Product Documentation

トラブルシューティング

Feb 04, 2016

次の手順に従って、インストールしたシステムを検証し、ユーザーからトラブルシューティング情報を収集できます。

  • オーディオおよびビデオデバイスの検出を確認します。ユーザーデバイスのLyncツールメニューで、[ツール]>[オーディオとビデオの設定]を選択します。
  • Lyncの[バージョン情報]ページを開き、接続の属性(状況、接続の種類、およびモード)を確認します。次のスクリーンショットは、正しい接続値を示しています。



    フォールバックモードまたは非最適化モードのHDX RealTime Connector for Microsoft Lyncでは、[モード]フィールドの値が[非最適化]になります。フォールバックモードでは、ビデオおよびオーディオがサーバー上で処理され、メディアが端末からサーバーに送信されてから端末に返送されます。

  • 通話中、ネットワークの状態に関する情報を確認するにはAlt+Nキーを押します。次の例に示すように、[ネットワークの状態]ウィンドウが開きます。赤で表示される値は、ネットワークで発生している可能性がある問題を示しています。デフォルト名がcall_statistics_.txtというテキストファイルに値を書き込むには、[統計情報の保存]をクリックします。



ログファイルの場所

HDX RealTime Connector for Microsoft Lyncのクライアントアプリケーションによっても、XenAppまたはXenDesktopサーバーにログが書き込まれます。 これらのログは、クライアント側のオペレーティングシステムに応じて、次の場所に作成されます。
  • Windows XPユーザーの場合:%Temp%\Citrix\RealTimeConnectorLC\MediaEngine\MediaEngineDebugLogs
  • Windows 7ユーザーの場合:C:\Users\USERNAME\AppData\Local\Temp\Citrix\RealTimeConnectorLC\MediaEngine\MediaEngineDebugLogs
  • Windows 8ユーザーの場合:C:\Users\USERNAME\AppData\Local\Temp\Citrix\HDXRTConnectorLC\MediaEngine\MediaEngineDebugLogs

MediaEngineHost.exeにより、クライアント側のエラーログがローカル端末の%TEMP%\Citrix\RestrictedMediaEngine\に書き込まれます。

接続の問題がDNSの問題に関係するかどうかの判別

端末側でDNSに関する問題があると、Lyncアプリケーションが正しく登録されてもHDX RealTime Connector for Microsoft LyncおよびCitrix HDX RealTime Media Engineの登録に失敗することがあります。この場合は、リモートの端末からDNSの問題をデバッグして修正します。

Dell Wyse端末のクラッシュログの保存

Dell Wyse端末でユーザーモードで操作しているときは、アプリケーションクラッシュのログファイルは保存されません。クラッシュログを保存するには、管理者モードで操作する必要があります。クラッシュログはデフォルトで、Wyse端末のZドライブであるMS-RAMDRIVEに作成されます。

Citrix HDX RealTime Media Engineのエラーログの場所の変更

クライアントアプリケーションのエラーログは、通常、クライアントデバイスのローカルに作成されます。ただし、そのようなローカルのエラーログは端末ユーザーがログオフするときに削除され、システム管理者がログを入手できないことがあります。

HDX RealTime Media Engineでは、クライアントデバイスで動作する仮想デスクトップ上のMedia Engineエラーログにエラーメッセージを書き込むことによって、この問題を回避します。

Media Engineのエラーメッセージの書き込み場所を、仮想デスクトップからクライアントデバイスのローカルに戻すには

  1. クライアントデバイス上で実行中のリモートデスクトップのレジストリHKEY_CURRENT_USER\Software\Citrix\HDXRTConnectorLC\MediaEngineで、EnableRemoteDebugLoggingという名前で種類がDWORDのレジストリ値を作成します。
  2. EnableRemoteDebugLoggingの値は0に設定します。

仮想デスクトップでのエラーメッセージのリモートログを再度有効にするには、キーの値を1(有効)に設定するか、キー全体を削除します。

Citrix HDX RealTime Media Engineのためのビデオフレームレートの制限

1 秒あたりのフレーム数(FPS)のレートが高いためにビデオに画像の崩れなどの問題が発生する場合は、次のレジストリキー値を使用して、サポートされるFPSを制限できます。[HKEY_CURRENT_USER\Software\Citrix\HDXRTConnectorLC\MediaEngine] "MaxAllowableFrameRate"="15".

