Linux Virtual Delivery Agent

Wayland(試験段階)

試験段階の機能として、Linux VDAはRHEL 9.0、Rocky Linux 9.0、およびUbuntu 22.04のGNOMEでWaylandをサポートします。次の機能は、Waylandで完全にテスト済みです:

  • オーディオ
  • クリップボード
  • クライアントドライブマッピング(CDM)
  • 印刷
  • USBデバイスリダイレクト

注:

  • HDX 3D Proはサポートされていません。
  • Linux仮想アプリセッションはサポートされていません。

Waylandを有効にする

Waylandを使用するには、次のコマンドを実行してレジストリキーEnableWayland1に設定します。

/opt/Citrix/VDA/bin/ctxreg create -k "HKLM\System\CurrentControlSet\Control\Citrix\Wayland" -t "REG_DWORD" -v "EnableWayland" -d "0x00000001" --force
<!--NeedCopy-->

デフォルトでは、レジストリキーEnableWayland0に設定されています。これは、X11が使用されることを意味します。

Waylandが使用されているかどうかを確認する

  1. Linuxでターミナルウィンドウを開きます。
  2. echo $XDG_SESSION_TYPEコマンドを実行します。

Waylandが使用されている場合、出力に「wayland」が表示されます。

制限事項

Waylandの使用による次の制限事項が確認されています:

  • クライアントデバイスのキーボードレイアウトがVDAのキーボードレイアウトと同期しません。
  • RHEL 9.0、Rocky Linux 9.0のセッションからログオフするには、約20秒かかります。
Wayland(試験段階)