Product Documentation

Session Recordingのインストール

Apr 15, 2016

インストールチェックリスト

インストールを始める前に、以下のリストに記載されている作業を行います。

作業
 インストールを開始する前に、前提条件をインストールします。 「システム要件」および「スクリプトを使用してWindowsの役割および機能の前提条件を追加する」を参照してください。 
 Session Recordingの各コンポーネントをインストールするマシンを選択し、各コンピューターがインストールするコンポーネントのハードウェアおよびソフトウェアの要件を満たしていることを確認します。
 

以下のCitrixダウンロードページからSession Recordingをダウンロードします。 

[XenApp]> https://www.citrix.com/downloads/xenapp.html

または

[XenDesktop]> https://www.citrix.com/downloads/xendesktop.html

 Session Recordingコンポーネント間の通信にSSLプロトコルを使用する場合は、正しい証明書を環境にインストールします。
 Session Recordingコンポーネントに必要なHotfixをインストールします。 HotfixはCitrix Supportから入手できます。 
 Directorを構成して、Session Recordingポリシーを作成およびアクティブ化します。 詳しくは、「Directorを構成してSession Recording Serverを使用する」を参照してください。

注:

  • 公開アプリケーションのセッション共有は、同じデリバリーグループにあるとアクティブなポリシーと競合することがあるため、公開アプリケーションをSession Recordingポリシーをベースとした個別のデリバリーグループに分割することを推奨します。 Session Recordingでは、アクティブなポリシーとエンドユーザーが最初に開いた公開アプリケーションを照合します。
  • Machine Creation Services(MCS)またはProvisioning ServicesをXenAppと共に使用する計画がある場合は、一意なQMIdのサーバーを準備します。「既知の問題」の説明を参照してください。 この手順の実行に失敗すると、記録データが損失することがあります。
  • SQL ServerではTCP/IPを有効にする必要があり、SQL Server Browserサービスが実行中で、またWindows認証の使用が必要です。
  • HTTPSを使用する場合は、TLS/HTTPSのサーバー証明書を構成します。

Session Recordingインストールファイル

  • Session Recording Administrationファイル
    • Broker_PowerShellSnapIn_x64.msi
    • SessionRecordingAdministrationx64.msiと置き換え
  • Session Recording Agentファイル
    • SessionRecordingAgentx64.msiと置き換え
  • Session Recording Playerファイル
    • SessionRecordingPlayer.msiと置き換え

スクリプトを使用してWindowsの役割および機能の前提条件を追加する

Session Recordingを正常に機能させるには、Session Recordingコンポーネントをインストールする前に、Windowsの役割と機能を前提条件として追加する必要があります。 役割と機能によっては、見つけ出してインストールするのが困難なものもあるため、この文書では、Citrixの提供するスクリプトを使用した手順を紹介しています。 Session Recordingのコンポーネントをインストールする前に、スクリプトを実行してWindowsの役割および機能の前提条件をインストールします。

Windowsの役割および機能の前提条件をインストールするには、以下の手順に従います。

1. Citrixのスクリプトを使用する場合は、「Windowsの役割および機能の前提条件用スクリプト」を参照してください。

2. Session Recording Administrationコンポーネントをインストールする予定のマシンで以下を行います。

a) PowerShellの実行ポリシーがRemoteSignedUnrestrictedに設定されていることを確認します。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

b) Windowsコマンドプロンプトを管理者として起動し、次のコマンドを実行します。

powershell.exe -file InstallPrereqsforSessionRecordingAdministration.ps1

正常に追加されている機能が表示され、スクリプトは停止します。

c) スクリプトの実行後、実行ポリシーが社内ポリシーに基づく適切な値に設定されていることを確認します。

3. Session Recording Agentコンポーネントをインストールする予定のマシンで以下を行います。

a) PowerShellの実行ポリシーがRemoteSignedUnrestrictedに設定されていることを確認します。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

b) Windowsコマンドプロンプトを管理者として起動し、次のコマンドを実行します。

powershell.exe -file InstallPrereqsforSessionRecordingAgent.ps1

正常に追加されている機能が表示され、スクリプトは停止します。

c) スクリプトの実行後、実行ポリシーが社内ポリシーに基づく適切な値に設定されていることを確認します。

4. Windowsの役割と機能がインストールされたら、Session Recordingのインストールに進みます。 

Session Recording Administrationコンポーネントのインストール

Session Recording Administrationコンポーネントは、Session Recordingデータベース、Session Recording Server、およびSession Recording Policy Consoleです。 これらのコンポーネントのうち、サーバーにインストールするコンポーネントを選択できます。

