イベントのログ

Session Recordingでは、イベントをログに記録し録画内でタグ付けして、後で検索および再生で使うことができます。大量の録画から関心のあるイベントを簡単に検索したり、また、Session Recording Playerで再生中にイベントを見つけることもできます。

ログに記録できるイベント

Session Recordingでは、次のイベントを記録できます:

  • USB大容量記憶装置デバイスの挿入

  • アプリケーションの起動と終了

  • ファイルの名前変更、作成、削除、移動の操作

USB大容量記憶装置デバイスの挿入

Windows向けまたはMac向けCitrix Workspaceアプリがインストールされているクライアントデバイスでクライアントドライブマッピング(CDM)のマッピング、または汎用リダイレクトを使用してUSB大容量記憶装置デバイスが挿入されると記録し、録画のイベントにタグ付けできます。

注:

現在、USB大容量記憶装置デバイス(USB Class 08)の挿入のみが記録されます。機能を正常に動作させるためには:

レジストリを編集することによって、この機能を使用する場合Session RecordingおよびVDAをバージョン7.17以降にアップグレードします。または、

Session Recordingポリシーコンソールでイベントログポリシーを構成する場合、Session Recording AdministrationコンポーネントおよびSession Recording Agentをバージョン1811以降にアップグレードします。詳しくは、「イベントログポリシー」を参照してください。

アプリケーションの起動と終了

Session Recordingは、アプリケーションの起動と終了の両方のログ記録をサポートします。

注:

機能を正常に動作させるには:

レジストリを編集することによって、この機能を使用する場合Session Recording AgentおよびSession Recording Playerをバージョン1808以降にアップグレードします。または、

Session Recordingポリシーコンソールでイベントログポリシーを構成する場合、Session Recording AdministrationコンポーネントおよびSession Recording Agentをバージョン1811以降にアップグレードします。詳しくは、「イベントログポリシー」を参照してください。

レジストリフィルターAppMonitorListで監視するアプリケーションを指定するには:

  1. Session Recording Agentをインストールしたマシンに管理者としてログオンします。
  2. レジストリエディターを開きます。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\SessionEventsに移動します。
  4. AppMonitorListにターゲットアプリケーションのプロセス名を追加します。

    AppMonitorListの画像

注:

  • アプリケーションの起動と終了をキャプチャするには、AppMonitorListにアプリケーションのプロセス名を追加します。たとえば、リモートデスクトップ接続の起動イベントをキャプチャするには、プロセス名mstsc.exeAppMonitorListに追加します。
  • AppMonitorListは複数行文字列のレジストリです。追加する各文字列は、末尾にCRLFを付与する必要があります。
  • 完全一致のみがサポートされています。ワイルドカードはサポートされません。
  • 追加するプロセス名では、大文字と小文字は区別されません。
  • 録画内に過剰にイベントを発生させないように、システムプロセス名(explorer.exeなど)やWebブラウザーをレジストリに追加しないでください。

ファイルの名前変更、作成、削除、移動の操作

ターゲットフォルダー内のファイルまたはサブフォルダーの名前変更、作成、削除、移動の操作を記録し、録画内のイベントにタグを付けることができます。

注:

この機能を正常に動作させるには、Session Recording Administrationコンポーネント、Session Recording Agent、Session Recording PlayerなどのすべてのSession Recordingコンポーネントをバージョン1811以降にアップグレードしてください。

Session Recording Agentに、この機能を有効または無効にするためのレジストリキーEnableFileOperationMonitorEventsが追加されています。レジストリキーはデフォルトで0に設定され、無効になっています。

注:

現在、ファイル操作はレジストリ設定のみでキャプチャされます。

ログ機能を有効または無効にする

この機能を有効または無効にするには:

  1. Session Recordingのインストールを完了後、Session Recording Agentをインストールしたマシンの管理者としてログオンします。
  2. レジストリエディターを開きます。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\SessionEventsに移動します。
  4. EnableSessionEventsの値を1に設定するか、デフォルト値の0を使用します。
    1:グローバルにイベントの記録を有効にする
    0:グローバルにイベントの記録を無効にする
  5. EnableFileOperationMonitorEventsの値を1に設定するか、デフォルト値の0を使用します。
    1:ファイルの名前変更、作成、削除、移動操作の記録を有効にする
    0:ファイルの名前変更、作成、削除、移動操作の記録を無効にする

    ファイルの名前変更、作成、削除、移動操作の記録を有効にするには、EnableSessionEventsおよびEnableFileOperationMonitorEventsをどちらも1に設定します。

  6. Session Recording Agentを再起動して、設定を機能させます。
    MCSまたはPVSを使用して展開している場合は、マスターイメージで設定を変更し、更新を実行して変更を有効にします。

警告:

レジストリエディターの編集を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、Citrixでは一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

