操作性の向上

カスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)

Ctrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)では、Citrix Receiver for Macの構成および使用に関するデータが匿名で収集され、そのデータがCitrixに自動的に送信されます。このデータは、Citrix Receiver for Macの品質、信頼性、およびパフォーマンスを向上させる目的で使用させていただきます。

ClearTypeフォントスムージング

ClearTypeフォントスムージング(サブピクセルのフォントレンダリング)は、従来のフォントスムージングやアンチエイリアスに比べて表示フォントの質を向上させます。

サーバー側でClearTypeフォントスムージングを有効にしても、ユーザーデバイスで強制的にClearTypeフォントスムージングが使用されるわけではありません。管理者がサーバー側でClearTypeフォントスムージングのサポートを有効にすると、ユーザーデバイス側でこの機能が有効な場合のみフォントスムージングが使用されます。

Citrix Receiver for Macはユーザーデバイスのフォントスムージング設定を自動的に検出し、それをサーバーに送信します。セッションはこの設定を使って接続されます。セッションが切断または終了すると、サーバー側の設定が元に戻ります。

クライアント側のマイク入力

Citrix Receiver for Macは、クライアント側の複数のマイク入力をサポートします。ユーザーは、ローカルのマイクを使用して以下の操作を実行できます。

  • ソフトフォンでの通話やWeb会議などのリアルタイムのアクティビティ。
  • ホストされている録音アプリケーション(ディクテーションプログラムなど)の使用。
  • 録画と録音。

Citrix Receiver for Macでは、デジタルディクテーションがサポートされます。サーバー上でのこの機能を構成する方法について詳しくは、製品ドキュメントサイトで「オーディオ機能」の情報を参照してください。

ユーザーは、ユーザーデバイスに接続されたマイクをセッションで使用するかどうかを、Citrix Receiver for Macの[環境設定]の[マイクとWebカメラ]タブで設定できます:

  • マイクとWebカメラを使用する
  • マイクとWebカメラを使用しない
  • 毎回確認する

[毎回確認する]を選択すると、ホストされているアプリケーションやデスクトップに接続するたびに、そのセッションでマイクを使用するかどうかを確認するダイアログボックスが開きます。

Windows特殊キー

Citrix Receiver for Macには、MacキーボードでWindowsアプリケーションのファンクションキーなどの特殊キーを簡単に使用するための追加オプションが用意されています。[キーボード]タブでは、必要に応じて以下のオプションを選択できます:

  • Ctrlキー用のショートカット:セッション内で、Ctrlキーと文字キーの組み合わせとして使用するMacキーボードの組み合わせを指定します。ここで[⌘(command)または⌃(control)]を選択すると、使い慣れたcommand+文字キーのMacショートカットをWindowsのCtrl+文字キーとして使用できます。[⌃(control)]を選択すると、control+文字キーをCtrl+文字キーとして使用できます。
  • Altキー用のショートカット:セッション内で、Altキーとして使用するMacキーボードのキーを指定します。ここで[⌘⌥(command+option)]を選択すると、Macキーボードのcommand+option+文字キーを、WindowsのAlt+文字キーの組み合わせとして使用できます。[⌘(command)]を選択すると、commandキーをAltキーとして使用できます。
  • [Windowsロゴキーとして右側の⌘(command)を使用する]を選択すると、Macキーボードの右側にあるcommandキーをWindowsロゴキーとして使用できます。このオプションが無効な場合、右側のcommandキーは左側のcommandキーと同じように動作します。この場合、Windowsロゴキーを使用するには、[キーボード]メニューを使用します([キーボード]>[Windowsショートカットを送信]>[スタート])。
  • [特殊キーをそのまま送信する]チェックボックスをオンにすると、特殊キーの変換が無効になり、Macキーボードの操作がそのままセッションに送信されます。たとえば、optionキーとテンキーの1キーを一緒に押すと、セッションではF1キーに変換されます。ここで[特殊キーをそのまま送信する]チェックボックスをオンにすると、セッションでは1キーとして処理されます。このチェックボックスはデフォルトでオフになっており、option+1キーはF1キーに変換されます。

ファンクションキーやそのほかの特殊キーをセッション内で使用するときに、[キーボード]メニューを使用することもできます。

テンキーが付属しているキーボードでは、さらに以下のキー操作を使用できます:

