アップグレード

RealTime Optimization Pack 2.3の機能を利用するには、Skype for Business 2015を2016年6月のPU(15.0.4833.1001)以降にするか、またはOptimization Pack 1.xをバージョン2.3にアップグレードする必要があります。

Optimization Pack 2.xから2.3へのアップグレード

Optimization Packは、Optimization Pack 2.xからこのバージョンへの柔軟なアップグレードをサポートします。Optimization Pack 2.xから2.3にアップグレードするには、次のことに注意します。

  • Optimization Packを2.2にアップグレードするには、Skype for Business 2015を更新プログラム15.0.4833.1001以降にアップグレードするか、Skype for Business 2016を更新プログラム16.0.7341.2032(Click-to-Run)以降(英語版)にアップグレードする必要があります。
  • RealTime Media Engine 2.xをすぐにエンドポイントでアップグレードせずに、RealTime Connectorを2.xから2.3にアップグレードできます。すべての新機能および既知の問題の修正を利用するには、RealTime Media Engineを更新する必要があります。これは、メジャーリリース、マイナーリリース、パッチリリースのすべてに適用されます。
  • RealTime ConnectorおよびSkype for Businessは個別にアップグレードできます。
    • RealTime Connector 2.xを2.3にアップグレードしてから、 Skype for Business 2015を2016年6月の更新プログラム15.0.4833.1001以降にアップグレードします。Skype for Business 2016は、更新プログラム16.0.7341.2032以降(英語版)にアップグレードする必要があります。

      または

    • Skype for Business 2015を2016年6月の更新プログラム、またはそれ以降にアップグレードします。次に、RealTime Connector 2.0.xまたは2.1を2.3にアップグレードします。Skype for Business 2016は、更新プログラム16.0.7341.2032以降(英語版)にアップグレードする必要があります。

  • マイナーまたはメジャーリリースの段階的なアップグレードを行う場合(2.0から2.3など)、RealTime Media Engineの前にまずRealTime Connectorをアップグレードする必要があります。そうしない場合、最適化された動作ではなくフォールバック動作が発生します。
  • パッチリリースへのアップグレードの場合(2.xから2.x.100など)は、どちらを先にアップグレードしても問題ありません。

重要

1.xをアップグレードする場合、最適な操作を続けるためにはRealTime ConnectorおよびRealTime Media Engineの両方をアップグレードする必要があります。

Linuxのアップグレード要件

32ビットバージョンCitrix Receiver for Linuxおよび32ビットバージョンRealTime Media Engineを64ビットシステムで実行している場合、32ビットバージョンのRealTime Media Engineパッケージを使用してアップグレードする必要があります。

64ビットバージョンのRealTime Media Engineを利用するには、最初に32ビットバージョンのCitrix Receiver for LinuxとRealTime Media Engineの両方をアンインストールします。次に、64ビットバージョンのCitrix Receiver for Linuxのバージョン13.2以降および64ビットバージョンのRealTime Media Engineをインストールします。

Optimization Pack 1.xから2.x

2015年、CitrixとMicrosoftは仮想環境でSkype for Businessを配信する新しいインフラストラクチャを共同開発しました。この新しいインフラストラクチャによって、2.xリリースから次のリリースへのアップグレードが円滑になります。すべてのユーザーデバイスでRealTime Media Engineをアップグレードする前に、XenAppおよびXenDesktopサーバー上のRealTime Connectorをアップグレードできるようになります。RealTime Media Engineの1.xバージョンはRealTime Connector 2.xと互換性がないため、従来の1.xから2.xへのアップグレードは難しくなります。そのため、ユーザーデバイスでRealTime ConnectorのアップグレードからRealTime Media Engineのアップグレードまでの間、Skype for Businessクライアントの配信を最適化することはできません。

アップグレードをより円滑に行うためには、Electronic Software Deliveryを使用して、ユーザーデバイスでRealTime ConnectorおよびRealTime Media Engineを更新することをお勧めします。アップグレードは可能な限り同時に近いタイミングで実行してください。ユーザーがSkype for Businessオーディオ/ビデオサービスを使用する必要があり、RealTime ConnectorとRealTime Media Engineのバージョンが一致していない場合、RealTime Connectorはサーバーの負荷を管理するために、フォールバック制御を提供します。これによって、管理者はRealTime Media Engineが2.xにアップグレードされるまでオーディオ/ビデオサービスを完全に拒否するか、オーディオのみを許可するか、オーディオとビデオの両方を許可するかを構成できます。サーバー側のビデオ処理はCPUの使用やサーバーのスケーラビリティに深刻な影響を与えます。

Microsoft Lync VDIプラグインからOptimization Packへの移行

CitrixとMicrosoftは協力して、XenAppおよびXenDesktop環境でSkype for Businessクライアントを配信する「バージョン2」アーキテクチャを開発しました。これが、2015年12月のRealTime Optimization Pack 2.0リリースおよびSkype for Businessクライアントの関連更新プログラムにつながりました。それまでは、VDIプラグインと呼ばれるCitrix Receiver for Windowsプラグインによる「バージョン1」ソリューションがMicrosoftによって提供されていました。

Lync 2013クライアントバージョン15.0.4859.1002(2016年9月導入)には、Lync VDIプラグインをRealTime Media Engine 2.2と使用するための拡張機能が含まれています。この拡張機能は移行を容易にします。次の手順で移行します。

  1. XenDesktopサーバー上のLync/Skype for BusinessクライアントおよびユーザーのWindowsデバイス上のLync VDIプラグインにすべての最新の更新を適用します。移行は両方のコンポーネントに最新の更新が適用されている場合のみサポートされています。クライアントがSkype for Business UIモードで実行されていることを確認します。Optimization Pack 2.3はこのモードのみをサポートします。
  2. エンドポイントで、RealTime Media Engine 2.3をLync VDIプラグインと同時に展開します。この時点で、Lync VDIプラグインはまだオーディオ/ビデオ通信で使用されています。
  3. XenDesktopサーバーで、Skype for Businessに対応したRealTime Connectorを展開します。これによって、システムは、オーディオ/ビデオ通話にRealTime Optimization Packを使用するよう切り替わります。
  4. Lync VDIプラグインをWindowsデバイスからアンインストールします。