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Cookieフォルダーおよびその他のトランザクションフォルダーを管理するには

Mar 10, 2017

このトピックは、Profile management 3.1以降を対象としています。

フォルダーのミラーリングおよび古いCookieの削除という2つの処理はそれぞれ相関しています。Internet ExplorerのCookiesフォルダーを管理している場合は、両方の処理を実行します。これにより、Index.datおよびブラウザーのCookieに伴うプロファイルの膨張を防ぎながら、トランザクションの整合性を確実にします。

またミラーリングは、より広範囲に渡って適用することもできます。これは、ミラーリングが(参照フォルダーとしても知られる)任意のトランザクションフォルダーを必要とする同様の問題の解決に役立つためで、またこのフォルダーには、あるファイルがほかのファイルを参照する相互依存ファイルが含まれています。フォルダーのミラーリングにより、Profile managementがトランザクションフォルダーおよびその内容を単一エンティティとして処理するため、プロファイルの膨張を防ぐことができます。

たとえば、ユーザーがインターネットをブラウズする間にIndex.datがどのようにCookieを参照するかを考えます。ユーザーが異なるサーバー上の2つのInternet Explorerセッションを実行して、各セッションで異なるWebサイトにアクセスする場合、それらのWebサイトからのCookieがそれぞれのサーバーに追加されます。ユーザーが1つ目のセッションからログオフするときに(アクティブライトバック機能が有効な場合はセッションの途中でも)、2つ目のセッションからのCookieにより最初のセッションのCookieが置き換えられなければなりません。ところが、これらのCookieはマージされてしまい、Index.datのCookieへの参照は最新ではなくなります。新しいセッションでの以降のWebサイト閲覧ではマージが繰り返され、Cookieフォルダーのサイズが膨張します。

Cookieフォルダーをミラーリングすると、ユーザーがログオフするたびにCookieが最新セッションのもので上書きされ、Index.datが最新の状態で維持されます。

Cookieフォルダーは複数のセッションが実行される場合だけではなく、Webサイトへのアクセスが繰り返され、古いCookieがたまった場合にも膨張します。このトピックの2つ目の手順では、すべてのプロファイルから古いCookieを削除して、プロファイルの膨張の問題を解決します。

Internet Explorer 10以降のブラウザーを使用する場合に必要な設定

構成:以下のフォルダーをミラーリングに追加します。
  • AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCookies(Windows 8.1でのCookieの場所)
  • AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Cookies(Windows 7およびWindows 8でのCookieの場所)
  • AppData\Local\Microsoft\Windows\WebCache(CookieデータベースはWebcache01.datで維持されます)
注:
  • 履歴:UPM Version 5.1およびそれ以前のバージョンでのプロファイルからは閲覧の履歴が保持されません。
  • Cookie:UPM Version 5.1およびそれ以前のバージョンでのプロファイルで作成されたCookieは保持されます。
  • 古いCookie:UPM Version 5.1およびそれ以前のバージョンではこれらのCookieは処理されず、手作業で削除するまでプロファイルに保持されます。UPM Version 5.2でInternet Explorer 10以降を使用する場合は、これらのCookieは保護および通常モードで保持されます。

Internet Explorer 9およびそれ以前のバージョンでのCookieと閲覧の履歴情報は、Internet Explorer 10およびそれ以降のものとは互換性がありません。異なるバージョンのInternet Explorerがインストールされたシステム間をユーザーが移動しないように通知してください。[#474200]

フォルダーをミラーリングするには

Cookieを保存するフォルダー以外のすべてのトランザクションフォルダーに対して、この方法を使用します。

注意:トランザクションフォルダーをミラーリングすると「最終書き込み優先」が実行され、複数のセッションで変更されたファイルは最後の更新によって上書きされます。このため、ユーザーのプロファイルに対する変更が失われる結果になることがあります。
  1. [Profile Management][ファイルシステム][同期]の順に選択して、[ミラーリングするフォルダー]ポリシーをダブルクリックします。
  2. [有効]をクリックします。
  3. ユーザーストアのルートフォルダーと相対する、ミラーリングするフォルダーのリストを追加します。 このポリシーは再帰的に実行されるため、一覧にはサブフォルダーを追加しないでください。 たとえば、AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Cookiesを追加する場合、AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Cookies\Lowを追加しないようにします。

[ミラーリングするフォルダー]をここで構成しない場合、INIファイルの値が使用されます。この設定をここまたはINIファイルで構成しない場合、フォルダーはミラー化されません。

変更を適用するには、コマンドプロンプトでgpupdate /forceコマンドを実行します。詳しくは、http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb490983.aspxを参照してください。

古いCookieを削除するには

Internet Explorer 10以降を使用する場合、以下の手順は不要です。

  1. [Profile Management][上級設定]で、[ログオフ時のインターネットCookieファイルの処理]ポリシーをダブルクリックします。
  2. [有効]をクリックします。
  3. [OK]をクリックします。
ここで[ログオフ時にインターネットCookieファイルを処理]を構成しない場合、INIファイルの値が使用されます。この設定項目およびINIファイルが未構成の場合、index.datは処理されません。

変更を適用するには、コマンドプロンプトでgpupdate /forceコマンドを実行します。詳しくは、http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb490983.aspxを参照してください。

[ログオフ時のインターネットCookieファイルの処理]を有効にするとログオフにかかる時間が長くなることに注意してください。ただし、次に示すベストプラクティスの例では、Cookieフォルダーの整合性を維持するために、[ミラーリングするフォルダー]および[ログオフ時のインターネットCookieファイルの処理]の両方を有効にしています。

Cookieフォルダーを処理するには

  1. [Profile Management][ファイルシステム][同期]の順に選択して、[ミラーリングするフォルダー]ポリシーをダブルクリックします。
  2. [有効]をクリックします。
  3. ユーザーストアのルートフォルダーと相対する、ミラーリングするフォルダーのリストを追加します。 フォルダーCookies for Version 1プロファイルとAppData\Roaming\Microsoft\Windows\Cookies for Version 2プロファイルを追加します。
  4. [Profile Management][上級設定]で、[ログオフ時のインターネットCookieファイルの処理]ポリシーをダブルクリックします。 この手順により、Index.datにより参照される古いCookieが削除されます。
  5. [有効]をクリックします。
  6. [OK]をクリックします。

変更を適用するには、コマンドプロンプトでgpupdate /forceコマンドを実行します。詳しくは、http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb490983.aspxを参照してください。