Product Documentation

解決

Jul 08, 2016

AppDNAでは、アプリケーションで検出された互換性の問題に関する情報が提供されます。 AppDNAでは、アプリケーションが対象のプラットフォームで動作するようにアプリケーションまたは環境を変更してこれらの問題を解決するプロセスのことを、修復(Remediation)と呼びます。

修復レポートでは、特定のアプリケーションの詳細な修復情報が提供されます。 複数の代替手段が提供される場合があります。 修復レポートでは、各問題によって影響を受けるアプリケーションコンポーネントの詳細も示されます。

修復レポート

デスクトップアプリケーション用には2つ、Webアプリケーション用には3つの修復レポートビューがあります。

  • Remediation Issues - アルゴリズムによって特定された問題の内訳と、影響を受けるコンポーネントの情報を提供します。
  • Remediation Actions - アプリケーションの修復に必要なアクションの数と種類の内訳を提供します。
  • Site Map – (Webアプリケーションのみ)AppDNAの指向スパイダーがキャプチャに成功した、キャプチャをスキップした、またはキャプチャに失敗したページ、オブジェクト、スクリプト、およびスタイルシートの概要が提供されます。

修復レポートを開くには、次の手順に従います。

  1. [Reports: Applications]をクリックして、レポートの名前([Windows 8/8.1]など)をクリックしてレポートビューの一覧を開きます。
  2. 修復の問題を表示するには、[Application Issues]をクリックして、レポート内のアプリケーションのリンクをクリックします。

    修復アクションを表示するには、[Application Actions]をクリックして、レポート内のアプリケーションのリンクをクリックします。

これらのビューを切り替えるには、レポート上部の[Switch to]リンクをクリックします。

AppDNAが自動修正を提供するデスクトップアプリケーションの場合、変更を含む.mstファイル形式の修正をダウンロードし、インストールの間にアプリケーションの.msiファイルに適用して、問題を修正できます。 修正をダウンロードするには、[Get MST fixes]をクリックします。

必要に応じて、複数の標準レポートの修復レポートビューをマージできます(カスタムレポートでは不可能)。 たとえば、Windows 8レポートとApp-Vレポートの結果をマージできます。 これを行うには、次の操作を行います。

  1. [Export]ツールバーの[Merge report]をクリックします。
  2. 現在のレポートとマージするほかのレポート(1つまたは複数)を選択し、[View merged report]をクリックします。

レポートに関係する場合、現在選択されているOSイメージが画面の上部に表示されます。 選択を変更するには、[Export]ツールバーの[Change images]をクリックします。

Detail – アプリケーションの名前、製造元、バージョン、インストールファイル、パッケージの種類、標準RAG状態、修復レポートビューの生成日が表示されます。

Journal – アプリケーションに外部データまたは手動ジャーナルエントリがある場合、このセクションに表示されます。 このアプリケーションがPCA(shim)データベース外部データソースの1つに存在するエントリとマッチされている場合、このセクションには、一致している実行可能(.exe)ファイルと、関連する場合はshimの名前が表示されます。 [Accept]をクリックすると、外部データエントリを標準のジャーナルエントリに変換できます。 これは、アプリケーションのRAG状態が、対応する互換性(ジャーナル)状態によって上書きされることを意味します。

残りの詳細部分は、IssueビューとActionビューで異なります。

Issueビューには、アプリケーションによってトリガーされたアルゴリズムの一覧が表示されます。 各アルゴリズムについて、モジュールおよびレポート名と共に、アルゴリズム、アルゴリズムグループ、標準RAG、およびアプリケーションによってアルゴリズムがトリガーされた回数が表示されます。 アルゴリズム名はリンクになっており、クリックすると次のようにアルゴリズムの詳細情報を参照できます。

各アルゴリズムに関する詳細な情報には、グループの説明、アルゴリズムにより特定された問題の発現、修復方法の説明、およびアルゴリズムをトリガーしたアプリケーションコンポーネントの一覧が表示されます。 これらの詳細はアルゴリズムによって異なります。

Actionビューには、アルゴリズムによって発見された問題を修正するために実行する必要があるアクションの一覧が表示されます。 アクションとその詳細の組み合わせごとに、修復難易度、アクション後RAG、および対処する必要がある問題の数が表示されます。 アクションの詳細はリンクになっており、クリックすると次のようにその詳細情報を参照できます。 ここには、アルゴリズムグループの説明、アルゴリズムにより特定された問題の発現、修復方法の説明、およびアルゴリズムをトリガーしたアプリケーションコンポーネントの一覧など、アクションが適用される各アルゴリズムについての詳細が表示されます。 これらの詳細はアルゴリズムによって異なります。

