ユーザーエクスペリエンス

Citrix Receiver for Chromeをインストールして構成したら、[Citrix Receiver]アイコン(下図)を選択してReceiver for Chromeを起動します。デバイスからCitrix Receiver for Chromeを削除するには、Chromeアプリ一覧でCitrix Receiverアイコンを右クリックし、[アンインストール]を選択します。

Chromeアイコンの画像

ログインすると、デスクトップおよびアプリケーションが表示されます。ユーザーはリソースを検索でき、アイコンをクリックして新しいウィンドウでデスクトップやアプリケーションを起動できます。

ユーザーが追加のアプリケーションを起動すると、新しいセッションを作成する前に既存のセッション内でアプリケーションを起動できるかどうかがCitrix Receiver for Chromeによりチェックされます。これによって、単一セッションで複数のアプリケーションにアクセスできるようになります。

このセッション共有機能を使用するには、アプリケーションが同じマシン上でホストされており、ウィンドウのサイズ、色深度、暗号化などのパラメーター設定が同じシームレスウィンドウモードで構成されている必要があります。ホストされているアプリケーションを使用できる場合は、デフォルトでセッション共有が有効になっています。

ホストされているアプリケーションを使用できる場合は、デフォルトでセッション共有が有効になっています。

ユーザーは標準的なWindowsショートカットキーを使用して、同じセッション内および異なるセッションのアプリケーション間で、文字、表、画像などのデータをコピーできます。ホストされているアプリケーションとデバイスのローカルクリップボード間では、Unicodeのプレーンテキストのみをコピーして貼り付けることができます。

ユーザーは、Citrix Receiver for Chromeで標準のWindowsキーボードを使うことができます。これは、ショートカットがChrome OSからホストされるアプリケーションに渡されるためです。同様に、いずれのChrome OSショートカットとも競合することなく、特定のアプリケーションに特有のショートカットも使用することができます。ただし、ファンクションキーを認識させるためにはWindowsキーも押す必要があります。そのため外部キーボードが必要となります。Chrome OSでのWindowsキーボードの使用について詳しくは、https://support.google.com/chromebook/answer/1047364を参照してください。セッションとウィンドウ間の切り替えに使用するCitrix特定のショートカットについては、Citrix Receiver for Chromeでは使用できません。

ホストされるアプリケーションまたは仮想デスクトップで実行中のアプリケーションで開いているドキュメントを印刷する場合、そのドキュメントをPDFで出力するオプションを実行できます。この場合、PDFをローカルデバイス上に転送して、そこで表示したりローカルプリンターやGoogleクラウドプリントで印刷したりできます。ファイルはCitrix Receiver for Chromeに保存されません。

ログの有効化

Citrix Receiver for Chromeは、ユーザーデバイスが生成したログにタイムスタンプを付けます。

接続の問題のトラブルーシューティングに役立てるため、ユーザーデバイスとデスクトップやアプリケーションを提供するマシンの両方でログを生成できます。

ユーザーデバイスでログ機能を有効にするには

  1. ユーザーデバイスで、Citrix Receiver for Chromeのログインページの右下にある設定イメージのボタンを選択します。

  2. [設定] ダイアログボックスで [ログの開始] を選択します。

    [設定]ダイアログボックスに、収集されたログファイルの詳細が一覧で表示されます。

  3. [ログの停止] を選択してユーザーデバイス上でのログの収集を終了します。

Chrome OSタスクバーからアイコンを分離

アクティブなセッションでXenAppおよびXenDesktopを使用してアプリケーションおよびデスクトップを構成すると、Chromeデバイスのタスクバー(シェルフ)に個別のアプリとして表示されます。この機能は、公開アプリケーションおよびデスクトップに適用できます。これは、Windowsオペレーティングシステムでのタスクバーと同様の機能と動作を提供します。

この機能は、デフォルトで有効になります。

Google Admin Policyを使ったタスクバーアイコンの構成

メモ

Citrix Receiver for Chromeをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この方法を使用することをお勧めします。