Session Recording Administrationコンポーネントをインストールする前に、すべての前提条件をインストールしているか確認します。 詳しくは、「Session Recordingのシステム要件」を参照してください。

セキュリティ向上のため、データベースのインストール後にこれらの権限を削除できます。

  1. Broker_PowerShellSnapIn_x64.msiを実行して、手順に従ってインストールを完了します。
  2. Windowsコマンドプロンプトを管理者として起動し、msiexec /i SessionRecordingAdministrationx64.msiコマンドを実行するか、この.msiファイルをダブルクリックします。
  3. インストールUIで[次へ]を選択して、ライセンス契約に同意します。
  4. Session Recording Administration Setup画面で、インストールするSession Recording Administrationコンポーネントを選択します。

Session Recordingデータベースのインストール

Session Recordingデータベースをインストールする前に、すべての前提条件をインストールしているか確認します。 詳しくは、「Session Recordingのシステム要件」を参照してください。

Session RecordingデータベースコンポーネントとMicrosoft SQL Serverの展開には、通常以下の3種類があります。

  • 展開1:Session RecordingサーバーとSession Recordingデータベースを同じサーバーにインストールし、Microsoft SQL Serverをリモートマシンにインストールする (推奨)。
  • 展開2:Session Recordingサーバー、Session Recordingデータベース、およびMicrosoft SQL Serverを同じマシンにインストールする。
  • 展開3:Session Recordingサーバーをあるサーバーにインストールし、Session RecordingデータベースとMicrosoft SQL Serverの両方を、Session Recordingサーバーをインストールしたマシンとは別のマシンにインストールする(推奨されません)。
  1. [データベースの設定]ページで、次の作業を行います。
    • 展開1と展開2:Session Recordingサーバーの[コンピューターアカウント]フィールドで、「localhost」と入力します。
    • 展開3:Session Recordingサーバーをホストするコンピューターの名前を、「ドメイン\コンピューター名」の形式で入力します。 Session Recordingサーバーのコンピューターアカウントは、データベースにアクセスするためのユーザーアカウントです。
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データベースインスタンスが、インスタンスのセットアップ時に構成した名前付きインスタンスでない場合、SQL Serverのコンピューター名のみを使用できます。 名前付きインスタンスがある場合は、データベースインスタンス名としてcomputer-name\instance-nameを使用します。 使用中のサーバーインスタンス名を確認するには、SQL Serverでselect @@servernameを実行します。戻り値が正確なデータベースインスタンス名です。 

[テスト]をクリックして、SQL Serverへの接続をテストします。 現在のユーザーがSQL Serverのパブリックな役割権限を持っていることを確認します。権限がなければ、権限の制約によりテストは失敗します。 [次へ]をクリックしてインストールを続行します。

手順に従ってインストールを完了します。 インストール中、現在のユーザーがデータベース管理者ではない場合、sysadminサーバー役割権限と共に、データベース管理者の資格情報を求めるダイアログボックスが表示されます。 資格情報を正確に入力して、[OK]をクリックし、インストールを続行します。  インストールにより新しいSession Recordingデータベースが作成され、Session Recordingサーバーのマシンアカウントがdb-ownerとして追加されます。

インストールの完了後は、sysadminサーバーロール権限は不要になり、現在のユーザーに対して安全に削除できます。

Important

CitrixSessionRecordingというデータベース名は変更できません。 

Session Recording Serverのインストール

Session Recording Serverをインストールする前に、すべての前提条件をインストールしているか確認します。 詳しくは、「Session Recordingのシステム要件」を参照してください。

