Profile Management 2106

新機能

2106の新機能

このリリースには、次の新機能および強化された機能があります。また、複数の問題にも対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

Windows Server 2022のサポート

特に明記されていない限り、Windows ServerプラットフォームをサポートするこのリリースのCitrixコンポーネントおよびテクノロジは、Windows Server 2022もサポートするようになりました。詳しくは、「Windows Server 2022のサポート」を参照してください。

ユーザーストアを複製する

[ユーザーストアへのパス] ポリシーで指定するパスのほか、ログオンおよびログオフのたびに1つのユーザーストアを複数のパスに複製できる機能が追加されました。この機能は、[ユーザーストアを複製する] ポリシー経由で実装されます。セッション中に変更されたユーザーストアのファイルおよびフォルダーと同期するには、アクティブライトバックを有効にします。この機能は現在、完全なコンテナソリューションをサポートしていません。ポリシーを有効にすると、システムの入出力が増え、ログオフに時間がかかるようになる場合があります。詳しくは、「ユーザーストアを複製する」を参照してください。

ユーザーストアへの資格情報ベースのアクセスを有効にする

デフォルトでは、Citrix Profile Managementは現在のユーザーを偽装してユーザーストアにアクセスします。したがって、現在のユーザーは、ユーザーストアに直接アクセスする権限を持っている必要があります。ユーザーストアにアクセスするときにProfile Managementに現在のユーザーを偽装させたくない場合は、この機能を有効にします。現在のユーザーがアクセス権限を持たないストレージリポジトリ(Azure Filesなど)にユーザーストアを配置できます。

Profile Managementがユーザーストアにアクセスできるようにするには、プロファイルストレージサーバーの資格情報をWorkspace Environment Management(WEM)またはWindows資格情報マネージャーに保存します。Profile Managementが実行されている各マシンに同じ資格情報を構成する必要がないように、Workspace Environment Managementを使用することをお勧めします。Windows資格情報マネージャーを使用する場合は、ローカルシステムアカウントを使用して資格情報を安全に保存します。

注:

NTFSアクセス権限が保持されるようにするには、プロファイル全体をプロファイルコンテナに入れる必要があります。

詳しくは、「ユーザーストアへの資格情報ベースのアクセスを有効にする」を参照してください。

フォルダーのミラーリングの高速化

フォルダーのミラーリングを高速化する機能が追加されました。[フォルダーのミラーリングを高速化][ミラーリングするフォルダー] ポリシーの両方が有効になっている場合、Profile ManagementはミラーリングされたフォルダーをVHDXベースの仮想ディスクに保存します。ログオン時に仮想ディスクを接続し、ログオフ時に接続解除するため、ユーザーストアとローカルプロファイルの間でフォルダーをコピーする必要がなくなります。

フォルダーのミラーリングの高速化

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