非準拠デバイスの動作

デバイスが最小コンプライアンス要件を下回ると、非準拠デバイスの動作ポリシーによって、実行する操作を次の中から選択することができます:

  • アプリを許可: アプリが通常どおりに動作することを許可します。
  • 警告後にアプリを許可する: アプリが最小コンプライアンス要件を満たしていないことをユーザーに警告してから、アプリの実行を許可します。この設定がデフォルト値です。
  • アプリを許可しない: アプリの実行を許可しません。

デバイスが最小コンプライアンス要件を満たしているかどうかは、次の基準で決まります。

iOSを実行しているデバイスの場合:

  • iOS 10: 指定されたバージョン以上のバージョンのオペレーティングシステムをアプリで実行している。
  • デバッガーアクセス: アプリでデバッグが有効になっていない。
  • ジェイルブレイクされたデバイス: アプリがジェイルブレイクされたデバイスで実行されていない。
  • デバイスのパスコード: デバイスのパスコードが「オン」になっている。
  • データ共有: アプリに対してデータ共有が有効になっていない。

Androidを実行しているデバイスの場合:

  • Android SDK 24(Android 7 Nougat): 指定されたバージョン以上のバージョンのオペレーティングシステムをアプリで実行している。
  • デバッガーアクセス: アプリでデバッグが有効になっていない。
  • Root化済みデバイス: Root化済みデバイスでアプリが実行されていない。
  • デバイスのロック: デバイスのパスコードが「オン」になっている。
  • 暗号化されたデバイス: 暗号化されたデバイスでアプリが実行されている。
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