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XenDesktop 7.0への移行

Jul 08, 2016

AppDNAアプリケーション移行ソフトウェアを使用すると、アプリケーションの互換性への対応およびアプリケーションの移行全般を自動化することによって、Citrix XenDesktopの移行に伴う時間を短縮し、費用とリスクを軽減することができます。 AppDNAは、アプリケーションのテスト、修復、および仮想化プロセスを自動化することにより、XenDesktop、XenApp、およびMicrosoft App-Vのような仮想化技術の導入を加速します。 さまざまなアプリケーションポートフォリオと発展し続ける人員をサポートするための万能の答えはなく、対象のアプリケーションに最適なCitrixモデルを決定することは厄介な問題のように見えるかもしれません。

対象の人員に最適なCitrixモデルを決定するには、使用事例、展開モデル、およびXenDesktopの特長を理解する必要があります。 まずCitrix Project Acceleratorを使用して、XenDesktopの展開を成功させる方法について情報を得ます。これには、アーキテクチャをカスタマイズする場合の推奨事項や、ハードウェア要件が含まれます。 これで、AppDNAを活用してXenDesktopの移行を加速する準備が整います。

AppDNAはアプリケーション互換性テストの手動プロセスを自動化するだけでなく、アプリケーション展開成果の見込みをモデル化し、アプリケーションの準備および修復のプロセスを自動化することも可能にします。これにより、展開までの時間を短縮することができます。 このトピックでは、AppDNAを構成および拡張し、次の表に示すCitrixの推奨技術スタックに基づいて見込まれる成果を対象として、互換性テストの結果と自動化を結び付ける方法について説明します。

表1. Citrixの推奨技術スタック
Citrixの推奨技術スタック 要件
XenDesktop 7.6または7.5をWindows Server 2012 R2/2012/2008 R2 SP1で実行 Windows Server 2012 R2/2012/2008 R2 SP1でのアプリケーションホスティングに適している。
Microsoftのリモートデスクトップサービステクノロジー経由のアプリケーション配信に適している。
App-V 5.0をWindows Server 2012 R2/2012/2008 R2 SP1、またはWindows 8.1/8/7(32/64ビット)で実行 アプリケーションの仮想化に適している。
Windows Server 2012 R2/2012/2008 R2 SP1、またはWindows 8.1/8/7に適している。
XenApp 6.5 FP2をWindows Server 2008 R2で実行 Windows Server 2008 R2でのホスティングに適している。
64ビット版プラットフォームに適している。
Microsoftのリモートデスクトップサービステクノロジーを使用するアプリケーション配信に適している。
XenDesktop経由のVM Hosted AppをWindows 8/7(32/64ビット)で実行 ベンダーのサポート状況から見て、Windows Server 2008 R2プラットフォームでのホスティングに適していない。
Microsoftのリモートデスクトップサービステクノロジー経由の配信に適していない。
Windows 8/7デスクトッププラットフォームでのホスティングに適している。
リソース要件が厳しい可能性のあるアプリケーション、および通常はシステムの分離が必要で、スタンドアロンで実行する必要がある、あまりアクセスされないアプリケーションに適している。
XenDesktop 7経由のWindows 8/7(32/64ビット)仮想デスクトップ ベンダーのサポート状況から見て、Windows Server 2012またはWindows Server 2008 R2プラットフォームでのホスティングに適していない。
Microsoftのリモートデスクトップサービステクノロジー経由の配信に適していない。
Windows 7デスクトッププラットフォームでのホスティングに適している。
リソース要件が厳しく、スタンドアロンで実行する必要がある、頻繁にアクセスされるアプリケーションを3つ以上所有するユーザーに適している。
ベンダーのライセンス制限が必要な可能性があるアプリケーションに適している。
表2. Citrixの推奨技術スタック(従来のプラットフォーム)
Citrixの推奨技術スタック(従来) 要件
XenApp 5.0をWindows Server 2003で実行 ベンダーのサポート状況から見て、Windows Server 2008 R2プラットフォームでのホスティングに適していない。
アプリケーションの制限事項から見て、64ビット版プラットフォームでのホスティングに適していない。
Microsoftのリモートデスクトップサービステクノロジー経由の配信に適している。
XenDesktop 5経由のVM Hosted AppをWindows XPで実行 ベンダーのサポート状況から見て、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2、またはWindows 8/7プラットフォームでのホスティングに適していない。
Microsoftのリモートデスクトップサービステクノロジー経由の配信に適していない。
Windows XPデスクトッププラットフォームのみでのホスティングに適している。
リソース要件が厳しい可能性のあるアプリケーション、および通常はシステムの分離が必要で、スタンドアロンで実行する必要がある、あまりアクセスされないアプリケーションに適している。

