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スクリプトを使用したVDAのインストール

Mar 25, 2016

注:このアーティクルは、Windowsオペレーティングシステムがインストールされたマシンへのコンポーネントのインストールに適用されます。 LinuxオペレーティングシステムのVDAについては、「Red Hat Linux VDA」および「SUSE Linux VDA」を参照してください。

この製品のインストールメディアには、Active Directory環境のマシンのグループでVirtual Delivery Agent(VDA)をインストール、アップグレード、または削除するサンプルスクリプトが収録されています。 また、このスクリプトを個々のマシンに適用して、それらを使ってMachine Creation ServicesおよびProvisioning Servicesのマスターイメージを管理することもできます。

以下のアクセス権限が必要です。

  • スクリプトを実行するには、VDAインストールコマンドがあるネットワーク共有に対するすべてのユーザーの読み取りアクセスが必要です。 インストールコマンドはフルバージョンの製品ISOのXenDesktopVdaSetup.exe、またはスタンドアローンインストーラーのVDAWorkstationSetup.exeまたはVDAServerSetup.exeです。
  • ログの詳細は各ローカルマシンに保存されます。 また、レビューおよび分析のために結果ログをネットワーク上に保存する場合は、そのネットワーク共有に対するすべてのユーザーの読み取りおよび書き込みアクセスが必要です。

スクリプトの実行結果をチェックするには、ネットワーク共有のログを調べます。 このログには、スクリプトログ、インストーラーログ、およびMSIインストールログが含まれます。 各インストールまたは削除に関するログは、日時を示すフォルダー内に保存されます。 フォルダー名には、操作が成功した場合にはプレフィックスとしてPASSが付き、そのほかの場合はFAILが付きます。 失敗したインストールまたは削除処理をすばやく検索できるように、ターゲットマシンのローカルドライブではなく、ネットワーク共有を使用します。

重要:インストールを開始する前に、「インストールの準備」を読み、必要なタスクを完了しておいてください。

スクリプトを使ってVDAをインストールまたはアップグレードするには

  1. インストールメディアの\Support\AdDeploy\からサンプルスクリプトのInstallVDA.batを開きます。 スクリプトをカスタマイズする前に、元のスクリプトをバックアップしておくことをお勧めします。
  2. スクリプトを編集します。
    • インストールするVDAのバージョンを、「SET DESIREDVERSION」により指定します。 Version 7の場合はバージョンを「7.0」と指定できます。完全な値はインストールメディアのProductVersion.txtファイルに記述されています(7.0.0.3018など)。ただし、完全に一致させる必要はありません。
    • 実行するインストーラーのネットワーク共有を指定します。 レイアウトのルート(ツリーの最上位)を指定します。スクリプトにより、適切なバージョンのインストーラー(32ビットまたは64ビット)が自動的に実行されます。 たとえば、「SET DEPLOYSHARE=\\fileserver1\share1」と指定します。
    • オプションとして、ログを保存するためのネットワーク共有を指定します。 たとえば、「SET LOGSHARE=\\fileserver1\log1」と指定します。
    • コマンドラインを使ったインストール」の説明に従って、VDAの構成オプションを指定します。 /quietおよび/norebootオプションはデフォルトでスクリプトに含まれ、必須です(SET COMMANDLINEOPTIONS=/QUIET /NOREBOOT)。
  3. グループポリシースタートアップスクリプトを使って、マシンが存在するActive Directoryの組織単位にスクリプトを割り当てます。 VDAをインストールするマシン以外のものがこの組織単位に属していないことを確認してください。 組織単位内のマシンの再起動時にスクリプトが実行され、サポートされるオペレーティングシステムの各マシン上にVDAがインストールされます。

スクリプトを使ってVDAを削除するには

  1. インストールメディアの\Support\AdDeploy\からサンプルスクリプトのUninstallVDA.batを開きます。 スクリプトをカスタマイズする前に、元のスクリプトをバックアップしておくことをお勧めします。
  2. スクリプトを編集します。
    • 削除するVDAのバージョンを、「SET CHECK_VDA_VERSION」により指定します。 Version 7の場合はバージョンを「7.0」と指定できます。完全な値はインストールメディアのProductVersion.txtファイルに記述されています(7.0.0.3018など)。ただし、完全に一致させる必要はありません。
    • オプションとして、ログを保存するためのネットワーク共有を指定します。
  3. グループポリシースタートアップスクリプトを使って、マシンが存在するActive Directoryの組織単位にスクリプトを割り当てます。 VDAを削除するマシン以外のものがこの組織単位に属していないことを確認してください。 組織単位内のマシンの再起動時にスクリプトが実行され、各マシンからVDAが削除されます。

トラブルシューティング

スクリプトにより、スクリプトの進捗を示す内部ログファイルが生成されます。 スクリプトは、マシンへの展開の開始後すぐにKickoff_VDA_Startup_Scriptログをネットワーク共有にコピーします。これにより、処理全体が実行中であることを確認できます。 このログがネットワーク共有にコピーされない場合は、ターゲットマシンのローカルドライブを調べることでトラブルシューティングを実行できます。初期トラブルシューティングのため、各マシン上の%temp%フォルダーに以下の2つのデバッグログファイルが生成されます。

  • Kickoff_VDA_Startup_Script_.log
  • VDA_Install_ProcessLog_.log

これらのログの内容から、次の点を確認します。

  • スクリプトが正しく実行されたかどうか。
  • ターゲットのオペレーティングシステムが正しく検出されているかどうか。
  • DEPLOYSHARE共有でROOT(AutoSelect.exeファイルを含んでいるフォルダー)が正しく構成されているかどうか。
  • DEPLOYSHAREおよびLOGで指定した両方のネットワーク共有にアクセスできるかどうか。