  1. Google管理コンソールにログオンします。

  2. [端末管理]>[Chrome搭載端末]>[ユーザー設定]の順に移動します。

  3. policy.txtテキストファイルに以下の文字列を追加します。

    showInShelfの画像

  4. ファイルを保存して閉じます。

StoreFrontのWeb.configファイルを使用したタスクバーアイコンの構成

メモ

ストアバージョンのReceiver for Chromeを使用している場合、web.configファイルの方法は構成目的でのみ使用することをお勧めします。

  1. Citrix Receiver for Webサイトのweb.configファイルを開きます。このファイルは通常、C:\inetpub\wwwroot\Citrix\<Storename>Webフォルダーにあります。(<Storename>は、ストア作成時に指定したストア名)。
  2. chromeAppPreferencesフィールドを見つけて、構成の値をJSON文字列として設定します。

次に例を示します。

chromeAppPreferences='{"seamless":{"showInShelf":false}}

configuration.jsファイルを使用したタスクバーアイコンの構成

configuration.jsファイルは、ChromeAppルートフォルダーにあります。Citrix Receiver for Chromeに変更を加える場合は、直接このファイルにアクセスします。

注:configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、変更を保存するには、アプリを再パッケージしてください。

configuration.jsファイルを使用してChrome OSタスクバーを変更するには、以下のようにします:

  1. configuration.jsファイルを開いて、showInShelf属性をtrueに設定します。

次に例を示します。

showInShelfの画像

制限事項:

  1. 同じアプリケーションの複数のインスタンスが起動されると、アイコンでスタックが作成されることなく別々のアイコンとして表示されます。たとえば、メモ帳の2つのインスタンスがあると、タスクバーに2つのメモ帳アイコンが表示されます。
  2. アプリのピン留めはサポートされていません。

CEIPの構成

メモ

  1. CEIPを無効にすると、インストールされたReceiver for Chromeバージョンの最小限の情報が、毎週アップロードされます。この最小限の情報は、お客様が使用されているさまざまなバージョンの分布状況を把握する上で、大変に貴重です。
  2. Citrix Receiver for Chromeをパブリックセッションモードで起動すると、CEIPデータは収集されません。

CEIPが、ユーザーを識別できる情報を顧客環境から収集することはありません。次のような情報が収集されます:

  • システム情報には、オペレーティングシステムのバージョン、インストールされたCitrix Receiverのバージョン、言語、ブラウザーのバージョンなどの詳細が含まれます。
  • 使用状況の追跡には、過去1週間のアプリケーションの起動に関する統計、モニターの解像度、グラフィックモード、デコーダー、レンダラーなどの詳細が含まれます。
  • 品質に影響を与える要素には、接続および起動の失敗や、セッション接続時間に関する統計の詳細が含まれます。
  • 構成の追跡には、機能が有効か無効かをチェックするデータポイント追跡の詳細が含まれます。

Google Admin Policyを使用してCEIPを無効にするには

注:この手順を実行するには管理者レベルの資格情報が必要です。

  1. Google管理コンソールにログオンします。
  2. [端末管理]>[Chrome搭載端末]>[ユーザー設定]の順に移動します。
  3. policy.txtテキストファイルのengine_settingsキーの下に以下の文字列を追加します。
  4. [保存]をクリックします。

Googleポリシーについて詳しくは、Knowledge CenterのCTX141844を参照してください。

ceipをfalseに設定

configuration.jsを使用してCEIPを無効にするには

configuration.jsファイルは、ChromeAppルートフォルダーにあります。このファイルを編集してCitrix Receiver for Chromeを構成します。

メモ

  • configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。
  • Citrix Receiver for Chromeをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この方法を使用することをお勧めします。
  • configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、アプリを再パッケージして変更を保存してください。
  1. configuration.jsファイルを開いて、ceipのenabled属性をfalseに設定します。 次に例を示します。

ceipをfalseに設定 1

グラフィカルユーザーインターフェイスを使用してCEIPを無効にするには

メモ

管理者かconfiguration.jsファイルで有効にした場合のみ、ユーザーはグラフィカルユーザーインターフェイスを使用してCEIP設定を変更できます。

  1. Citrix Receiver for Chromeを起動します。
  2. [設定]>[一般]を選択します。
  3. [匿名の使用統計情報を送信してReceiverの機能向上に協力する] をオフにします。

変更を保存するには、セッションを再起動します。

web.configファイルを使用してCEIPを無効にするには

  1. Citrix Receiver for Webサイトのweb.configファイルを開きます。 このファイルは、通常C:\inetpub\wwwroot\Citrix\<Storename>Webフォルダーにあります(<Storename>はストア作成時に指定したストア名)。
  2. chromeAppPreferencesフィールドを見つけて、構成の値をJSON文字列として設定します。 次に例を示します。
chromeAppPreferences='{"ceip":{" enabled":false}}