  1. [データベースインスタンス名]にSQL Serverの名前を入力します。 名前付きインスタンスを使用している場合は、「computer-name\instance-name」を入力します。使用していない場合は、「computer-name」だけを入力します。
  2. [テスト]をクリックして、SQL Serverへの接続をテストします。 現在のユーザーがSQL Serverのパブリックな役割権限を持っていることを確認します。権限がなければ、権限の制約によりテストは失敗します。 [次へ]をクリックし、ウィザードの指示に従ってインストールを完了します。
  3. インストールウィザードの最後に、Citrixのカスタマーエクスペリエンス向上プログラムに参加するかどうかを選択します。 このプログラムに参加すると、統計情報や使用状況が匿名でCitrixに送信されます。詳しくは、「Citrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)について」を参照してください。

Directorを構成してSession Recording Serverを使用する

Directorコンソールを使用して、Session Recordingポリシーを作成およびアクティブ化できます。

  1. HTTPS接続の場合は、Directorサーバーの[信頼されたルート証明機関]でSession Recording Serverを信頼します。
  2. Session Recordingサーバーを使用するようにDirectorサーバーを構成するには、C:\inetpub\wwwroot\Director\tools\DirectorConfig.exe /configsessionrecordingコマンドを実行します。
  3. Directorサーバーで、Session Recording ServerのIPおよびFQDN、ポート番号、およびSession Recording AgentからSession Recording Brokerへの接続の種類(httpまたはhttps)を入力します。

Session Recording Agentのインストール

Session Recording Agentは、セッションを録画するVDAまたはVDIマシンにインストールする必要があります。

  1. サーバーマネージャーを使用して、.NET Framework 3.5、およびHTTPをサポートするMicrosoft Message Queuing(MSMQ)を、XenApp 7.8 Server OS VDAまたはXenDesktop 7.8 VDIにインストールします。
  2. Windowsコマンドプロンプトを管理者として起動し、次のコマンドを実行します。 
    msiexec /i SessionRecordingAgentx64.msi 
    または
    msiexec /i SessionRecordingAgent.msi

    または、.msiファイルをダブルクリックします。

    32ビットシステムの場合はSessionRecordingAgent.msi、64ビットシステムの場合はSessionRecordingAgentx64.msiと、プラットフォームの種類に応じた適切な.msiファイルを使用します。
  3. インストールUIで[次へ]を選択して、ライセンス契約に同意します。
  4. [Session Recording Agent構成]ページで、Session Recording Serverをインストールしたコンピューターの名前と、Session Recording Serverとの接続のプロトコルとポート情報を入力します。
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Session Recordingのデフォルトのインストールでは、通信をセキュリティで保護するためHTTPS/TLSを使用します。 TLSが構成されていない場合は、HTTPを使用します。 これを実行するには、Session Recording Brokerサイトに移動してIIS管理コンソールでSSLを選択解除します。 SSL設定を開き、[SSLを必要とする]チェックボックスをオフにします。

  5.手順に従ってインストールを完了します。

Session Recording Playerのインストール

Session Recording Serverまたはセッションの録画を見るユーザーのドメイン内の1つ以上のワークステーションにSession Recording Playerをインストールします。

SessionRecordingPlayer.msiを実行して、手順に従ってインストールを完了します。

インストールの自動化

Session Recording Agentを複数のサーバーにインストールするには、サイレントインストールを行うスクリプトを作成します。

次のコマンドラインでは、Session Recording Agentをインストールし、インストール情報を取得するためにログファイルを作成します。

64ビットシステム:

msiexec /i SessionRecordingAgentx64.msi sessionrecordingservername=yourservername sessionrecordingbrokerprotoco=yourbrokerprotocol sessionrecordingbrokerport=yourbrokerport /l*v yourinstallationlog /q

32ビットシステム:

msiexec /i SessionRecordingAgent.msi sessionrecordingservername=yourservername sessionrecordingbrokerprotoco=yourbrokerprotocol sessionrecordingbrokerport=yourbrokerport /l*v yourinstallationlog /q