導入

アプリケーションに最適なCitrixモデルを決定するには、以下の手順に従います。

注:AppDNAを初めて使用する場合は、続行する前にXenDesktop 7導入ソリューションウィザードの使用を検討してください。 このウィザードでは導入時の問題の概要が提示されるため、Citrix以外のシステムからXenDesktopに移行した後のアプリケーションの配信方法の計画に役立ちます。 ウィザードで提供されるレポートを参照した後で、以下の手順に進んでください。
手順1

インベントリと合理化によるアプリケーションの検出

移行計画において予期しない遅れを防ぐには、環境内で使用されているアプリケーションを検出する必要があります。 アプリケーションの検出には、インベントリの実行とそのインベントリの合理化が伴います。これにより、移行するまたはインベントリから削除するアプリケーションと、確認が必要な重複するアプリケーションを判断します。

インベントリと合理化を手動で実行すると、非常に時間がかかる可能性があります。 インベントリと合理化の助けになるサードパーティ製の製品がいくつか存在します。

毎四半期および/または年度末に、6週間から2か月かけて環境を監視することが重要です。 これにより、業務に重大な影響を与える未管理のアプリケーションが特定されるだけでなく、依然として使用されているアプリケーションや、重複する機能を持つ類似したアプリケーションがないかどうかも確認できます。

手順2

AppDNA環境の準備

このトピックの次のセクションで説明されているように、AppDNA環境をセットアップして構成します。 これには、AppDNAのセットアップと、推奨されるソリューションで使用するAppDNA Forward Path機能およびAppDNA実行プロファイルスクリプトと共に使用するための、AppDNAの構成が含まれます。

AppDNA Forward Path機能はAppDNAに組み込まれている強力なビジネス決定エンジンで、さまざまな展開シナリオとその影響をモデル化することができます。

手順3

ソースメディアの検索

MSIおよびApp-V(SFT、APPV)ファイルを直接インポートすることができます。

MSIではないファイルにはAppDNA Install Capture機能が必要です。この機能では、仮想マシンを使用してアプリケーションをMSIにキャプチャします。

AppDNAセルフプロビジョニングツールを使って、MSIではないファイルをキャプチャすることもできます。 セルフプロビジョニングにより、AppDNAへのアクセス権を持たないアプリケーションの専門家がキャプチャ処理を実行できます。 アプリケーションの専門家がインストールできるように、AppDNA管理者が制御情報を準備して公開します。 キャプチャは、AppDNAとは別のマシン(仮想、物理、またはVDI)で行います。

手順4

Active Directoryおよび/またはConfiguration Managerのデータのインポート

管理対象アプリケーションを、Active Directory(AD)およびSystem Center Configuration Manager(Configuration Manager)を通じて展開したときに使用したインストールメディアを使用してインポートするには、まず、ADおよびConfigMgrデータのロードウィザードを使用してADおよびConfiguration ManagerのデータをAppDNAにロードします。

データを直接または間接のどちらの方法でロードするかを決定します。 ADおよびConfiguration Managerのデータを間接的にロードする場合は、AppDNAとは独立してADドメインコントローラー上またはConfiguration Managerサーバー上でデータを抽出できます。 その結果、AppDNAユーザーが管理者にADまたはConfiguration Managerデータへのアクセス権を要求する必要も、ADドメインおよびConfiguration Managerの管理者がAppDNAをインストールする必要もありません。

注:最上の結果を得るには、ADおよびConfiguration Managerのデータを両方ともインポートします。 通常、ADは組織構造に関する豊富なデータを提供し、Configuration Managerは集中管理されているアプリケーションのデータを提供します。
手順5

