イベントのログ

Session Recordingでは、イベントをログに記録し録画内でタグ付けして、後で検索および再生で使うことができます。大量の録画から関心のあるイベントを簡単に検索したり、また、Session Recording Playerで再生中にイベントを見つけることもできます。

USB大容量記憶装置デバイスの挿入を記録

Windows向けまたはMac向けCitrix Workspaceアプリがインストールされているクライアントデバイスでクライアントドライブマッピング(CDM)のマッピング、または汎用リダイレクトを使用してUSB大容量記憶装置デバイスが挿入されると記録し、録画のイベントにタグ付けできます。

注:

現在、USB大容量記憶装置デバイス(USB Class 08)の挿入のみが記録されます。機能が正常に動作するためには、Session RecordingとVDAをバージョン7.17以降にアップグレードしてください。

記録機能を有効または無効にする

Session Recording Agentでは、機能を有効または無効にするための3つのレジストリキーが追加されています。キーはデフォルトで0に設定され、無効になっています。

機能を有効または無効にするには、次の操作を実行します。

  1. Session Recordingのインストールを完了後、Session Recording Agentをインストールしたマシンの管理者としてログオンします。
  2. レジストリエディターを開きます。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\SessionEventsに移動します。
  4. EnableSessionEventsの値を1に設定するか、デフォルト値の0を使用します。
    1:グローバルにイベントの記録を有効にする
    0:グローバルにイベントの記録を無効にする
  5. EnableCDMUSBDriveEventsの値を1に設定するか、デフォルト値の0を使用します。
    1:CDMでマッピングされたUSB大容量記憶装置デバイスの挿入の記録を有効にする
    0:CDMでマッピングされたUSB大容量記憶装置デバイスの挿入の記録を無効にする
  6. EnableGenericUSBDriveEventsの値を1に設定するか、デフォルト値の0を使用します。
    1:汎用リダイレクトを使用したUSB大容量記憶装置デバイスの挿入の記録を有効にする
    0:汎用リダイレクトを使用したUSB大容量記憶装置デバイスの挿入の記録を無効にする
  7. (オプション)Citrix Studioで、必要に応じてCDMマッピングポリシー(デフォルトで有効)とUSBリダイレクトポリシー(デフォルトで無効)を構成します。

次の表は、使用シナリオとそれに対応するレジストリキー設定です。

シナリオ レジストリキー設定
CDMのマッピングおよび汎用リダイレクトを使用したUSB大容量記憶装置デバイスの挿入を両方とも記録するには EnableSessionEvents = 1; EnableCDMUSBDriveEvents = 1; EnableGenericUSBDriveEvents = 1
CDMでマッピングされたUSB大容量記憶装置デバイスの挿入のみを記録するには EnableSessionEvents = 1;EnableCDMUSBDriveEvents = 1; EnableGenericUSBDriveEvents = 0
汎用リダイレクトを使用したUSB大容量記憶装置デバイスの挿入のみを記録するには EnableSessionEvents = 1; EnableCDMUSBDriveEvents = 0; EnableGenericUSBDriveEvents = 1
イベントの記録をグローバルに無効にするには EnableSessionEvents = 0; EnableCDMUSBDriveEvents = 0; EnableGenericUSBDriveEvents = 0

警告:

レジストリを誤って編集すると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、Citrixでは一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

アプリケーションの起動と終了を記録

Session Recordingは、アプリケーションの起動と終了の両方のログ記録をサポートします。この機能により、多様なイベントをキャプチャできます。

注:

機能が正常に動作するためには、Session Recording AgentとSession Recording Playerをバージョン1808以降にアップグレードしてください。

ログ機能を有効または無効にする

Session Recording Agentに、この機能を有効または無効にするためのレジストリキーEnableAppLaunchEventsが追加されています。レジストリキーはデフォルトで0に設定され、無効になっています。

機能を有効または無効にするには、次の操作を実行します:

  1. Session Recordingのインストールを完了後、Session Recording Agentをインストールしたマシンの管理者としてログオンします。
  2. レジストリエディターを開きます。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\SessionEventsに移動します。
  4. EnableSessionEventsの値を1に設定するか、デフォルト値の0を使用します。
    1:グローバルにイベントの記録を有効にする
    0:グローバルにイベントの記録を無効にする
  5. EnableAppLaunchEventsの値を1または2に設定するか、デフォルト値の0を使用します。
    1:アプリケーションの起動のみの記録を有効にする
    2:アプリケーションの起動と終了の両方の記録を有効にする
    0:アプリケーションの起動と終了の記録を無効にする
シナリオ レジストリキー設定
アプリケーションの起動のみの記録を有効にするには|EnableSessionEvents = 1; EnableAppLaunchEvents = 1  
アプリケーションの起動と終了の両方の記録を有効にするには EnableSessionEvents = 1; EnableAppLaunchEvents = 2
アプリケーションの起動と終了の記録を無効にするには |次の2つのレジストリのうちいずれかまたは両方を設定:EnableSessionEvents = 0; EnableAppLaunchEvents = 0  

警告:

レジストリを誤って編集すると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、Citrixでは一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

監視するターゲットアプリケーションを指定する

レジストリフィルターAppMonitorListにより監視するターゲットアプリケーションを指定し、イベントが録画内に過剰に発生しないようにします。デフォルトでは、アプリケーションが指定されていません。そのため、アプリケーションのイベントはキャプチャされません。

監視するアプリケーションを指定するには、次の手順を実行します:

  1. Session Recording Agentをインストールしたマシンに管理者としてログオンします。
  2. レジストリエディターを開きます。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\SessionEventsに移動します。
  4. AppMonitorListにターゲットアプリケーションのプロセス名を追加します。

ローカライズされた画像

注:

