使用されるスレッド数を指定してパフォーマンスを向上させる

ライセンスサーバーに対する要求は、リスナーポートを経由して受信されます。受諾スレッドは、すべての通信を受け入れる必要があります。受け入れられたメッセージは受信スレッドにより処理され、次に処理スレッドに渡されます。多数の要求が発生する場合にライセンスサーバーのパフォーマンスを改善させるには、使用する受信スレッドおよび処理スレッドの最大数を指定します。

プログラムがI/O要求(ライセンスのチェックアウト要求など)を発信する場合、スレッドを作成してそれを使用します。スレッドは、プログラム内の場所およびデータを参照ポイントとして保持します。プログラムは、要求が完了すると元の場所に戻ります。許可されているスレッドの数に応じて、同時に必要な数のスレッドを作成できます。この技法をマルチスレッディングと呼びます。

ライセンスサーバーのパフォーマンスを最適化するための設定値は、ハードウェア、サイト構成、および要求の量により異なります。ハードウェアの許容範囲を超える値を設定すると、通信に遅延が生じることがあります。設定値が低すぎても、通信が発生するまでに遅延が生じることがあります。これは、システムが新しいスレッドを作成できるようになるまで待機してから、受信した要求を処理するためです。異なる値をテストおよび評価しながら、環境に適した設定値を決定してください。大規模環境では、手始めに次のように設定するとよいでしょう:

  • ライセンスサーバーマネージャーの処理スレッドの最大数:30
  • ライセンスサーバーマネージャーの受信スレッドの最大数:15

次の2つの項目で、スレッドの最大数を指定できます:

  • ライセンスサーバー
  • Webサーバー

ライセンスサーバーの最大スレッド数を指定する

  1. 管理コンソール右上の [管理] をクリックします。
  2. [サーバー構成] タブを選択し、[ライセンスサーバー構成] バーをクリックします。
  3. [ライセンスサーバーマネージャーの処理スレッドの最大数] および [ライセンスサーバーマネージャーの受信スレッドの最大数] ボックスで、既存の値を変更します(指定可能な最大値は999)。
  4. Citrix Licensingサービスを再起動します。

Webサーバーの最大スレッド数を指定する

以下の手順では、ライセンス管理コンソールのWebサーバーで要求を処理するときに使用される最大スレッド数を指定します。多くの管理者ユーザーが同時にライセンス管理コンソールにアクセスする環境では、この最大スレッド数を大きくします。

  1. 管理コンソール右上の [管理] をクリックします。
  2. [サーバー構成] タブを選択し、[Webサーバー構成] バーをクリックします。
  3. [Webサーバーの最大スレッド数] ボックスで、既存の値を変更します(指定可能な最大値は999)。
  4. Citrix Licensingサービスを再起動します。

使用されるスレッド数を指定してパフォーマンスを向上させる