AppDNAレポートの使用

意思決定の材料にするレポートについては、後の「XenDesktop 7移行レポート」を参照してください。 このセクションにはForward Pathスクリプトについても記載されています。これらのスクリプトを使用して、意思決定のプロセスをシンプルにできます。業務ニーズをモデル化し、ソリューションを提供し、App-V 5.0シーケンスやMSIなど、互換性のあるアプリケーションに対する望ましい出力を自動化することができます。

手順6

継続的なアプリケーション評価の管理

新しいアプリケーションが環境内に投入され、新しいService Pack、パッチ、およびアップグレードによって環境が影響を受けるのにあわせて、アプリケーションおよびエンドユーザーに影響を与える変化を、AppDNAを使用して管理およびモデル化します。

AppDNA構成

以下の手順に従って、AppDNAにXenDesktop 7.0の移行パスソリューションを構成します。

手順1

優先順位別のアプリケーションのグループ化

AppDNAグループを作成して、適宜にアプリケーションを組織します。 優先順位別または事業単位別にグループ化できます。 グループの作成とアプリケーションのインポートおよび分析が完了したら、グループを使用して、発生した問題の複雑度に基づいてグループ内の優先順位を判断することができます。

手順2

AppDNAエクステンションのリクエスト

AppDNA Extensions Podioサイト(https://citrix.podio.com/appdna-extensions)へのアクセスをリクエストします。 このサイトへのアクセスをリクエストするには、appdnafeedback@citrix.com宛てにメールを送信します。

手順3

Install Capture(MSIではないファイル用)およびForward Path自動化のための仮想マシンの作成

サポートされる技術に基づく仮想マシンを作成して、Install CaptureおよびForward Pathと共に使用します。 仮想マシンのオペレーティングシステムはアプリケーションが動作するオペレーティングシステムと同じである必要があります。

インストーラーがMSIではないアプリケーションのDNAをAppDNAデータベースにインポートする前に、インポート処理の一部として、Install Captureを使用してそのアプリケーションをインストールおよびキャプチャします。

Forward Pathは、アプリケーションの成果の判定およびプロセスの自動化のために使用します。ここでプロセスとは、Microsoft App-V 4.6シーケンスからMicrosoft App-V 5.0シーケンスへの変換や、MSI/EXEのソースメディアを使用するMicrosoft App-V 5.0シーケンスの作成などです。 仮想マシンのオペレーティングシステムは移行先のオペレーティングシステムと同じである必要があります。

手順4

MSIではないファイルのキャプチャおよびForward Path自動化のための仮想マシンの構成

AppDNA Install Captureのセットアップ要件の概要を確認します。 概要の最後に、以下の各仮想化技術へのリンクがあります。 仮想マシンの構成の詳細は、基礎になる仮想化技術に応じて異なります。

  • XenServer
  • Hyper-V
  • vSphere
  • VMware Workstation

これらの仮想化技術のトピックには、共有出力フォルダーの作成方法が記載されています。 App-V 4.6 to 5.0 Conversionプロファイルを使用する場合は、追加的なフォルダー構成が必要です。

  1. ホストマシンに、仮想マシンからフルアクセスできるソースフォルダーを作成します。たとえば、「\\xxx.xxx.xx\AppDNA_Output\AppV_Convert\v5」です。このとき、フォルダー名にスペースを含めないでください。
  2. このフォルダーに、アプリケーションごとにフォルダーを作成します。このフォルダーに、アプリケーションのOSDおよびSFTファイルを配置します。

    これが、実行プロファイルの[Replaceables]タブに定義するソースフォルダーになります(\\xxx.xxx.xx\AppDNA_Output\AppV_Convert\v5\appname)。

手順5

仮想マシンへの必要なソフトウェアのインストール

Microsoft App-V 4.6シーケンスからMicrosoft App-V 5.0シーケンスへの変換およびMicrosoft App-V 5.0シーケンスの作成を自動化するために使用する仮想マシンに、以下のソフトウェアをインストールします。

  • Microsoft App-V 5.0
  • PowerShell 3.0
手順6

Forward Pathスクリプトおよび実行プロファイルのダウンロード

AppDNA Extensions Podioサイトから、次の手順を実行します。

  1. ページの上部にある[Extensions]をクリックします。
  2. [[FP] XenDesktop Decision]をクリックします。
  3. [Files]で、最新バージョンの[FP] XenDesktop Decision.xmlを右クリックして、[Save target as…]を選択して、ローカルコンピューターにファイルを保存します。
手順7

