ライセンス概要 - XenServer 6.5

XenServer 6.5には、以下の2種類の商用エディションが用意されています。

  • Standard
  • Enterprise

Standard Editionはエントリレベルの商品で、Enterprise Editionで提供される高度な機能は使用できませんが、強固で高性能な仮想化プラットフォームに必要なさまざまな機能を備えています。Citrixの包括的なサポートおよび保守サービスも提供されます。

Enterprise Editionは最上位レベルの商品で、サーバー、デスクトップ、およびクラウドワークロード用に最適化されています。Standard Editionのすべての機能に加えて、ブートストームガード(インメモリ読み取りキャッシュ)機能、動的ワークロードバランス機能、NVIDIA GRIDによるGPU仮想化、VMware vSphereからXenServerへの変換ユーティリティ、Intelセキュアメジャーブート(TXT)のサポート、およびリソースデータのエクスポート機能が提供されます。

XenAppまたはXenDesktopを既に購入されている場合は、引き続きXenServerを使用する権限があります。つまり、Standard Editionに含まれているすべての機能と、Enterprise Editionに含まれている以下の機能を使用できます。

  • 動的ワークロードバランス機能
  • NVIDIA GRIDによるGPU仮想化
  • VMware vSphereからXenServerへの変換ユーティリティ
  • Intelセキュアメジャーブート(TXT)
  • インメモリ読み取りキャッシュ機能( XenApp および XenDesktop Platinum のみ)

注: Standard EditionからEnterprise Editionへのアップグレードがサポートされています。XenServer ライセンスをアップグレードまたは購入するには、Citrix Webサイト にアクセスしてください。

Citrix ライセンス

XenServerでは、ほかのCitrix製品と同じライセンス処理が行われます。このため、ライセンスサーバー上に有効なライセンスをインストールする必要があります。ライセンスサーバーは、Citrix Licensing ページからダウンロードできます。使用するXenServerエディションのライセンスをご購入いただくと、.LIC ライセンスキーが送付されます。このライセンスキーを、以下のいずれかのライセンスサーバーにインストールします。

  • Citrixライセンスサーバーソフトウェアが動作するWindowsサーバー
  • LinuxベースのCitrixライセンスサーバー仮想アプライアンス

重要: Citrix XenServer 6.5ライセンスでは、Citrixライセンスサーバー11.12.1以降が必要です。

XenServerサーバーにライセンスを割り当てると、XenServerがCitrixライセンスサーバーと通信して、必要なライセンスを要求します。これに成功したらライセンスがチェックアウトされ、ホストがライセンス化されるライセンスについての情報が ライセンスマネージャ に表示されます。

ライセンスを要求または適用するときに、XenServerのバージョンおよびライセンスの種類に関する情報がCitrix社に送信される場合があります。そのほかの情報(システムのユーザーの情報、環境で実行される仮想マシンの情報、XenServer環境の情報など)は収集されず、Citrix社に送信されません。ライセンス処理に付随してCitrixにより収集される情報は、Citrixでの個人情報保護ポリシーに基づいて慎重に処理されます。詳しくは、http://www.citrix.com/privacy を参照してください。

XenServerエディションのライセンス

ライセンスは、プール内のすべてのサーバーに適用する必要があります。異なるライセンスの種類でライセンス化されるホストがあるを実行している場合、一番低いライセンスがあるホストで使用できる機能が XenServerプール内のすべてのメンバーに適用されます。ライセンス済みのサーバーとそうでないサーバーを同一プール内で混在させた場合、ライセンスが適用されていない状態として動作します。XenServer 6.5でのライセンスの管理については、「 XenServer 6.5ライセンスの管理 」を参照してください。

ライセンスの有効期限

ライセンスの有効期限が近くなると、XenCenterに通知が表示されます。ライセンスの有効期限が切れる前に、ライセンスを購入してください。XenServer ライセンスの有効期限が切れた場合:

  • XenCenterライセンスマネージャに、ライセンスの状態として「 非ライセンス 」が表示されます。
  • 新しいライセンスを購入するまで、そのエディションの機能を使用できなくなり、またそのリソースプールのいずれかのサーバーで問題が生じてもCitrixのテクニカルサポートを受けることができなくなります。

ライセンスの猶予期間

Citrix ライセンスシステムには、タイムアウト機能が組み込まれています。XenServerホストがスタートアップライセンスをチェックアウトすると、XenServerとライセンスサーバー間で5分ごとに「ハートビート」メッセージが交換されます。このメッセージにより、両者が正しく動作していることが確認されます。ライセンスサーバーのハードウェアまたはソフトウェアの問題、ネットワーク障害などの理由で XenServerホストがライセンスサーバーと通信できなくなると、30日間の猶予期間に入ります。この期間中、XenServer ライセンスホストはキャッシュ済みのライセンス情報に基づいて通常どおり動作します。この猶予期間は30日間で、これが経過するとXenServerが非ライセンス状態になります。XenServerとライセンスサーバーとの通信が再確立されると、猶予期間はリセットされます。