このリリースについて

新機能

2.9 LTSRの新機能

会話の中断時におけるユーザー側のオーディオエクスペリエンスが向上:

通話中にスピーカーが中断すると、参加者には無音ではなくコンフォートノイズが聞こえます。この拡張機能によって、参加者は通話がまだ切断されていないことを知ることができます。

QoE(Quality of Experience)統計:

QoE統計レポートに、さらにビデオパラメーターが追加されました。

QoEレポートのTraceRoute情報:

HDX RealTime Optimization Packは、通話からのルーティング情報を収集するようになりました。この情報は、通話のパフォーマンス問題のトラブルシューティングに役立ちます。TraceRouteは、Android上でサポートされていません。Microsoft TraceRouteテーブルについては、TraceRouteテーブルを参照してください。

解決された問題

  • 複数のモニターを使用している場合、Microsoft Windows 10バージョン1607で実行されているSkype for Businessのビデオ通話は、1つのモニター上で正しくレンダリングされても、他のモニター上では黒い画面が表示されるかフリーズすることがあります。 [CVADHELP-13153]

  • HDX RealTime Connectorがインストールされている場合、Skype for Businessの着信で音量調整スライダーが機能しなくなります。詳しくは、Knowledge CenterのCTX267066を参照してください。 [CVADHELP-13344]

  • HDX RealTime Optimization Packがインストールされている場合、モバイルユーザーであるユーザー1と公開デスクトップにSkype for Businessがインストールされているユーザー2の間の音声通話が切断されることがあります。 [CVADHELP-13678]

  • HDX RealTime Media EngineがmacOS上がインストールされている場合、Skype for Businessのビデオ通話がSkype for Businessウィンドウの外にビデオを表示することがあります。この問題は、公開デスクトップを複数モニターで全画面モードで表示すると発生します。 [CVADHELP-13850]

  • macOS上で動作しているUSB HIDオーディオデバイスを取り外すと、HDX RealTime Optimization Packが予期せず再接続することがあります。 [LOP-888]

  • HDX RealTime Optimization Packがインストールされている場合、Skype for BusinessがTurret Proxy Open Line Dealing Serverのようなサードパーティのアプリケーションからの着信通話を拒否することがあります。 [LOP-3925]

  • RealTime Optimization Packで、ビデオがレターボックス形式で開きます。ビデオがネイティブSkype for Businessに送信される場合、ネイティブSkype for Businessが、正方形のフォーマットに合わせるためにビデオをトリミングおよび拡大/縮小することがあります。 [LOP-2431]

  • Mac上のユーザー(ユーザー2)が別のユーザー(ユーザー1)によってインストールされたRealTime Media Engineを使用しようとすると、操作性が最適化されないことがあります。 [LOP-2203]

  • 一部のChromebookでは、HDX RealTime Media Engineが外部ユーザーとの通話を確立することができません。 [LOP-4018]

既知の問題

重要:

レジストリエディターの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、オペレーティングシステムの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、シトリックスでは一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

一般的な既知の問題

  • macOS XユーザーがSkype for Businessを実行中にドックUI設定を変更すると、以降の通話はローカルまたはリモートのビデオを表示しなくなります。 [LOP-1062]

    回避策:Skype for Businessを再起動します。

  • 音声のみに設定されたフォールバックモードのユーザーがビデオ会議に参加すると、参加者リストに間違った状態(保留中)で表示されることがあります。他のユーザーの状態は正しく表示されます。 [LOP-1175]

  • 発信者がアクティブな通話中に別のヒューマンインターフェイスデバイス(HID)に接続すると、通話が切断されることがあります。 [LOP-1377]

  • IP電話で呼び出された側がオーディオのみのビデオ通話を承諾すると、呼び出し元は第3の参加者を追加して通話を電話会議に変更することができません。

    回避策:呼び出された側は第3の参加者を追加できます。参加者を追加後、すべての電話会議機能を使用できます。 [LOP-1504]

  • Optimization PackはPolycom RealPresence Trio 8800と互換性がありません。Skype for Business UIで通話を承認した後、Polycom RealPresence Trio 88を使用して通話を切断しようとすると、通話が終了しません。 [LOP-1983]

  • Logitech 9000カメラとCitrix Readyワークスペースハブを使用すると、ビデオキャプチャの問題が発生する可能性があります。プレビューオプションが機能しない、通話の初期化が遅い、保留中の通話を再開できない、または通話中にカメラが機能しなくなることがあります[LOP-2339]

  • ピアツーピアの音声通話とビデオを同時に開始すると、Cannot start videoメッセージが表示されます。 [LOP-2356]

    回避策:オーディオのピアツーピア通話とビデオを同時に開始しないでください。

  • UVCカメラを使用したピアツーピア通話や[今すぐミーティング]でユーザーがビデオを転送する前に、ピクチャインピクチャビデオのウィンドウのアスペクト比が正しく表示されないことがあります。ピアツーピア通話では、送信中のビデオが本来のサイズより大きな幅で表示され、ピクチャインピクチャウィンドウよりも広い範囲の内容が表示されることがあります。[今すぐミーティング]では、各参加者がアクティブなスピーカーになった後、アスペクト比が16:9に変化します。 [LOP-2462]

  • WebカメラのマイクとPolycom CX100スピーカーまたは内蔵のスピーカーフォン/マイクを使用してChrome OSデバイスで通話を開始すると、エコーキャンセルが機能しないことがあります。通話中のリモートの参加者には、低音量で自分の声が聞こえることがあります。主催者からの背景音が聞こえることもあります。 [LOP-3082]

  • ピアツーピアまたは会議のビデオの解像度を変更している間、Chrome OSのRealTime Media Engineが約1〜2秒間黒い枠を表示することがあります。 [LOP-3207]