ファイアウォールがHDX RealTime Connector for Microsoft Lyncをブロックしているかどうかの判別

パーソナルファイアウォールによりネットワークの初期化が長時間ブロックされると、HDX RealTime Connector for Microsoft Lyncの初期化に失敗することがあります。アプリケーションのブロックを解除すると、次回のプログラムの実行時にこの問題が解決されます。

ファイアウォールがブロックされると、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。

  • Citrix HDX RealTime Connector for Microsoft Lync は RealTime Media Engine からの接続を待機しています...
  • このデバイス上で Citrix HDX RealTime Connector for Microsoft Lync の実行を継続できません。Media Engineとの通信が中断されました。システム管理者に連絡してください。

この問題を解決するには、Windowsファイアウォールで例外を作成してください。

第2のセッションが開始された後のLyncの標準サイズへの復元

最初のセッションが開いたままの状態で第2の端末から第2のセッションを開始した場合にMicrosoft Lyncが第2のセッションを開かないことがあります。タスクバーに最小化されたままになります。これを最大化するには、タスクバーを右クリックして[最大化]を選択します。次にLyncのサイズを標準サイズに戻し、Lyncを再起動します。

AppCenterの「アプリケーションが起動していません」エラーの解決

エラー「アプリケーションが起動していません」が、公開アプリケーションを閉じた時に表示されることがあります。この問題を解決するには、LyncMonitor.exeをXenAppサーバーのレジストリキーに追加します。詳しくは、http://support.citrix.com/article/CTX133328およびhttp://support.citrix.com/article/CTX891671を参照してください。

ワイヤレスネットワーク接続を使っている場合のビデオの品質問題の解決

ワイヤレスネットワーク接続を使用している時にビデオ品質が低いという問題がある場合は、ワイヤレスアクセスポイントに近い場所に移動してみます。これで問題が解決しない場合には、有線ネットワーク接続を試してみます。有線ネットワーク接続を使用する場合、伝送の問題を避けるためワイヤレスネットワークアダプターを無効にします。

Windows端末上へのRealTime Media Engineのルート証明書のインストール

ある種のWindows端末には、 信頼済みルート証明書のデフォルトのセットにRealTime Media Engine用のVeriSignルート証明書がないものがあります。端末に必要な証明書がない場合は、Lyncの起動後に次の問題が即座に見られます。

  • LyncがRealTime Media Engineに接続しません。
  • カメラプレビューが機能しません。
  • HDX RealTime Connector for Microsoft Lyncプログラム情報ページにRealTime Media Engineのエントリが表示されません。
  • 端末のエラーログに次のエントリが記録されます。Media Engine package search failure.It is impossible to launch MediaEngineHost.

ルート証明書の問題について詳しくは、以下の技術文書を参照してください。

ルート証明書を入手します。

  1. https://www.verisign.com/support/roots.htmlにアクセスします。
  2. [VeriSign Root Package][Download a root package]をクリックしてroots.zipアーカイブをダウンロードします。
  3. roots.zipアーカイブからファイルをWindows端末に解凍します。

手動でルート証明書をインストールするか、Microsoft管理コンソール(MM)を使ってインストールします。

  • 手動インストールを実行するには
    1. Windows端末で、解凍したファイルがある\rootsフォルダーに移動し、Verisign Root Certificates > Generation 5 (G5) PCAフォルダーを開きます。
    2. フォルダー内で、[VeriSign Class 3 Public Primary Certification Authority - G5.cer]を右クリックして[証明書のインストール]を選択します。
    3. セキュリティ警告を下にスクロールして、証明書のインポートウィザードを開き[次へ]をクリックします。
    4. [証明書ストア]ページで、[証明書をすべて次のストアに配置する]をクリックし[参照]をクリックします。
    5. [証明書ストアの選択]ダイアログボックスで、[物理ストアを表示する]チェックボックスをオンにします。
    6. 信頼されたルート証明書機関フォルダーを開き、[ローカルコンピューター]を選択して[OK]をクリックします。
    7. [次へ]をクリックして設定を確認し、[完了]をクリックします。
  • MMCを使ってインストールを実行するには
    1. Windows端末で、[スタート]をクリックして「run」と入力します。
    2. [プログラムとファイルの検索]に、「mmc」と入力してコンソールを開きます。
    3. [ファイル]メニューから、[スナップインの追加と削除]を選択します。
    4. [スナップインの追加と削除]ダイアログボックスで[追加]をクリックします。
    5. [証明書]を選択して[追加]をクリックします。
    6. [コンピューターアカウント]を選択して、[次へ]をクリックします。
    7. [ローカルコンピューター]を選択して、[完了]をクリックします。

