OVF/OVAとしてのエクスポート

XenCenterの エクスポート ウィザードでは、いくつかの仮想マシンをOVFまたはOVAパッケージとしてエクスポートできます。このウィザードを開くには、エクスポートする仮想マシンを選択して、 [VM] メニューの [エクスポート] を選択します。ただし、エクスポートする仮想マシンをシャットダウンまたは一時停止状態にしておく必要があります。

OVFおよびOVAパッケージをエクスポートするには、プール管理者の役割が必要です。このため、 [エクスポート] ウィザードを開始したときに、プール管理者の役割があるかどうかがチェックされます。RBACの役割について詳しくは、「役割ベースのアクセス制御(RBAC)の概要」を参照してください。

手順

  1. [エクスポート] ウィザードを開きます。これを行うには、エクスポートする仮想マシンを含んでいるプールまたはサーバーを選択し、 [VM] メニューの [エクスポート] を選択します。
  2. ウィザードの最初のページで、ファイル名およびエクスポート先を指定して、 [形式] ボックスの一覧から [OVF/OVAパッケージ(*.ovf, *.ova)] を選択し、 [次へ] をクリックします。
  3. エクスポートする仮想マシンを選択して、 [次へ] をクリックします。
  4. [EULA] ページでは、既存のライセンス契約書(EULA:End User Licensing Agreement)ドキュメント(RTFまたはTXTファイル)を選択して、それをパッケージに追加します。EULAをテキストエディターで開くには、一覧でそのファイルを選択して [表示] をクリックします。 パッケージにEULAを追加しない場合は、そのまま [次へ] をクリックします。
  5. [高度なオプション]ページでは、必要に応じてマニフェストや署名、および出力ファイルに関するオプションを選択し、[次へ]をクリックします。
    1. パッケージのマニフェストを作成するには、 [マニフェストを作成する] チェックボックスをオンにします。マニフェストとは、パッケージに含まれるすべてのファイルの一覧(インベントリ)を提供するファイルです。マニフェストを使用すると、配布するパッケージに含まれているファイルが、そのパッケージの作成時に含まれていたものと同じであることを証明できます。ファイルのインポート時に、パッケージに含まれるファイルが改ざんされていないことを検証するためにチェックサムが使用されます。
    2. デジタル署名をパッケージに追加するには、 [OVFパッケージに署名する] チェックボックスをオンにして、証明書のパスおよび 秘密キーのパスワード を指定します。デジタル署名されたパッケージをインポートするユーザーは、証明書の公開キーを使って署名を検証し、そのパッケージ作成者の同一性を確認できます。デジタル署名を作成するには、信頼された機関から取得してPEMファイルまたはPFXファイルとしてエクスポートした既存のX.509証明書を使用します。このファイルには、マニフェストファイルのデジタル署名と、その署名を作成するときに使用した証明書が含まれています。
    3. 選択した仮想マシンをOVA形式の単一TARファイルとして出力するには、 [OVAパッケージを作成する] チェックボックスをオンにします。出力ファイルの形式について詳しくは、「Open Virtualization Format(OVFとOVA)」を参照してください。
    4. パッケージに含める仮想ハードディスクイメージ(VHDファイル)を圧縮するには、 [OVFファイルを圧縮する] チェックボックスをオンにします。アプライアンスパッケージを作成するときのデフォルトでは、仮想マシンに割り当てられているVHDイメージがそのままのサイズでエクスポートされます。たとえば、26GBが割り当てられた仮想マシンの場合、実際に必要なディスク領域に関係なく、ハードディスクイメージも26GBになります。VHDファイルを圧縮すると、エクスポート処理にかかる時間が長くなります。また、圧縮されたVHDファイルを含んでいるパッケージをインポートする場合も、[インポート]ウィザードですべてのVHDイメージを抽出する必要があるため、時間がかかります。

    [OVAパッケージを作成する] チェックボックスと OVFファイルを圧縮する] チェックボックスの両方をオンにすると、圧縮されたOVAファイル( *.ova.gz )としてエクスポートされます。

  6. [Transfer VMの設定] ページでは、エクスポート処理で使用される一時的な仮想マシン(Transfer VM)のネットワークオプションを設定します。 [次へ] をクリックして続行します。
  7. ウィザードの最後のページで、エクスポート内容を確認します。エクスポートしたパッケージを検証するには、 [完了時にエクスポートを検証する] チェックボックスをオンにします。 [完了] をクリックしてエクスポートを実行し、ウィザードを閉じます。

    仮想ディスクのサイズ、ネットワーク帯域幅、およびXenCenterホストのディスクインターフェイスの性能によっては、エクスポートに時間がかかる場合があります。処理の進行状況は、[XenCenter]ウィンドウの下部のステータスバーおよび [通知] ビューの [イベント] ページに表示されます。

    進行中のエクスポートをキャンセルするには、 [通知] ビューの [イベント] ページでエクスポート処理を選択し、 [キャンセル] をクリックします。

OVF/OVAとしてのエクスポート

In this article