  • RealTime Connectorの初期化中に、通話がブロックされ、接続中状態がツールチップに表示されることがあります。この場合、ブロックされた通話が終了し、Skypeウィンドウが開き、通話が終了したことを示します。電話を切るボタンが反応しないため、ウィンドウを閉じるには右上隅のXを使用する必要があります。 [LOP-3634]

  • 2人のWindowsユーザー間の通話で、両方が同時に話し、1人がソフトウェアベースのアコースティックエコーキャンセル機能を有効にしている場合、音声にエコーがかかって聞こえることがあります。 [LOP-3740]

  • Optimization Packは、Citrix Receiver for Windowsの[詳細な設定]メニューから生成された[サポート情報]に表示されません。[608200, LOP-650]

  • Citrix Receiver for Mac 12.0がエンドポイントデバイス上にある場合に、Skype for BusinessおよびRealTime Optimization Packの実行後にヒューマンインターフェイスデバイス(HID)が削除されると、RealTime Media Engineがクラッシュすることがあります。[612448]

    回避策:Citrix Receiver for Macを新しいバージョンにアップグレードします。

HDX RealTime Media Engineの既知の問題

  • シームレスモードでは、全画面ビデオに次の問題があります。
    • シームレスモードでは、RealTime Media EngineのLinuxバージョンで全画面ビデオがレターボックス形式で開きます。[13564]

    • XenAppシームレスモードのシームレスセッションでは、全画面ビデオのコントロールが他のアプリケーションの背後に隠れることがあります。[10731]

  • インストール時またはアンインストール時に、日本語に翻訳されていないエラーメッセージが表示されることがあります。[14530, 93]

  • Windows上にHDX RealTime Media Engineをインストールする時に、ディスクの空き領域がないことを示すメッセージが表示されることがあります。このメッセージは、端末のZドライブに限定的な空き領域が存在する場合でも表示されます。これはMicrosoftインストーラーの既知の問題で、Citrix Receiverにも該当します。

サードパーティ製品の問題

  • iOS 9.2上のSkype(Skype for Businessではなく)でエラーが発生することがあります。 [LOP-1313]

    回避策:iOS 9.3.2にアップグレードしてください。

  • Microsoft Windowsのプライバシーポリシーが変更されたため、VDA上で、音声およびビデオ通話がフォールバックモードで開始できないことがあります。詳しくは、「Windows 10でのカメラとマイク、およびプライバシー」を参照してください。 [LOP-3460]

    回避策:マイクへのアクセスを有効にします。

  • エコーキャンセル処理中、ユーザー1に、部分的なエコーキャンセルにより水の中で話しているような音が聞こえることがあります。この問題は、ユーザー2のマイクが入力音声に敏感な場合に発生する可能性があります。 [LOP-3742]

  • Linuxは、オーディオデバイスの代わりにヒューマンインターフェイスデバイス(マウス)用のボタンを含む一部のオーディオデバイスで誤作動することがあります。このため、ユーザーがボタンを押すとマウスボタンのクリックとして認識され、通話が終了するまで通常のマウスが正しく動作しなくなります。[521088]

    回避策:ユーザー入力の入力元としてこのデバイスを無視するようにLinux X11グラフィックスサブシステムを構成します。/usr/share/X11/xorg.conf.dディレクトリで、以下のセクション(Jabra、Plantronics、Sennheiserなど)を含む.confファイルを作成、または変更します。

    Section “InputClass”

    Identifier “Jabra”

    MatchVendor “Jabra”

    Option “Ignore” “True”

    EndSection

    Section “InputClass”

    Identifier “Plantronics”

    MatchVendor “Plantronics”

    Option “Ignore” “true”

    EndSection

    Section “InputClass”

    Identifier “Sennheiser”

    MatchVendor “Sennheiser|1395”

    Option “Ignore” “true”

    EndSection

  • Linuxクライアントのマイクボリュームレベルが低い。

    回避策:Linuxのシステムボリュームコントロールでマイクのレベルを上げます。

  • LinuxクライアントでのJabra Pro 9465デバイスを使ったデュアルトーンマルチ周波数(dual-tone multi frequency:DTMF)番号へのダイヤルには問題があることがあります。[547234]

    解決策:RealTime Optimization Packのインターフェイスを使ってDTMF番号にダイヤルします。

  • Citrix RealTime Optimization PackはPlantronics Clarity P340オーディオデバイスをサポートしていませんが、P340-M(Skype for Businessの正規デバイス)はサポートします。[597048, 603639,608218]

  • Polycom CX100スピーカーフォンのマイクボリュームレベルは、HP Thin Proクライアントで使用している場合はフルレベルでも低くなります。[604219]

    回避策:クライアント上のregeditorプログラムを使用してHP Thin Proに付随するレジストリキーを変更します。このプログラムはrootとして、またはプロファイルエディターのレジストリエディターコンポーネントから実行できます。

    これらの設定は、入力ボリュームスライダーで可能な設定の範囲を制限します。RecordScaleのデフォルト値である100は、マイク端子が使用できる最大値を25%に制限します。RecordScaleを最大値の400に設定すると、スライダーを使ってスケール全体にアクセスできます。

    root>Audio>

    値の名前:RecordScale

    値のデータ:400(デフォルトは100)

    値の名前:RecordScaleAuto -

    値のデータ:0(デフォルトは1- 100に設定)

    1 ハードウェアの種類をベースにしたRecordScale値を設定します。

    2 ハードウェアの種類をベースにしたRecordScale値に設定しません。

    再生の場合、これらのコントロールは入力ボリュームコントロールと同じようにします。

    root>

    値の名前:OutputScale

    値のデータ:400(デフォルトは100)

    値の名前:OutputScaleAuto

    値のデータ:0(デフォルトは1)