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デリバリーグループによるセッションの管理

Mar 25, 2016

セッションの信頼性、セッションのローミング、クライアントの自動再接続、ICA Keep-Aliive、およびワークスペースコントロールに関する情報については、セッションの後述の手順に加えて、「セッション管理」の記事を参照してください。

セッションのログオフ/切断、またはユーザーへのメッセージ送信

  1. Studioのナビゲーションペインで[デリバリーグループ]を選択します。
  2. グループを選択し、[操作]ペインの[マシンの表示]を選択します。
  3. ユーザーをセッションからログオフするには、セッションまたはデスクトップを選択し、[操作]ペインの[ログオフ]を選択します。 セッションが閉じて、ほかのユーザーがそのマシンを使用できるようになります(そのマシンが特定のユーザーに割り当てられてない場合)。
  4. セッションを切断するには、セッションまたはデスクトップを選択し、[操作]ペインの[切断]を選択します。 ユーザーのアプリケーションはそのまま実行され、マシンはそのユーザーに割り当てられたままになります。 ユーザーは同じマシンに再接続できます。
  5. ユーザーにメッセージを送信するには、セッション、マシン、またはユーザーを選択し、[操作]ペインの[メッセージの送信]を選択します。 メッセージを入力します。

デスクトップOSマシンでは、電源状態タイマーを使用して、ユーザーが切断してから一定の時間が経過したマシンを一時停止にしたりシャットダウンしたりすることができます。 詳しくは、デリバリーグループのマシンの管理」の「マシンの電源管理」セクションを参照してください。

セッションの事前起動およびセッション残留の構成

これらの機能はサーバーOSマシンでのみサポートされます。

セッションの事前起動機能とセッション残留機能を使用すると、セッションが要求される前にセッションを開始したり(セッションの事前起動)、ユーザーがすべてのアプリケーションを閉じた後もアプリケーションセッションをアクティブな状態で保持したり(セッション残留)できます。これにより、ユーザーがアプリケーションにすばやくアクセスできるようになります。

デフォルトでは、セッションの事前起動とセッション残留は無効になっています。セッションはユーザーがアプリケーションを開始すると開始(起動)され、セッションで開いていた最後のアプリケーションを閉じるまでアクティブな状態で保持されます。

以下の点に注意してください。

  • これらの機能を使用するには、デリバリーグループでアプリケーションが配信されている必要があります。また、マシンでVDA for Server OS 7.6以降が動作している必要があります。
  • これらの機能はCitrix Receiver for Windowsを使用している場合にのみサポートされ、Citrix Receiver側での構成も必要です。 詳しくは、適切なバージョンのReceiver for WindowsのeDocsドキュメントで「セッションの事前起動」を検索してください。
  • Citrix Receiver for HTML5はサポートされないことに注意してください。
  • セッションの事前起動を使用するときに、ユーザーのマシンが「一時停止」または「休止」状態の場合は、(セッションの事前起動設定にかかわらず)事前起動が機能しません。 ユーザーはマシンやセッションをロックできますが、ユーザーがCitrix Receiverからログオフすると、セッションが終了し、事前起動は適用されません。
  • セッションの事前起動を使用するときは、物理クライアントマシンでは一時停止または休止状態の電源管理機能を使用できません。 クライアントマシンのユーザーはセッションをロックすることはできますが、ログオフすることはできません。
  • 事前起動セッションと残留セッションは、接続されている間のみライセンスを消費します。 使用されない事前起動セッションと残留セッションは、デフォルトで15分後に切断されます。 この値はPowerShell(New/Set-BrokerSessionPreLaunchコマンドレット)で構成できます。
  • これらの機能が相互に補完し合うよう調整するには、ユーザーの使用状況を監視して慎重に計画することが重要です。 最適に構成することで、ライセンス消費やリソース割り当ての効率化とユーザーの利便性を両立させることができます。
  • Citrix Receiver側では、セッションの事前起動を有効にする時間帯を構成できます。

使用されない事前起動セッションや残留セッションがアクティブのまま保持される時間

ユーザーがアプリケーションを起動しない場合に、使用されないセッションをどのくらい保持するかを指定するには、タイムアウトおよびサーバー負荷のしきい値を構成します。 タイムアウトおよびサーバー負荷のしきい値をすべて設定することができます。この場合、最初に発生したイベントによって事前起動セッションや残留セッションが終了します。