  • アプリケーションの起動と終了をキャプチャするには、AppMonitorListにアプリケーションのプロセス名を追加します。たとえば、リモートデスクトップ接続の起動イベントをキャプチャするには、プロセス名mstsc.exeAppMonitorListに追加します。
  • AppMonitorListは複数行文字列のレジストリです。追加する各文字列は、末尾にCRLFを付与する必要があります。
  • 完全一致のみがサポートされています。ワイルドカードはサポートされません。
  • 追加するプロセス名では、大文字と小文字は区別されません。
  • 録画内に過剰にイベントを発生させないように、システムプロセス名(explorer.exeなど)やWebブラウザーをレジストリに追加しないでください。

ファイル名の変更操作を記録(試験段階の機能)

ターゲットフォルダー内のファイル名の変更操作を記録し、録画内のイベントにタグを付けることができます。

注:

この機能を正常に動作させるには、Session Recording Administrationコンポーネント、Session Recording Agent、Session Recording PlayerなどのすべてのSession Recordingコンポーネントをバージョン1808以降にアップグレードしてください。

ログ機能を有効または無効にする

Session Recording Agentに、この機能を有効または無効にするためのレジストリキーEnableFileOperationMonitorEventsが追加されています。レジストリキーはデフォルトで0に設定され、無効になっています。

機能を有効または無効にするには、次の操作を実行します:

  1. Session Recordingのインストールを完了後、Session Recording Agentをインストールしたマシンの管理者としてログオンします。
  2. レジストリエディターを開きます。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\SessionEventsに移動します。
  4. EnableSessionEventsの値を1に設定するか、デフォルト値の0を使用します。
    1:グローバルにイベントの記録を有効にする
    0:グローバルにイベントの記録を無効にする
  5. EnableFileOperationMonitorEventsの値を1に設定するか、デフォルト値の0を使用します。
    1:ファイル名の変更操作の記録を有効にする
    0:ファイル名の変更操作の記録を無効にする

    ファイル名の変更操作の記録を有効にするには、EnableSessionEventsおよびEnableFileOperationMonitorEventsをどちらも1に設定します。

  6. Session Recording Agentを再起動して、設定を機能させます。
    MCSまたはPVSを使用して展開している場合は、マスターイメージで設定を変更し、更新を実行して変更を有効にします。

警告:

レジストリを誤って編集すると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、Citrixでは一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

監視するターゲットフォルダーを指定する

試験的段階では、レジストリフィルターFileOperationMonitorListにより監視するターゲットフォルダーを指定し、イベントが録画内に過剰に発生しないようにします。デフォルトでは、フォルダーが指定されていません。そのため、ファイルはキャプチャされません。

監視するフォルダーを指定するには、次の手順を実行します。

  1. Session Recording Agentをインストールしたマシンに管理者としてログオンします。
  2. レジストリエディターを開きます。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\SessionEventsに移動します。
  4. FileOperationMonitorListでターゲットフォルダーのパス文字列を追加します。

    ローカライズされた画像

    注:

    • ファイル名変更操作をキャプチャするには、FileOperationMonitorListでファイルフォルダーのパス文字列を追加します。たとえば、C:\User\Filesharing.pptファイルでファイル名変更操作をキャプチャするには、FileOperationMonitorListでパス文字列C:\User\Fileを追加します。
    • FileOperationMonitorListは複数行文字列のレジストリです。追加する各文字列は、末尾にCRLFを付与する必要があります。
    • 完全一致のみがサポートされています。ワイルドカードはサポートされません。
    • 追加するパス文字列は大文字と小文字を区別しません。
  5. Session Recording Agentサービスを再起動して、設定を有効にします。
    MCSまたはPVSを使用して展開している場合は、マスターイメージで設定を変更し、更新を実行して変更を有効にします。

タグ付きイベントを使った録画の検索と再生

タグ付きイベントで録画を検索する

Session Recording Playerを使用すると、タグ付きイベントの録画を詳細に検索できます。

  1. [Session Recording Player]で、ツールバーの [高度な検索] をクリックするか、[ツール]>[高度な 検索] の順に選択します。
  2. [高度な 検索] ダイアログボックスで検索条件を定義します。

[イベント] タブでは、セッション内のタグ付きイベントをイベントテキストイベントの種類別に検索できます。[イベント][共通][日付/時刻][そのほか] の各フィルターを組み合わせて使用して、条件を満たす録画を検索できます。

ローカライズされた画像

注:

  • [イベントの種類] ドロップダウンリストには、Session Recordingが記録したすべてのイベントの種類が表示されます。検索するイベントの種類のいずれかを選択できます。[任意のCitrix定義のイベント] を選択すると、イベントの種類にかかわらずCitrix Session Recordingによって記録されたすべての録画を検索します。
  • イベントテキストフィルタは部分一致をサポートしています。ワイルドカードはサポートされません。
  • イベントテキストフィルターでは、照合時に大文字と小文字が区別されません。
  • Citrix.EventMonitor.AppStartイベント、Citrix.EventMonitor.AppEndイベント、Citrix.EventMonitor.CDMUSBDriveAttachイベント、Citrix.EventMonitor.FileRenameイベントでは、イベントテキストで検索すると、App StartApp EndClient drive mappingFile Renameの文字が照合に使用されません。したがって、[イベントテキスト] ボックスにApp StartApp EndClient drive mapping、またはFile Renameを入力すると、結果が見つかりません。

タグ付きイベントで録画を再生する

イベントがタグ付けされた録画を再生すると、[イベントとブックマーク] パネルにイベントが表示され、以下のようにSession Recording Playerの下部に黄色い点で表示されます:

ローカライズされた画像

イベントを使用してセッションの録画内を移動したり、イベントがタグ付けされているポイントに飛ぶことができます。