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シナリオ1 - 地理的に近いユーザーストアおよびフェールオーバークラスターの基本セットアップ

Mar 10, 2017

「ユーザーに地理的に近い、プロファイルの優先ネットワークユーザーストア(NUS)を常に使用させる」オプション1および2に該当します。

「NUSをフェールオーバークラスターにし、高可用性を実現する」オプション2に該当します。

次の図は、このシナリオを図で示しています。 北アメリカ(NA)にいるユーザーは、オーストラリアのブリースベン(Brisbane)にあるNUSではなくニューヨーク(New York)にあるNUSを使用して遅延を小さくし、オーストラリアまたはニュージーランド(ANZ)への大陸間リンクへ送信するトラフィックを最小限にしたいと思っています。


オプション1 – DFS名前空間

参照が必要な情報

このオプションの実装

DFS名前空間は、ブログで示されているいくつかの問題を解決できます。

NUSの名前空間、\\MyCorp\Profilesをセットアップします。これは名前空間ルートです。ニューヨークとブリズベーン(およびそのほかの任意のサイト)に名前空間サーバーをセットアップします。各名前空間サーバーには、各Active Directoryの場所に対応したフォルダーを設定し、ニューヨークまたはブリズベーンのサーバー上のターゲットを順に有します。

Active Directory(ユーザーレコードの一部)で次の場所が構成されます。

ADの場所属性(#l#) 地理的な場所

Wagga Wagga

ANZ

Darwin

ANZ

Brisbane

ANZ

Auckland

ANZ

Seattle

NA

San Diego

NA

West Palm Beach

NA

Poughkeepsie, New York

NA

次の図は、DFS名前空間を使ったセットアップの一例です。


これをセットアップしたら、次のようにユーザーストアへのパス設定を構成します:

\\MyCorp\Profiles\#l#

8つのサイトに属しているユーザーのプロファイルは、2つのサーバーに分配され、シナリオで必要とされる地理的な近さを満たします。

代替手段

名前空間ターゲットの順番を変更でき、また次の順番規則を使用できます。DFS名前空間が度のターゲットを使用するかを解決する場合、ローカルサイトのターゲットのみ選択するように指定できます。すべてのデスクトップおよびサーバーが確実に同じサイトに属している場合に限り、任意のユーザーに対してこの方法は有効です。

この手法は、普段はポキプシー(Poughkeepsie)にいるユーザーがウォガウォガ(Wagga Wagga)に出張するときには使用できません。出張時にノートPCのプロファイルはブリズベーンから取得されますが、公開アプリケーションが使用するプロファイルはニューヨークから取得されます。

推奨される方法はAD属性を使うことです。これにより、マシン構成ではなくユーザーのAD構成から#l#が配信されるため、同じDFS名前空間がユーザーが実行するすべてのセッションで確実に選択されます。

オプション2 - フェールオーバークラスタリングによるDFS名前空間

参照が必要な情報

このオプションの実装

フェールオーバーのクラスタリングを追加すると、基本的な高可用性を提供できます。

ここでキーとなるポイントは、ファイルサーバーがフェールオーバークラスターとなることで、このためフォルダーターゲットは単一のサーバーではなくフェールオーバークラスターでホストされます。

高可用性を実現するために名前空間サーバーそのものが必要な場合は、ドメインベースの名前空間は名前空間サーバーとしてフェールオーバークラスターの使用をサポートしていないため、スタンドアローンの名前空間を選択する必要があります。フォルダーターゲットは、名前空間サーバーの種類とは関係なく、フェールオーバークラスターでホストされます。

重要:フェールオーバークラスターのサーバーに問題がある場合、ファイルロックの状態が保持されない場合があります。Profile managementはプロファイル処理の間のある時点でNUS上のファイルロックを解除します。このため、重要なポイントにおけるフェールオーバーによりプロファイルが壊れる結果となる可能性があります。