Forward PathスクリプトのAppDNAへのインポート

ダウンロードしたForward PathスクリプトをAppDNAにインポートするには:

  1. AppDNAにログオンし、[Configure]、[Forward Path]の順に選択します。
  2. [Forward Path Logic Editor]画面で[Import]をクリックします。
  3. ダウンロードしたForward Pathスクリプトを選択して[Open]をクリックします。
  4. [Import]をクリックします。
  5. ファイルが正常にインポートされたことを示すメッセージが表示されたら[OK]をクリックします。
手順8

App-V 5.0 Sequencer実行プロファイルのAppDNAへのインポート

Microsoft App-V 5.0 Sequencer実行プロファイルスクリプトをAppDNAにインポートするには:

注:App-V 5.0 Sequencer.xmlはデフォルトでC:\Program Files\Citrix\AppDNA\Client\Execution ProfilesまたはC:\Program Files (x86)\Citrix\AppDNA\Client\Execution Profilesにインストールされます。
  1. AppDNAにログオンし、[Edit]、[Settings]の順に選択します。
  2. [Settings]ダイアログボックスで、[Install Capture]をクリックします。
  3. [Execution Profile]タブをクリックします。
  4. ダイアログボックスの下部にある[Import]をクリックします。
  5. [Load Profiles]ダイアログボックスで、次の操作を実行します:
    1. Podioからダウンロードした実行プロファイルファイルの場所を指定します。
    2. アクティブ化する実行プロファイルを選択して、[Open]をクリックします。
  6. [Execution Profiles]タブでインポートした実行プロファイルをクリックし、[Edit]をクリックし、[Replaceables]タブをクリックします。
  7. SourceFolder場所置き換え可能パラメーターを選択し、[Edit]をクリックし、ソースファイルへのパスを入力します。そして、[OK]をクリックします。
  8. TargetFolder場所置き換え可能パラメーターを選択し、[Edit]をクリックし、ターゲットフォルダーへのパスを入力します。そして、[OK]をクリックします。
  9. [Save]をクリックして変更を保存し、[Settings]ダイアログボックスを閉じます。

XenDesktop 7移行レポート

以下の表は、XenDesktop 7移行パスソリューションに必要なレポートを示します。 これらのレポートにより、意思決定に役立つデータが提供されます。

レポートにアクセスするには、サイドバーの[Reports: Applications]をクリックします。

レポート 説明

Forward Path

組織の決定に基づくシナリオを反映し、結果に応じて自動化タスクスクリプトを実行するために使用されます。 たとえば、Windows 7への移行準備中にForward Pathシナリオを作成して、App-Vパッケージとして展開するのに適しているアプリケーション、デスクトップに展開する必要があるアプリケーション、再開発が必要なアプリケーションを判断できます。 Forward Pathスクリプトを実行した結果、以下の成果が提示される可能性があります。

  • ストリーム配信するApp-Vを展開する。Windows Server 2012/Windows Server 2008 R2で動作するXenDesktop 7、またはWindows Server 2008 R2で動作するXenApp 6.5 FP2でホストする。
  • ローカルにインストールするMSIアプリケーションを展開する。Windows Server 2012/Windows Server 2008 R2で動作するXenDesktop 7、またはWindows Server 2008 R2で動作するXenApp 6.5 FP2でホストする。
  • ストリーム配信するApp-Vを展開する。Windows Server 201で動作するXenDesktop 7でホストする。
  • ローカルにインストールするMSIアプリケーションを展開する。Windows Server 2012で動作するXenDesktop 7でホストする。
  • ストリーム配信するApp-Vを展開する。Windows Server 2008 R2で動作するXenDesktop 7、またはWindows Server 2008 R2で動作するXenApp 6.5 FP2でホストする。
  • ローカルにインストールするMSIアプリケーションを展開する。Windows Server 2008 R2で動作するXenDesktop 7、またはWindows Server 2008 R2で動作するXenApp 6.5 FP2でホストする。
  • Windows 7/8(32/64ビット)のローカルにインストールするMSIアプリケーションを展開する。
  • Windows 7/8(32/64ビット)にストリーム配信するApp-Vを展開する。
  • アプリケーションを破棄して置き換える/互換性がある場合は、従来のApp-Vおよび/または従来のXenAppを使用して公開する。
注:Forward Pathスクリプトをさらにカスタマイズして、実際の環境とビジネス決定に合わせて調整することができます。