PCキー Macキー操作
挿入 テンキーの0(ゼロ)キー。Num Lockをオフにする必要があります。clearキーを使ってこれをオンまたはオフにすることができます。option+help
削除 テンキーの小数点キー。Num Lockをオフにする必要があります。clearキーを使ってこれをオンまたはオフにすることができます。clear
F1からF9 option+1~9(テンキー)
F10 option+0(テンキー)
F11 option+テンキーの負符号(-)キー
F12 option+テンキーの正符号(+)キー

Windowsのショートカットやキーの組み合わせ

Macキーボードからのキーの組み合わせ(著作権記号「©」を入力するoption+Gキーなど)は、リモートセッションでも正しく処理されます。ただし、一部のキー操作は、リモートのアプリケーションやデスクトップで処理されず、Macオペレーティングシステム側で処理されます。この場合、そのキー操作によりMacオペレーティングシステムの機能がトリガーされます。

また、セッションでInsなど一部のキーを使用しようと思っても、通常のMacキーボードにこれらのキーはありません。Windows 8では、チャームやアプリコマンドを表示したり、アプリのスナップや切り替えを行ったりするための専用のショートカットがあります。本来、これらのショートカットはMacキーボードでは使用できませんが、[キーボード]メニューを使ってリモートのデスクトップやアプリケーションに送信できます。

キーボードやキー操作の構成は、デバイスにより大きく異なることがあります。このため、Citrix Receiver for Macには、セッション内のアプリケーションやデスクトップにキー操作を正しく転送するためのオプションが用意されています。これらのオプションについては、下の表を参照してください。Receiverでのデフォルトの動作についても説明します。Citrix Receiver for Macやそのほかの設定でデフォルトの動作を変更すると、リモートのデスクトップやアプリケーションに異なるキー操作が送信される場合があります。

重要

新しいMacキーボードでは、下の表に示す一部のキーの組み合わせを使用できない場合があります。この場合、これらのキー操作をセッションで使用するには、[キーボード]メニューを使用します。

下の表について、以下の点に注意してください:

  • Macキーボードの特殊キーは小文字で示します(ファンクションキーを除くcontrol、command、optionなど)。また、英字キーは大文字で表記されていますが、Shiftキーを同時に押すという意味ではありません。
  • キー名の間のプラス記号(+)は、それらのキーを同時に押すことを示します(control+Cなど)。
  • 文字キーは、英数字および句読点のキーを指します。特殊キーは単独では文字を入力しない修飾キーや制御キーを指し、Ctrl(control)、Alt、Shift(shift)、command、option、方向キー、およびファンクションキーが含まれます。
  • 使用するメニューは、そのセッションのCitrix Viewerメニューを指します。
  • ユーザーデバイスの構成によっては、一部のキーの組み合わせが意図したとおりに機能しない場合があります。この場合、その代替操作を示します。
  • fnキーはMacキーボードの修飾キーのうちの1つで、F1~F12キーはPCまたはMacキーボードの各ファンクションキーに相当します。
Windowsキー Macの場合
Alt+文字キー command+option+文字キー(たとえば、セッションでAlt+Cキー操作を使用するには、command+option+Cを押します)
Alt+特殊キー option+特殊キー(option+tabなど)。command+option+特殊キー(command+option+tabなど)
Ctrl+文字キー command+文字キー(command+Cなど)。control+文字キー(control+Cなど)
Ctrl+特殊キー control+特殊キー(control+F4など)。command+特殊キー(command+F4など)
Ctrl/Alt/Shift/Windowsロゴ+ファンクションキー [キーボード]メニューの[ファンクションキーを送信]>(control/option/shift/commandを押しながら)[F1~F12]
Ctrl+Alt control+option+command
Ctrl+Alt+Del control+option+Forward Delete。control+option+fn+Delete(MacBookキーボード)。[キーボード]メニューの[Ctrl+Alt+Delを送信]。
削除 Delete。[キーボード]メニューの[キーを送信]>[Del]。fn+backspace(一部のUSキーボードではfn+delete)
End End。fn+右方向キー
Esc Esc。[キーボード]メニューの[キーを送信]>[Esc]
F1からF12 F1~F12。[キーボード]メニューの[ファンクションキーを送信]>[F1~F12]
Home Home。fn+左方向キー
Ins [キーボード]メニューの[キーを送信]>[Ins]
NumLock Clear
PgDn PgDn。fn+下方向キー
PgUp PgUp。fn+上方向キー
Spaceバー [キーボード]メニューの[キーを送信]>[スペース]
タブ [キーボード]メニューの[キーを送信]>[Tab]
Windowsロゴ 右側のcommandキー(デフォルトのキーボード設定)。[キーボード]メニューの[Windowsショートカットを送信]>[スタート]
チャームを表示するキー [キーボード]メニューの[Windowsショートカットを送信]>[チャーム]
アプリコマンドを表示するキー [キーボード]メニューの[Windowsショートカットを送信]>[アプリコマンド]
アプリをスナップするキー [キーボード]メニューの[Windowsショートカットを送信]>[スナップ]
アプリを切り替えるキー [キーボード]メニューの[Windowsショートカットを送信]>[アプリの切り替え]

