MDX Toolkitについて

Mobile Device Experience(MDX)Toolkitは、モバイルデバイスの使い心地や操作性を強化し、Citrix Endpoint Managementと共にアプリを安全に展開することができる、アプリコンテナーテクノロジです。このために、次の情報をアプリに追加します。

  • モバイルアプリの管理(プロビジョニング、カスタム認証、アプリ単位での無効化、データ包含ポリシー、データの暗号化、アプリ単位での仮想プライベートネットワークなど)をサポートするためのコード。
  • 署名済みのセキュリティ証明書
  • ポリシー情報およびそのほかのCitrix Endpoint Management設定

MDX Toolkitは、組織内で作成されたアプリまたはサードパーティにより作成されたモバイルアプリを安全に対処させることができます。

注:

MDX Toolkit 10.7.10は、業務用モバイルアプリのラッピングをサポートする最終リリースです。業務用モバイルアプリバージョン10.7.5以降には、パブリックアプリストアからアクセスします。MDX Toolkitバージョン10.7.10を使用してラップできる業務用モバイル アプリについて詳しくは、「[Citrix Endpoint Management]」を参照してください。(/ja-jp/citrix-endpoint-management/system-requirements/compatibility.html)

Citrix Endpoint Managementコンソールを使用して、アプリをCitrix Endpoint Managementに追加します。アプリを追加する場合、ポリシー構成を変更し、アプリカテゴリを追加して、ワークフローを適用し、デリバリーグループにアプリを展開できます。

Citrix Endpoint Managementコンポーネントをダウンロードするには、https://www.citrix.com/downloads/citrix-endpoint-management/に移動してください。

また、クラウドツールMDX Serviceを使用してアプリをラップできます。詳しくは、「MDX Service」を参照してください。

Citrix Endpoint Management展開を計画する場合は、多くの検討事項があります。Citrix Endpoint Management環境の推奨事項、よくある質問、使用例については、「Citrix Endpoint Management展開」を参照してください。

アプリケーションの処理について

アプリベンダーから取得するiOSアプリをラップ(変換処理)できます。パブリックアプリストアでの配信では、シトリックスが開発したアプリをMDX Toolkitで署名およびラッピングしません。これによって、アプリの展開を大幅に合理化できます。Citrix Endpoint Managementでは既にパブリックアプリケーションストアからのアプリの展開をサポートしているため、サーバーの更新は不要です。ただし、MDX Toolkitを使って、サードパーティのアプリやエンタープライズアプリをラップすることはこれまでどおり可能です。パブリックアプリストアでの配信について詳しくは、「パブリックアプリストアでの配信の有効化」を参照してください。

注:

独立系ソフトウェア ベンダー(ISV)は、自社開発のアプリをラップしてアプリストアやCitrix業務用モバイルアプリギャラリーで利用できるようにすることができます。詳しくは、「MDX開発者のガイド」を参照してください。

MDX Toolkitはアプリファイル(.ipa、.app、または.apk)をCitrixコンポーネントおよびご使用のキーストアまたは署名証明書と結合して、ラップしたMDXアプリを生成します。

注:

MDX Toolkitは以下をサポートします。

  • Xamarinプラットフォームで開発されたAndroidおよびiOSアプリ
  • PhoneGap(Apache Cordova)フレームワークを使用して開発されたアプリ

これらは、MDX Toolkitとの使用がテストされ、サポートされているサードパーティのフレームワークです。

Swiftなど他のサードパーティのフレームワークは、明確に記載されていない限り、動作は保証されていません。

MDX ToolkitおよびXenMobile App SDK(iOSおよびAndroid対応)には、以下のツールが含まれています。

  • macOS GUIツール。iOSおよびAndroidアプリをラップします。
  • macOSコマンドラインツール。iOSアプリをラップします。
  • Javaコマンドラインツール。Androidアプリをラップします。
  • XenMobile App SDK:サードパーティのアプリ開発者がアプリをラップした後で、XenMobile App SDKを使用してCitrix Endpoint Managementポリシーに基づいた操作を適用できます。たとえば、業務用モバイルアプリ内でのコピーや切り取りを禁止するCitrix Endpoint Managementポリシーが構成されている場合は、開発したアプリ内でのテキストの選択を禁止することができます。詳しくは「MDX開発者のガイド」を参照してください。

MDX ToolkitおよびXenMobile App SDK(iOSおよびAndroid対応)

MDX Toolkitを使用して、ネイティブでコンパイル済みの非パブリックカスタムアプリをAndroidおよびiOS用にラップできます。これらのアプリは、iOSではObjective-Cを、AndroidではJavaを使用して作成する必要があります。

注:

MDX Toolkit 10.7.10は、業務用モバイルアプリのラッピングをサポートする最終リリースです。業務用モバイルアプリバージョン10.7.5以降には、パブリックアプリストアからアクセスします。

エンタープライズアプリラッピングの場合、iOSアプリ(.ipa)またはAndroidアプリ(.apk)を使って開始します。サードパーティのアプリはアプリベンダーから直接購入してください。AppleストアからダウンロードされるiOSアプリは暗号化されており、ラップできません。

注:

MDX Toolkitは、Windows Phoneではサポートされていません。