App-Vによるストリーム配信が適切であるという成果が出た場合は、App-V 5.0のシーケンス処理を自動化するために、タスクスクリプトとしてApp-V 5.0 Sequencer実行プロファイルが割り当てられます。

Forward Pathレポートにアクセスするには、[Reports: Applications]>[Forward Path]の順に選択します。 XenDesktop 7 Decisionレポートを選択するには、[Change Scenario]をクリックし、ボックスの一覧をクリックします。

Overview Summary

すべてのアクティブなレポートにわたって、アプリケーションポートフォリオの状態に関するハイレベルなダッシュボードビューを提供します。 選択した各アプリケーションについて、アクティブなレポートごとに全体的なRAG(赤、黄、緑)状態が表示されます。 アプリケーションに関連する行でRAGアイコンをクリックすると、そのアプリケーションの修復レポートビューにアクセスできます。 選択したプラットフォームを使用してアプリケーションを動作させるために必要な、修復の詳細が表示されます。

XenApp Hosted/TS

デスクトップアプリケーションの、サーバーでホストされる共有環境への展開との適合性をテストします。

App-V 5.0

デスクトップアプリケーションの、Microsoft Application Virtualization(App-V)4.5、4.6 SP1、5.0との適合性をテストします。

Windows 8/7

特定のオペレーティングシステムのレポートを直接表示することによって、対象のオペレーティングシステム上でのアプリケーションの互換性を判断します。 特定の問題をドリルダウンして、自動修正プログラムをダウンロードし、アプリケーションの修復方法について詳細情報を入手します。

Server 2008 R2/2012

対象のオペレーティングシステム上でのアプリケーションの互換性を判断します。アプリケーション名をクリックすると修復に関する詳細情報に直接アクセスでき、アプリケーションの修復に必要な作業の詳細を理解することができます。

XenDesktop 7の移行手順

このセクションでは、AppDNA環境をセットアップした後で、AppDNAを使用してXenDesktop 7に移行する場合の推奨手順の概要を説明します。 以下のフローチャートは、XenDesktop 7の移行パスの概要を示します。


XenDesktop 7移行のフローチャート

手順1

アプリケーションDNAのインポート

MSI形式のアプリケーションの場合は、[Import & Analyze]、[Applications]、[Direct Import]の順に選択します。

MSIではない形式のアプリケーションの場合は、[Import & Analyze]、[Applications]、[Install Capture]の順に選択します。

手順2

アプリケーションの分析

App-V、XenAppでのホスト、Windows 7/8、64ビット、Windows Server 2012、およびWindows Server 2008 R2に対してアプリケーションを分析します。 相互運用性ソリューションを使用して、同じサーバー上でホストできるアプリケーションを判断します。

手順3

Forward Pathスクリプトの実行(XenApp Hosted)

Forward Pathスクリプト[FP] XenDesktop 7.0 Decision.xmlを実行して、XenAppでのホスト、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2、64ビット、Windows 7/8、およびApp-Vに対するアプリケーションの互換性をチェックします。 このスクリプトでは、Citrixの推奨技術スタックに基づいて見込まれる成果も報告されます。

Forward Pathレポートにアクセスするには、[Reports: Applications]>[Forward Path]の順に選択します。 XenDesktop 7 Decisionレポートを選択するには、[Change Scenario]をクリックし、ボックスの一覧をクリックします。 タスクスクリプトを実行するには、[Evaluate Tasks]をクリックします。

手順4

修復

Forward Pathレポートのデータを確認し、RAG状態に基づいてアプリケーションの優先順位を決定します。

  • 緑 – 使用できる場合はタスクスクリプトを実行し、ユーザー承認テストに進みます。
  • 黄色 – 詳細な修復レポートを参照して問題を確認し、修復または機能テストが必要かどうかを判断します。
  • 赤 – 詳細な修復レポートを参照して問題のコンポーネントを修復できるか、修復する必要があるのか、そして実行すべきアクションを判断します。アクションとは、再開発、Windows 7/8へのローカルインストール、従来のプラットフォームへの展開、廃棄、および置き換えを指します。 Overviewレポートで最適なプラットフォームを確認します。