各項目の意味は次のとおりです。

yourservernameは、Session RecordingサーバーをホストするコンピューターのNetBIOS名またはFQDNです。 指定しない場合のデフォルト値はlocalhostです。

yourbrokerprotocolは、HTTPまたはHTTPSで、Session Recording Brokerとの通信にSession Recording Agentで使用されるプロトコルです。指定しない場合のデフォルト値はHTTPSです。

yourbrokerportは、Session Recording Brokerとの通信にSession Recording Agentで使用されるポートを表す整数です。 指定しない場合のデフォルト値は0で、選択したプロトコルのデフォルトのポート番号、つまりHTTPでは80、HTTPSでは443がSession Recording Agentで使用されます。

/l*vスイッチにより詳細モードでログが記録されます。

yourinstallationlogは、セットアップログを作成する場所です。

/qスイッチによりサイレントモードでインストールされます。

Session Recordingのアップグレード

新しいバージョンのマシンやサイトをセットアップせずに、一部の環境をアップグレードすることができます。 Session Recording 7.6.0(またはそれ以降のバージョン)を、最新リリース(現行)のSession Recordingのバージョンにアップグレードすることができます。

要件、準備、および制限

注:Technical Previewバージョンからはアップグレードできません。

  • Session Recordingコンポーネントのアップグレードは、対応するSession Recordingコンポーネントをインストールしたマシンで、Session Recordingインストーラーのグラフィカルインターフェイスまたはコマンドラインインターフェイスを使用して行う必要があります。
  • アップグレードを開始する前に、SQL ServerインスタンスでCitrixSessionRecordingという名前のデータベースをバックアップします。これにより、データベースのアップグレード後に問題が発生した場合に元の状態に復元することができます。
  • Session Recordingコンポーネントをアップグレードするには、ドメインユーザーであることに加えて、そのマシンのローカル管理者である必要があります。
  • Session RecordingサーバーとSession Recordingデータベースが同じサーバーにインストールされていない場合、Session Recordingデータベースをアップグレードするには、データベースのsysadmin役割権限が必要です。この権限がない場合、アップグレード中にsysadmin役割資格情報を求められます。
  • 同時にすべてのSession Recording Agentをアップグレードしない場合は、Session Recording Agent 7.6.0(またはそれ以降のバージョン)を、最新リリース(現行)のSession Recordingサーバーとともに使用できます。 ただし、一部の新機能やバグ修正は反映されない可能性があります。
  • Session Recordingサーバーのアップグレード中に起動されたセッションは録画されません。
  • アップグレードプロセスの開始時にライブ録画セッションが実行されていた場合、わずかですが録画を完了できない可能性があります。
  • サイトの停止の影響を軽減するために、後述のアップグレードの順序を確認してください。

アップグレードの順序

  1. Session RecordingデータベースとSession Recordingサーバーが別々のサーバーにインストールされている場合、Session RecordingサーバーでSession Recordingストレージマネージャーサービスを手動で停止して、まずSession Recordingデータベースをアップグレードします。
  2. Session Recording BrokerがIISサービスとともに実行されていることを確認します。 Session Recordingサーバーをアップグレードします。 Session RecordingデータベースとSession Recordingサーバーが同じサーバーにインストールされている場合、Session Recordingデータベースもアップグレードします。
  3. Session Recordingサーバーのアップグレードが完了すると、Session Recordingサービスは自動的にオンラインに戻ります。
  4. (マスターイメージの)Session Recording Agentをアップグレードします。
  5. Session Recordingサーバーと一緒に、またはSession Recordingサーバーの後に、Session Recordingポリシーコンソールをアップグレードします。
  6. Session Recording Playerをアップグレードします。

Session Recordingのアンインストール

サーバーやワークステーションからSession Recordingコンポーネントを削除するには、Windowsのコントロールパネルのプログラムのアンインストールまたは削除機能を使用します。 Session Recordingデータベースを削除するには、インストール時と同じSQL Serverの役割権限sysadminが必要です。