再設計されたツールバー

Citrix Receiver for Chromeは、再設計されたツールバーによってユーザーエクスペリエンスの向上を提供します。この強化により、ツールバーから新しいオプションにアクセスできるようになり、次のような一般的なタスクを実行しやすくなりました:

  • 全画面モードへの切り替え
  • ファイルのアップロードまたはダウンロード
  • アクティブなセッションからクリップボードへのコンテンツのコピーによるセッション間の共有の実現
  • 追加オプションへのアクセス

再設計されたツールバーの画像

再設計されたツールバーの構成

デフォルトでは、強化され、ツールバーが有効になっています。

configuration.jsファイルを使用してツールバーの構成を無効にするには、以下の手順を実行します:

configuration.jsファイルは、ChromeAppルートフォルダーにあります。Citrix Receiver for Chromeに変更を加える場合は、直接このファイルを編集します。

  1. configuration.jsファイルを開いて、menubar属性をfalseに設定します。

個別のアイコンを非表示にして、ツールバーに表示されないようにすることもできます。たとえば、ツールバーの[Ctrl+Alt+Del]ボタンを非表示にするには、次の手順に従います:

  1. configuration.jsファイルを開いて、lock属性をfalseに設定します。

メモ

  • configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。
  • configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、ツールバー要素の追加変更を行うには、アプリを再パッケージしてください。

コネクションセンター

コネクションセンター機能は、シームレスセッションでのアプリケーション管理を可能にします。起動中のすべてのアプリケーションを一覧表示するタスクバーを使用します。

コネクションセンターを起動するには、Citrix Receiverアイコンを右クリックして、[コネクションセンター] を選択します。

コネクションセンターの画像

コネクションセンターでは、アプリケーションを選択してから、以下の操作を実行できます:

  1. デバイスを表示します。
  2. Ctrl+Alt+Delコマンドを送信します。
  3. セッションから切断します。
  4. セッションからログオフします。

コネクションセンターの画像

また、[コネクションセンター]ウィンドウで、対応するアプリケーションのラジオボタンを選択して [終了] をクリックすると、アプリを終了できます。

シームレスウィンドウ統合

Citrix Receiver for Chromeは、アクティブなセッション内で別のウィンドウでホストされている複数のアプリのシームレスな統合を追加することで、ユーザーエクスペリエンスを向上します。Citrix Receiver for Chromeのこの機能を使用すると、単一のウィンドウのセッションですべてのアプリを起動するのではなく、独立したユーザーインターフェイスでアプリケーションを起動できます。

シームレスアプリケーションを個別のウィンドウでホストできます。この機能により、リモートアプリケーションはクライアントデバイスでネイティブに実行されます。

シームレスウィンドウの画像

制限事項

  • Chromeタスクバーに追加の項目が表示されます。これらのいずれかをクリックすると、選択したセッションが前面に表示されます。
  • アクティブなセッションで開かれているすべてのアプリが単一のウィンドウで実行されます。アクティブなセッションの1つのアプリにフォーカスすると、そのセッションに含まれる他のすべてのアプリとともに、そのウィンドウがフォーカスされます。

シームレスセッションタスクバーを使用して、アプリをすばやく切り替えることができます:

シームレスウィンドウの画像

ヒント

1つのセッションのすべてのアプリが単一のウィンドウで実行されます。アプリを第2のモニターへ移動すると、そのセッションに含まれるすべてのアプリが第2のモニターへ移動します。

ストアURLボタンの再読み込み

Citrix Receiver for Chrome画面では、再読み込み操作のボタンが追加されました。ボタンをクリックすると、ストアのCookieがクリアされ、ストアページが再度読み込まれます。

ハードウェアエンコードWebカメラのサポート

Citrix Receiver for Chromeは、強化されたWebカメラリダイレクト機能を提供します。Webカメラ入力のH.264ハードウェアエンコードにより、CPU負荷を減らし、Chromebookデバイスのバッテリを長持ちさせます。これらのデバイスのH.264エンコーダーは、PPB_VideoEncoder APIを介してIntel機能を活用します。