードを入力した場合、パスワードは暗号化された形式で保存されます。 ここでユーザー名を入力した場合、ユーザー名は暗号化されません。
  • password – AppDNAがHyper-Vへのアクセスに使用するアカウントのパスワードです。 仮想マシン構成ウィザードでこのパスワードを入力した場合、パスワードは暗号化された形式で保存されます。 ここでパスワードを入力した場合、パスワードは暗号化されません。
  • virtualmachine – Install Captureに使用されるHyper-V仮想マシンの名前です。
  • snapshot – Install Captureに使用されるスナップショットの内部IDです。
  • vmaddress – ゲストオペレーティングシステムのマシン名、DNS名、またはIPアドレスです。
  • vmstate – 仮想マシン構成ウィザードの[Hyper-V Virtual Machine State]ページで選択したオプションです。

vSphereプラグインの設定は次のとおりです。

  • hostname – vSphereホストサーバーのIPアドレスまたはDNS名です。
  • username – AppDNAがvSphereへのアクセスに使用するアカウントのユーザー名です。 仮想マシン構成ウィザードでこのパスワードを入力した場合、パスワードは暗号化された形式で保存されます。 ここでユーザー名を入力した場合、ユーザー名は暗号化されません。
  • password – AppDNAがvSphereへのアクセスに使用するアカウントのパスワードです。 仮想マシン構成ウィザードでこのパスワードを入力した場合、パスワードは暗号化された形式で保存されます。 ここでパスワードを入力した場合、パスワードは暗号化されません。
  • virtualmachine – Install Captureに使用されるvSphere仮想マシンの名前です。
  • snapshot – Install Captureに使用されるスナップショットの名前です。
  • vmstate – 仮想マシン構成ウィザードの[vSphere Virtual Machine State]ページで選択したオプションです。

XenServerプラグインの設定は次のとおりです。

  • hostname – XenServerホストサーバーのIPアドレスまたはDNS名です。
  • username – AppDNAがXenServerへのアクセスに使用するアカウントのユーザー名です。 仮想マシン構成ウィザードでこのパスワードを入力した場合、パスワードは暗号化された形式で保存されます。 ここでユーザー名を入力した場合、ユーザー名は暗号化されません。
  • password – AppDNAがXenServerへのアクセスに使用するアカウントのパスワードです。 仮想マシン構成ウィザードでこのパスワードを入力した場合、パスワードは暗号化された形式で保存されます。 ここでパスワードを入力した場合、パスワードは暗号化されません。
  • virtualmachine – Install Captureに使用されるXenServer仮想マシンの名前です。
  • vmstate – 仮想マシン構成ウィザードの[XenServer Virtual Machine State]ページで選択したオプションです。