ヒント:レポートエクスポートウィザードを使用して、複数のアプリケーションの修復レポートをエクスポートします。

標準の修復アクション

修復レポートには、各アプリケーションについての修復アクションおよびその詳細が一覧表示されます。 以下は、レポートに表示される修復アクションの例です。

  • 追加のテストが必要です。
    • アプリケーションに機能テストが必要です。
    • アプリケーションのセキュリティリスクを評価します。
    • ドライバーの互換性テストが必要です。
    • アプリケーションの発行者が信頼できることを検証します。
  • 追加のXenAppテストが必要です。
  • shimを適用します。
  • グループポリシーを変更します。
  • ハードウェアを変更します。
  • オペレーティングシステムビルドを変更します。
    • 信頼された一覧の証明書を追加します。
    • オペレーティングシステムにサポートされないコンポーネントを追加します。
    • オペレーティングシステムに再頒布可能パッケージを追加します。
    • 64ビット版オペレーティングシステムでアプリケーションを実行します。
  • ソフトウェアを変更します。
  • デスクトップ仮想化技術を使用して展開します。
  • アプリケーション仮想化技術を使用して展開します。
  • OSDファイルを編集します。
  • App-V管理コンソールでの変更が必要です。
    • グローバルFTAを作成します。
    • FTAプロバイダーにするアプリケーションを選択し、ほかのアプリケーションの動詞を変更します。
  • Redevelopment required
  • アプリケーションを再パッケージします。
    • 共有リソースのマージモジュールを作成します。
    • MSIによって呼び出されるスクリプトファイルを編集します。
    • 不足しているリソースを提供するか、再配布可能なソフトウェアをインストールします。
    • セットアップファイルの名前をSetup.EXEに変更します。
  • シーケンス処理の手順に従う必要があります。
    • INIファイルにプレースホルダーを追加します。
    • 環境変数の変更を構成します。
    • シーケンスに不足しているファイルを含めます。
    • [スタート]メニューのスタートアップフォルダーにショートカットを公開します。
    • 必須サービスと共にアプリケーションをシーケンス処理します。
  • App-V 5.0を使用します。

レポートで使用可能な各アルゴリズムのアクションを表示するには、[Configure]、[Modules]、[Module]、[Report Name]の順に選択します。

緑のアルゴリズムが示す情報

AppDNAレポートに組み込まれているアルゴリズムの中には、緑のRAG状態を表示するものがあります。 通常、緑のRAG状態は、アプリケーションが対象のプラットフォームでのユーザー承認テストの準備ができていることを意味します。 ただし、これらのアルゴリズムはいくつかのグループに分類できます。

  • 一部のアルゴリズムでは、通常は特定の状況でのみ問題になる問題が検出されたことを理由に、RAG状態が緑になります。 対象の環境がその特定の状況に当てはまる場合は、カスタムRAG状態を黄色に構成するとよいでしょう。 たとえばWindows 7のW7_VDEPNX_001アルゴリズムでは、データ実行防止機能(DEP:Data Execution Prevention)が有効な場合にのみ発生する問題を検出します。 通常のアプリケーションに対してデフォルトではDEPは無効であるため、このアルゴリズムのRAG状態は緑になります。 したがって、対象の環境でDEPが有効である場合は、このアルゴリズムのカスタムRAG状態およびデフォルトのアクションを変更するとよいでしょう。 手順については、「アルゴリズムの構成」を参照してください。
  • 一部のアルゴリズムでは、概して受け入れられているベストプラクティスと相反しているが、通常は互換性に影響を与えない状況を検出します。 したがって、これらのアルゴリズムのRAG状態は緑になります。 ただし、たとえば廃棄するアプリケーションを検討するときに役立つ情報が提供されます。 同様に、ほかの問題を解決するためにアプリケーションを再開発する必要がある場合は、ベストプラクティスの問題に同時に対処するとよいでしょう。
  • めったに問題にならない問題が検出されたことを理由に、RAG状態が緑になるアルゴリズムもあります。 これらのアルゴリズムは、状態が黄色または赤のアルゴリズムによって識別されたすべての問題に対処した後で、それでもアプリケーションに問題がある場合に役立つ情報を提供します。