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RAGアイコンについて

Jul 08, 2016

AppDNAでは、赤、黄色、および緑のアイコン(RAGアイコン)を使用してアプリケーションの互換性状態が示されます。 たとえば、以下のOverview Summaryレポートビューの抜粋には、アプリケーションの一覧と、アクティブなレポートそれぞれの全体的な互換性状態を示すRAGアイコンが表示されています。

このトピックでは、さまざまなRAGアイコンとその意味の概要と、RAGの種類について説明します。 また、一部のエクスポートや、Application IssuesレポートビューなどでマウスでRAGアイコンをポイントすると表示されるヒントで、RAGアイコンがどのようにテキストに変換されるのかについても説明します。

RAGアイコン

緑のRAG AppDNAの分析によると、アプリケーションは対象のプラットフォームで現状のままで機能すると予想され、ユーザー承認テストの準備ができています。

黄色のRAGAppDNAの分析によると、修復できる可能性がありますが、アプリケーションは機能しない、または一部の機能が動作しない可能性があります。

赤のRAGAppDNAの分析によると、アプリケーションは機能しないことが予想される、または機能しないことが確実で、再開発が必要な可能性があります。

アイコンの右下の部分がAppDNAのRAG状態を示し、左上のオーバーレイがAppDNAの外部(「medium trust」(デフォルト)として構成された外部データソース)に由来する別の互換性状態を示しています。 ここに示されているアイコンは、黄色の標準RAGと緑のオーバーレイの組み合わせです。 これは、AppDNAの分析ではアプリケーションが対象の技術で問題を引き起こす可能性があると示されたが、外部データソースでは(おそらくは、実行時に自動的にshimが適用されるために)アプリケーションに互換性があると示していることを表します。 このほかにも、AppDNAのRAG状態と外部データの状態のすべての組み合わせが可能です(緑のRAGに赤のオーバーレイ、緑のRAGに黄色のオーバーレイ、赤のRAGに赤のオーバーレイなど)。

外部データが「low trust」として構成されている以外は前のアイコンと同じです。

外部データソースが「high trust」として構成されているためにその互換性情報(ここでは緑の状態)によってAppDNAの結果が自動的に上書きされています。 「high trust」の外部データに由来する黄色と赤の状態を表す同様のアイコンもあります。

AppDNAのジャーナルを使用して互換性状態が手動で緑に設定されています(テストの結果、対象の技術上でアプリケーションが動作するとわかった場合など)。

AppDNAのジャーナルを使用して互換性状態が手動で黄色に設定されています(テストの結果、対象のプラットフォーム上でアプリケーションに問題が発生するとわかった場合など)。

AppDNAのジャーナルを使用して互換性状態が手動で赤に設定されています(テストの結果、対象のプラットフォーム上でアプリケーションが動作しないとわかった場合など)。

不明のRAG- データ不足のため状態が不明です。通常これは、アプリケーションがレポートのためにまだ分析されていないためです。 デスクトップアプリケーションはWebアプリケーションレポートに対してこの状態になり、WebアプリケーションはWindowsアプリケーションレポートに対してこの状態になります。

アプリケーションのレポートライセンスが有効になっていません(ロック)。 アプリケーションのロック解除について詳しくは、「ライセンスの適用」を参照してください。

RAGの種類

各レポートに対するアプリケーションのRAG状態には3つの種類があります。それらを次の表に示します。

RAG Type説明
Standard特定のレポートに対するアプリケーションの全体的な互換性状態を示します。レポートに組み込まれているアルゴリズムに基づいています。 アプリケーションによってトリガーされたすべてのアルゴリズムの中で最も高いRAG状態がそのレポートに対するアプリケーションの全体的なRAG状態になります。 上で説明したように、外部データエントリやジャーナルエントリによってRAGアイコンを変更できます。
カスタムデフォルトでは標準RAGと同じですが、組織のニーズに合わせてカスタマイズすることができます(黄色状態を赤に上げたり、緑に下げたりするなど)。 カスタムRAGのアイコンも、標準RAGと同様に、外部データエントリやジャーナルエントリによって変更できます。
アクション後修復アクションを実行した後で予期される状態を示します。 たとえば、標準RAGが黄色で修復オプションがある場合は、通常、アクション後RAGは緑になります。 ただし、標準RAGが赤で修復オプションがアプリケーションの再開発のみである場合は、アクション後RAGも赤になり、複雑な開発および/または置き換えが必要であることを示します。

複雑度RAG

一部のアプリケーションレポートビューには、アプリケーションの複雑度RAGも表示されます。 これは、アプリケーションの複雑度を示します。 複雑度は、アプリケーションの持つファイルとレジストリエントリの数に基づきます。 3つの複雑度レベルのしきい値を[Reporting settings]で設定できます。

比較的単純なアプリケーションです。

一般的なアプリケーションです。

複雑なアプリケーションです。

ヒント

Application IssuesレポートビューやApplication ActionsレポートビューでマウスでRAGアイコンをポイントすると、テキストバージョンのRAGアイコンがヒントとして表示されます。 一部のレポートエクスポートでRAGアイコンを表現するためにも同じテキストが使用されます。 たとえば、RAGアイコンが「low trust」または「medium trust」の外部データエントリによって変更されている場合は、次のように、外部データ由来の状態と信頼レベルがかっこで囲んで示されます。

Red (Green external: medium trust)

手動のジャーナルエントリまたは「high trust」の外部データエントリが適用されている場合は、それらがテキストの先頭に示されます(AppDNAのRAGが上書きされるため)。 AppDNAのRAGはその後にかっこで囲んで示されます。 次に例を示します。

Green journal (Amber RAG) Green external: high trust (Amber RAG)