  • タイムアウト:使用されない事前起動セッションや残留セッションを保持する日数、時間数、または分数を指定できます。 この値が短すぎるとセッションがすぐに終了してしまい、ユーザーがアプリケーションにすばやくアクセスできるというメリットが活かされません。 また、タイムアウト値が長すぎると、サーバーのリソースが足りなくなり、ユーザーの接続要求が拒否される場合があります。

このタイムアウトをStudioで無効にすることはできませんが、SDK(New/Set-BrokerSessionPreLaunchコマンドレット)で無効にできます。 タイムアウトを無効にすると、Studioにタイムアウトが表示されなくなります。

  • しきい値:サーバーの負荷が高くなったときに事前起動セッションや残留セッションを自動的に終了することができます。これにより、サーバーの負荷が低い間は可能な限りセッションが保持されます。 新しいユーザーセッション用のリソースが必要になったときに事前起動セッションや残留セッションが自動的に終了するため、これらのセッションが原因で接続が拒否されることはありません。

デリバリーグループ内の全サーバーの平均負荷パーセンテージと、デリバリーグループ内のいずれかのサーバーの最大負荷パーセンテージの2つのしきい値を構成できます。 サーバーの負荷がいずれかのしきい値を超えると、最も長い時間保持された事前起動セッションまたは残留セッションが終了します。その後、負荷がしきい値を下回るまで、分間隔で1つずつセッションが終了します。 しきい値を超えている間は、新たな事前起動セッションは開始されません。

Controllerに登録されていないVDAが動作するサーバーやメンテナンスモードのサーバーは、負荷限界状態として認識されます。 サーバーで計画外の停止状態が発生した場合、事前起動セッションや残留セッションは自動的に終了してリソースが解放されます。

セッションの事前起動を有効にするには、次の手順に従います。

  1. Studioのナビゲーションペインで[デリバリーグループ]を選択します。
  2. デリバリーグループを選択して、[操作]ペインの[デリバリーグループの編集]を選択します。
  3. [アプリケーションの事前起動]ページで、セッションを起動するタイミングを選択します。
    • アプリケーションの起動時にセッションを起動する。 これがデフォルトの設定で、セッションの事前起動は無効になります。
    • デリバリーグループ内のすべてのユーザーでCitrix Receiver for Windowsログオン時に事前起動する。
    • 以下のユーザーでのみCitrix Receiver for Windowsログオン時に事前起動する。 このオプションを選択する場合は、ユーザーまたはユーザーグループを一覧に追加してください。


  4. 事前起動セッションは、ユーザーがアプリケーションを起動すると通常のセッションに置き換わります。 ユーザーがアプリケーションを起動しない場合(事前起動セッションが使用されない場合)、以下の設定に従って事前起動セッションが終了します。 
    • この時間が経過したときにセッションを終了する。 セッションを自動的に終了するまでの時間を1~99日間、1~2,376時間、または1~142,560分で指定します。
    • デリバリーグループ内のすべてのマシンの平均負荷が上限値(1~99%)を超えたときに終了する。
    • デリバリーグループ内のいずれかのマシンの負荷が上限値(1~99%)を超えたときに終了する。

    事前起動セッションは、ユーザーがいずれかのアプリケーションを起動したとき、指定した時間が経過したとき、または指定した負荷のしきい値を超えたときのいずれかの状態が発生するまで保持されます。

セッション残留を有効にするには、次の手順に従います。

  1. Studioのナビゲーションペインで[デリバリーグループ]を選択します。
  2. デリバリーグループを選択して、[操作]ペインの[デリバリーグループの編集]を選択します。
  3. [アプリケーションの残留]ページで、[セッションをアクティブのまま保持する期間を指定する]をクリックします。


  4. ユーザーが別のアプリケーションを起動しない場合、残留セッションを保持する時間は複数の設定によって決定されます。 
    • この時間が経過したときにセッションを終了する。 セッションを自動的に終了するまでの時間を1~99日間、1~2,376時間、または1~142,560分で指定します。
    • デリバリーグループ内のすべてのマシンの平均負荷が上限値(1~99%)を超えたときに終了する。
    • デリバリーグループ内のいずれかのマシンの負荷が上限値(1~99%)を超えたときに終了する。

    残留セッションは、ユーザーがいずれかのアプリケーションを起動したとき、指定した時間が経過したとき、または指定した負荷のしきい値を超えたときのいずれかの状態が発生するまで保持されます。