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ESD更新仮想マシンの作成と構成

Mar 24, 2016
管理対象のvDiskの更新に使用する仮想マシンは、Provisioning ServicesでvDisk更新の管理を構成する前にハイパーバイザーに作成しておく必要があります。 サポートされるハイパーバイザーは、Citrix XenServer、Microsoft SCVMM/Hyper-V、およびVMWare vSphere/ESXです。

ハイパーバイザー上の仮想マシンを作成し構成するときは、ESDの種類によって特定の手順が変わります。 ただし、選択するESDシステムの種類にかかわらず、次の一般的な前提条件が更新仮想マシンに当てはまります。

  • サーバーに適切なESDサーバーソフトウェアをダウンロード、インストール、および構成します。
  • ハイパーバイザー上で一意な、Provisioning Servicesのターゲットデバイス名と同様の命名規則に従う名前を仮想マシンに付ける必要があります。 最長で15バイトの名前を付けることができます。
  • 管理対象のvDiskに実行できる更新タスクはいつでも1つであるため、1つの管理対象のvDiskに対して1つの仮想マシンのみを設定する必要があります。
  • 各仮想マシンには、2GB以上のメモリを割り当てることをお勧めします。
  • 適切なESDライセンスを使用できるようにして、ESDクライアントソフトウェアをvDiskに正常にインストールして有効にする必要があります。
  • SCVMMなしでMicrosoft HyperV Serverを使用することはサポートされていません。
  • 更新vDiskの作成に使用する更新仮想マシンに複数のNICを構成すると、SCVMMサーバーにストリーム配信する場合はPXE起動に失敗します。 単一のNICを使用するか、単一のレガシNICのみを使用することをお勧めします。
  • イメージ更新クライアントに必要なため、更新仮想マシンの役割を果たすvDiskに.NET Framework 3.5以降をインストールする必要があります。
  • ダウンロードとインストールが30分以内に完了する更新のみを適用することをお勧めします。

次のESDシステムがサポートされます。

  • WSUS
  • SCCM

WSUS更新仮想マシンの作成と構成

  1. サーバーハイパーバイザーでクライアントを作成して起動します。 ここでは例として、クライアント仮想マシンをNameAとします(クライアント仮想マシンはハイパーバイザー上で一意である必要があります)。
  2. クライアント仮想マシン(NameA)をドメインに追加し、環境に特有のほかの設定を行います。
  3. クライアント仮想マシン(NameA)にProvisioning Servicesのターゲットデバイスソフトウェアをインストールします。
  4. クライアント仮想マシン(NameA)からvDiskイメージを作成して、ダイアログボックスが開いたらターゲットデバイス名を入力します。 ここでは例として、ターゲットデバイス名をNameBとします。
  5. vDiskイメージが正常に作成されたら、ターゲットデバイスをシャットダウンします。
  6. オプションです。 Active Directoryを使用する場合は、Provisioning Servicesコンソールを使用してvDiskでActive Directoryを有効にして、ターゲットデバイス(NameB)のコンピューターアカウントを作成します。
  7. コンソールで、プライベートイメージモードのvDiskイメージからターゲットデバイスを起動する設定にします。
  8. ターゲットデバイスを起動して、次の作業を行います。
    1. Windowsファイアウォールの設定がオフになっていることを確認します。
    2. Gpedit.mscを実行し、[コンピューターの構成]>[管理用テンプレート]>[Windowsコンポーネント]>[Windows Update]>[イントラネットのMicrosoft更新サービスの場所を指定する]の順に選択して[有効]に設定します。
    3. WSUSサーバーの名前(http://WSUS-SERVER-NAME)を[更新を検出するためのイントラネットの更新サービスを設定する]ボックスと[イントラネット統計サーバーの設定]ボックスに入力します。
    4. プラットフォーム別のWindows Updateエージェントをhttp://support.microsoft.com/kb/949104からインストールします。
    5. ターゲットデバイスを再起動してWindows Updateエージェントを構成します。
  9. ターゲットデバイスをシャットダウンします。
  10. ハイパーバイザーで更新仮想マシンの役割を果たすディスクレス仮想マシン(NameC)を作成して、その更新仮想マシンがネットワークから起動するように設定します(起動はしないでください)。
  11. WSUSサーバーからクライアント仮想マシンの更新を許可します。
  12. コンソールで次の作業を行います。
    1. [vDiskプロパティ]ダイアログボックスの[全般]タブで、vDiskのアクセスモードを標準イメージモードに設定します。
    2. ホスト接続を構成します。「仮想ホスト接続でのvDiskの自動更新の構成」を参照してください。
    3. 管理対象のvDiskの自動更新を構成します。 「管理対象のvDiskの自動更新の構成」を参照してください。
    4. 更新タスクを作成します。 「タスクの作成と管理」を参照してください。

SCCM更新仮想マシンの作成と構成

デバイスの作成とvDiskの準備

  1. 仮想マシンを作成し、コンピューターオブジェクト名に対してDNS要件を満たす名前を付けます。
  2. オペレーティングシステムをインストールします。
  3. Provisioning Servicesのターゲットデバイスソフトウェアをインストールします。
  4. イメージ作成ウィザードを実行します。 同じデバイス名については、手順1.の仮想マシン名を使用します。
  5. デバイスのイメージを再起動します。
  6. シャットダウン。
  7. SCCMがスキャンしているOUにデバイスを追加します。 SCCMがActive Directory全体で自由に機能するのではなく、このOUだけで実行するようメッセージが表示されます。
  8. クライアントをプライベートイメージモードで起動します。
  9. ターゲットデバイスとProvisioning Serverの両方でSCCMのファイヤウォールポートを開きます。
  10. SCCM管理者とSCCMサーバーをローカル管理者にします。

SCCMクライアントのインストール

  1. SCCMサーバーで、[管理]、[探索方法]の順に選択します。 [Active Directoryシステムの探索]を右クリックして、[今すぐ完全な探索を実行する]を選択します。 デフォルトでは、SCCMは8時間ごとに新しいクライアントのスキャンを実行されます。
  2. クライアントが表示されるのを待ちます。 通常、これには10分程度かかります。
  3. SCCMクライアントを右クリックして、それをデバイスにプッシュします。  SCCMクライアントがインストールされるまで待機します。アクティブになったらSCCMに表示されます。
  4. クライアントをSCCMのデバイスコレクションに割り当てます。
  5. SCCMで[管理]、[クライアント設定]の順に選択し、クライアントに新しい設定を追加してカスタム設定コンピューターエージェントを選択します。  オプションの[追加のソフトウェアでアプリケーションとソフトウェア更新プログラムの展開を管理します]を選択します。  できるだけ早く、手順4.でデバイスコレクションにこれをプッシュします。

Provisioning Servicesコンソールでの構成

  1. サイトの[プロパティ]>[vDisk更新]タブにアクセスし、サイトに対して自動vDisk更新オプションを有効にします。
  2. SCCMクライアントがインストールされたら、アクティブなものとして表示され、デバイスがシャットダウンします。
  3. vDiskを標準イメージモードに変更します。
  4. デバイスを右クリックして、[Active Directory]>[コンピューターアカウントの削除]を選択します。
  5. Provisioning Servicesのデバイスレコードを削除します。
  6. イメージ仮想マシンが置かれるホストレコードを作成します。
  7. 管理されたvDiskレコードを作成します。 注:デバイス名では大文字と小文字が区別されます。
  8. タスクを作成します。

注:更新とソフトウェアをプッシュする場合、常にSCCMデバイスコレクションにプッシュされます。