Forward Pathレポート内のアプリケーション名をクリックして、そのアプリケーションの詳細な修復データに直接アクセスします。

手順5

タスクスクリプトの実行

App-V 5.0シーケンスへの移行が適切なアプリケーションに対してタスクスクリプトを実行します。

[Start]をクリックして自動タスクスクリプトを実行し、App-V 5.0シーケンスを作成します。

手順6

App-V 5.0と互換性のあるアプリケーションの出力のテスト

作成される出力ファイルを見つけ、機能テストを実行します。

手順7

ユーザー承認テストの実施

上級ユーザーも参加するユーザー承認テストをアプリケーションに対して実施します。

Forward Pathスクリプトを使用してAppDNAの拡張可能な機能を利用し、App-V 5.0シーケンスを展開およびテストする準備ができたら、ユーザー承認テストを実施するグループにメールを送信します。

手順8

既知のソリューションでは互換性がないアプリケーションに関する代替策の特定

互換性がない(修復できない、または修復費用がかかりすぎる)アプリケーションについては、AppDNAを使用して、従来の展開オプションの方が費用効果があるかどうかを判断します。 費用効果がない場合は、アプリケーションを破棄して置き換えることを検討します。

Overview Summaryレポートで、アプリケーションに最適なプラットフォームをすばやく確認することができます。

互換性チェック

以下の表は、互換性チェックの結果に基づいて見込まれる成果を示します。

互換性チェックの結果 成果

App-V、Windows Server 2012/2008 R2(64ビットを含む)、およびXenAppでのホスト(およびWindows 7/8)で動作する。

ストリーム配信するApp-Vを展開する。Windows Server 2012/2008 R2で動作するXenDesktop 7、またはWindows Server 2008 R2で動作するXenApp 6.5 FP2でホストする。

Windows Server 2012/2008 R2(64ビットを含む)、およびXenAppでのホスト(およびおそらくWindows 7/8)で動作する。

ローカルにインストールするMSIアプリケーションを展開する。Windows Server 2012/2008 R2で動作するXenDesktop 7、またはWindows Server 2008 R2で動作するXenApp 6.5 FP2でホストする。

App-V、Windows Server 2012(64ビットを含む)、およびXenAppでのホスト(およびおそらくWindows 7/8)で動作する。

ストリーム配信するApp-Vを展開する。Windows Server 2012で動作するXenDesktop 7でホストする。

Windows Server 2012(64ビットを含む)、およびXenAppでのホスト(およびおそらくWindows 7/8)で動作する。

ローカルにインストールするMSIアプリケーションを展開する。Windows Server 2012で動作するXenDesktop 7でホストする。

App-V、Windows Server 2008 R2(64ビットを含む)、およびXenAppでのホスト(およびおそらくWindows 7/8)で動作する。

ストリーム配信するApp-Vを展開する。Windows Server 2008 R2で動作するXenDesktop 7、またはWindows Server 2008 R2で動作するXenApp 6.5 FP2でホストする。

Windows Server 2008 R2(64ビットを含む)、およびXenAppでのホストで動作する。

ローカルにインストールするMSIアプリケーションを展開する。Windows Server 2008 R2で動作するXenDesktop 7、またはWindows Server 2008 R2で動作するXenApp 6.5 FP2でホストする。

Windows 7/8(32/64ビット)で動作する。

Windows 7/8(32/64ビット)のローカルにインストールするMSIアプリケーションを展開する。

App-V、Windows 7/8(32/64ビット)で動作する。

Windows 7/8(32/64ビット)にストリーム配信するApp-Vを展開する。

Windows Server 2012/2008 R2で動作するが、マルチユーザー環境(RDS)およびWindows 7/8(32/64ビット)で動作しない。

アプリケーションを破棄して置き換える/互換性がある場合は、従来のApp-Vおよび/または従来のXenAppを使用して公開する。

Windows Server 2012/2008 R2、およびWindows 7/8(32/64ビット)で動作しない。

アプリケーションを破棄して置き換える/互換性がある場合は、従来のApp-Vおよび/または従来のXenAppを使用して公開する。