監視するターゲットフォルダーを指定する

レジストリフィルターFileOperationMonitorListにより監視するターゲットフォルダーを指定し、イベントが録画内に過剰に発生しないようにします。デフォルトでは、フォルダーが指定されていません。そのため、ファイルはキャプチャされません。

監視するフォルダーを指定するには、次の手順を実行します。

  1. Session Recording Agentをインストールしたマシンに管理者としてログオンします。
  2. レジストリエディターを開きます。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\SessionEventsに移動します。
  4. FileOperationMonitorListでターゲットフォルダーのパス文字列を追加します。

    FileOperationMonitorListの画像

    注:

    • ファイルの名前変更、作成、削除、移動操作をキャプチャするには、FileOperationMonitorListでファイルフォルダーのパス文字列(ファイル名やファイルフォルダーのルートパスではなく)を追加します。たとえば、C:\User\Filesharing.pptファイルの名前変更、作成、削除、移動操作をキャプチャするには、FileOperationMonitorListでパス文字列C:\User\Fileを追加します。
    • ローカルファイルパスおよびリモート共有フォルダーパスの両方を使用できます。たとえば、\\remote.address\DocumentsフォルダーのRemoteDocument.txtファイルで操作をキャプチャするには、FileOperationMonitorListでパス文字列\\remote.address\Documentsを追加します。
    • FileOperationMonitorListは複数行文字列のレジストリです。追加する各文字列は、末尾にCRLFを付与する必要があります。各文字列の最大文字数は247です。最大文字数を超える文字列は無視されます。
    • 完全一致のみがサポートされています。ワイルドカードはサポートされません。
    • 追加するパス文字列は大文字と小文字を区別しません。
  5. Session Recording Agentサービスを再起動して、設定を有効にします。
    MCSまたはPVSを使用して展開している場合は、マスターイメージで設定を変更し、更新を実行して変更を有効にします。

制限事項

  • 監視されていないローカルフォルダーから監視されているローカルフォルダーへのファイルまたはフォルダーの移動操作はキャプチャされません。
  • ファイルまたはフォルダーパスに、最大文字数(260文字)を超える名前のファイルまたはフォルダーが含まれている場合、ファイルまたはフォルダーの操作をキャプチャできません。
  • データベースのサイズおよびバックアップに注意する、または定期的に「イベント」表を削除することで、キャプチャするイベントの数が膨大にならないようにします。
  • 一定の間隔で膨大な数のイベントがキャプチャされる場合、Playerでの表示およびデータベースへの格納はイベントの種類ごとに1つのイベントアイテムのみになり、ストレージの拡大を回避します。

タグ付きイベントを使った録画の検索と再生

タグ付きイベントで録画を検索する

Session Recording Playerを使用すると、タグ付きイベントの録画を詳細に検索できます。

  1. [Session Recording Player]で、ツールバーの [高度な検索] をクリックするか、[ツール]>[高度な 検索] の順に選択します。
  2. [高度な 検索] ダイアログボックスで検索条件を定義します。

[イベント] タブでは、セッション内のタグ付きイベントをイベントテキストイベントの種類別に検索できます。[イベント][共通][日付/時刻][そのほか] の各フィルターを組み合わせて使用して、条件を満たす録画を検索できます。

ファイル名の変更の記録検索の画像

注:

  • [イベントの種類] リストには、Session Recordingが記録したすべてのイベントの種類が表示されます。検索するイベントの種類のいずれかを選択できます。[任意のCitrix定義のイベント] を選択すると、イベントの種類にかかわらずCitrix Session Recordingによって記録されたすべての録画を検索します。
  • イベントテキストフィルタは部分一致をサポートしています。ワイルドカードはサポートされません。
  • イベントテキストフィルターでは、照合時に大文字と小文字が区別されません。
  • Citrix.EventMonitor.AppStartCitrix.EventMonitor.AppEndCitrix.EventMonitor.CDMUSBDrivCitrix.EventMonitor.FileCreateCitrix.EventMonitor.FileDeleteCitrix.EventMonitor.FileMoveCitrix.EventMonitor.FileRenameイベントではイベントテキストで検索すると、App StartApp EndClient drive mappingFile Renameの文字が照合に使用されません。したがって、[イベントテキスト] ボックスにApp StartApp EndClient drive mapping、またはFile Renameを入力すると、結果が見つかりません。

タグ付きイベントで録画を再生する

イベントがタグ付けされた録画を再生すると、[イベントとブックマーク] パネルにイベントが表示され、以下のようにSession Recording Playerの下部に黄色い点で表示されます:

playbackrecordingswithtaggedeventsの画像

イベントを使用してセッションの録画内を移動したり、イベントがタグ付けされているポイントに飛ぶことができます。

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イベントのログ