IME(Input Method Editor)とインターナショナルキーボードレイアウトの使用

Citrix Receiver for Macでは、ユーザーデバイス(クライアント)側またはサーバー側のIME(Input Method Editor)を使用できます。

クライアント側IMEが有効な場合、ユーザーが入力する文字列は、別ウィンドウではなく入力ポイントに直接入力されます。

また、Citrix Receiver for Macで使用するキーボードレイアウトを選択することもできます。

クライアント側のIMEを有効にするには

  1. [Citrix Viewer]メニューバーで、[キーボード]>[インターナショナル]>[クライアントIMEを使用] を選択します。
  2. サーバー側のIMEが直接入力モードまたは半角英数モードになっていることを確認します。
  3. Mac側のIME(入力プログラム)を使用して文字列を入力します。

IME入力時の確定前文字列の挿入ポイント(`)を表示するには

  • [Citrix Viewer]メニューバーで、[キーボード]>[インターナショナル]>[変換中マークを使用] を選択します。

サーバー側のIMEを使用するには

  • クライアント側のIMEが半角英数モードになっていることを確認します。

サーバー側IMEの入力モードキーの割り当て

Citrix Receiver for Macでは、サーバー側のWindows IMEで入力モードを切り替えるときに使用するキーが、特定のMacキーボードに割り当てられます。次の表は、サーバー側のシステムローケルの設定と、Macキーボードのoptionキーに割り当てられるWindows IMEの入力モードキーを示しています:

サーバー側システムロケール サーバー側IMEの入力モードキー
日本語 漢字キー(日本語キーボードのAlt + 半角/全角)
韓国語 右Altキー(韓国語キーボードのハングル/英語切り替え)

インターナショナルキーボードレイアウトを使用するには

  • クライアント側およびサーバー側で、サーバー側のデフォルトの入力言語と同じキーボードレイアウトが設定されていることを確認してください。

複数モニターの使用

Citrix Receiver for Macのメニューオプションである [フルスクリーンのすべてのディスプレイを使用する] を使って、複数のモニターを使ったフルスクリーンモードを実行できます。

既知の制限事項

単一モニターのフルスクリーンまたはすべてのモニターを使ったフルスクリーンモードのみがサポートされています。これはメニューアイテムを使って構成できます。

デスクトップツールバーの使用

ウィンドウモードおよびフルスクリーンモードのどちらでもデスクトップツーバーにアクセスできるようになりました。以前は、フルスクリーンモードでのみデスクトップツールバーが表示されていました。ツールバーには次のような変更が追加されています:

  • ツールバーから [ホーム] ボタンが削除されました。この機能は、次のコマンドを使って実行できます:
    • Cmd+Tabを押して、前のアクティブなアプリケーションに切り替えます。
    • Ctrl+左矢印を押して、前のスペースに切り替えます。
    • 内蔵のトラックパッドを使って、またはMagic Mouseのジェスチャーにより別のスペースに切り替えます。
    • フルスクリーンモード時に画面の端にカーソルを動かすと、アクティブにするアプリケーションを選択できるドックが表示されます。
  • ツールバーから [ウィンドウ] ボタンが削除されました。フルスクリーンモードからウィンドウモードには次の方法により切り替えることができます:
    • OS X 10.10の場合、ドロップダウンメニューバーで緑色のウィンドウボタンをクリックします。
    • OS X 10.9の場合、ドロップダウンメニューバーで青色のメニューボタンをクリックします。
    • OS Xのすべてのバージョンで、ドロップダウンメニューの [表示] メニューから [フルスクリーンを解除] を選択します。
  • ツールバードラッグの動作が更新され、複数モニターを使ったフルスクリーンのウィンドウ間でのドラッグがサポートされています。