インストールの問題の解決

通常、ソフトウェアに関して最も一般的なインストールの問題は、インストールに必要なシステムファイルが破損していることに関連しています。このようなエラーが発生するのはまれですが、トラブルシューティングは容易ではありません。

Media Engineをインストールするには、Microsoft .NET 3.5.1が必要です。Microsoft .NET 3.5.1がインストールされていない場合はインストールしてください。既にインストールされている場合は、Microsoft .NET 3.5.1の修復インストールを行ってください。

一部のWindowsマシン上では、埋め込みカスタムアクションVBスクリプトの実行する場合、ソフトウェアのインストール中にエラーが発生します。ユーザーに表示されるまたはインストールログに記録される一般的エラーは、2738および1720です。適切な昇格実行レベルに必要とされるHKEY_LOCAL_MACHINEではなくHKEY_CURRENT_USERレジストリハイブの下にアンチウィルスプログラムvbscript.dll ClassIDを置いた場合に、これらのエラーが発生する場合があります。

次のレジストリクエリを実行して、vbscript.dll ClassIDが現在のユーザー、システム全体、またはその両方にインストールされるか判別します。

  • % reg query HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\CLSID{B54F3741-5B07-11CF-A4B0-00AA004A55E8}
  • % reg query HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID{B54F3741-5B07-11CF-A4B0-00AA004A55E8}

ClassIDはHKEY_LOCAL_MACHINEに対してのみ表示される必要があります。HKEY_CURRENT_USERの下の場合は、次の手順に従います。ClassIDがHKEY_LOCAL_MACHINEの下にありHKEY_CURRENT_USERの下にない場合、手順.2を開始します。

  1. アンチウィルスクリーンアップユーティリティを実行します。
    1. 端末にインストールされたアンチウィルスプログラムがあり、その製造元のクリーンアップユーティリティがある場合は、そのクリーンアップユーティリティを実行します。
    2. Media EngineインストーラーのMSIを再度実行します。
    3. 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。
  2. vbscript.dllの登録

    vbscript.dllファイルまたはそのClassIDに対するレジストリ参照が非登録または破損状態になることがあります。次の手順に従って登録または修復を実行します。

    1. 管理者としてCMD.exeを実行します。[スタート]をクリックし、「cmd」と入力して[cmd]を右クリックし、[管理者として実行]をクリックします。
    2. コマンドウィンドウに次のように入力します。
      • 32ビットバージョンのWindowsの場合:cd %windir%\system32
      • 64ビットバージョンのWindowsの場合:cd %windir%\syswow64
    3. コマンドウィンドウに次のように入力します。regsvr32 vbscript.dll
    4. Media EngineインストーラーのMSIを再度実行します。
    5. 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。
  3. vbscript.dll ClassIDを削除します。
    1. レジストリエディターで、次のキーを見つけて削除します。HKEY_Current_User\SOFTWARE\Classes\CLSID{ B54F3741-5B07-11CF-A4B0-00AA004A55E8}.
    2. [スタート]>[コントロールパネル]の順にクリックし、ユーザーアカウント制御設定に移動してスライダーを[通知しない]に移動します。

      トラブルシューティングが完了した後は、必要に応じてこの変更を元に戻すことができます。

    3. Media EngineインストーラーのMSIを再度実行します。
    4. 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。
  4. システムファイルチェッカーで壊れたシステムファイルを修復します。
    1. 管理者としてCMD.exeを実行します。[スタート]をクリックし、「cmd」と入力して[cmd]を右クリックし、[管理者として実行]をクリックします。
    2. コマンドウィンドウに次のように入力します。sfc /scannow
    3. Media EngineインストーラーのMSIを再度実行します。
    4. 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。
  5. 壊れたレジストリエントリを元の状態に復元します。
    1. Windows端末を再起動し、再起動中にオペレーティングシステムのインストールDVDを挿入してそこから起動させます。

      オペレーティングシステムのインストールDVDは端末にインストール済みのWindows Service Packに一致するものである必要があります。

    2. インストール手順に従って処理を進め、オペレーティングシステムを修復するオプションを選択します。
    3. Media EngineインストーラーのMSIを再度実行します。