変更ブロック追跡

XenServerの変更ブロック追跡機能によって、XenServerを使用しているユーザーが増分バックアップを作成できるようになります。この機能は、XenServer Enterprise Editionでのみ使用できます。

仮想マシンの仮想ディスクイメージ(VDI)で変更ブロック追跡を有効にすると、VDIの変更されたブロックがログファイルに記録されます。VDIのスナップショットが作成されるたび、前回のスナップショット作成時から変更されたブロックを特定するためにこのログファイルを使用できます。つまり、変更されたブロックのバックアップのみを作成することができます。

変更ブロック追跡は、CLIまたはAPIを使用して有効にできます。通常、サードパーティ製品を使用して増分バックアップを作成する場合に有効にします。変更ブロック追跡をVDIで有効にすると、VDIの変更ブロック一覧が追加の情報として保存されます。この処理は、メモリやディスク容量などのリソースを使用します。

変更ブロック追跡について詳しくは、『XenServer Changed Block Tracking Developer Guide』を参照してください。 **

仮想マシンで変更ブロック追跡を無効にする

XenCenterを使用して、仮想マシンに関連付けられたすべてのVDIの変更ブロック追跡を無効にできます。仮想マシンの変更ブロック追跡を無効にする前に、次のことに注意してください。

  • 仮想マシンを移動するためにStorage XenMotionを使用する場合、対象の仮想マシンで変更ブロック追跡を無効にする必要があります。
  • 変更ブロック追跡を無効にすると、仮想マシンに関連付けられたVDIの増分バックアップを作成できなくなります。別の増分バックアップセットを作成するには、再度変更ブロック追跡を有効にする必要があります。
  • XenCenterから、変更ブロック追跡を再度有効にすることはできません。

変更ブロック追跡を無効にするには、次の手順を完了してください。

  1. 左のパネルで、変更ブロック追跡を無効にする1つまたは複数の仮想マシンを選択します。
  2. メインメニューから、 [VM][変更ブロック追跡の無効化] の順に選択します。
  3. 確認ダイアログが開いたら、 [はい] を選択します。

VDIの変更ブロック追跡の状態を表示する

VDIの変更ブロック追跡が有効かどうかは、ストレージリポジトリの [ストレージ] タブで確認できます。

ストレージリポジトリがあるプールで変更ブロック追跡機能が有効になっている場合、XenCenterに 変更ブロック追跡 列が表示されます。この列で、VDIの変更ブロック追跡が 有効 または 無効 かを確認できます。