XenCenter

ヘルスチェック

ヘルスチェック機能により、サーバーの状態レポートの生成とCISへのアップロードプロセスを自動化できます。ヘルスチェックにプールを登録すると、プールの状態に関する通知をXenCenterで受信するようになります。この機能により、CISが生成するレポートに基づいて、Citrix Hypervisorシステムの状態を積極的に監視できます。

ヘルスチェック機能を使うには、以下の要件を満たしている必要があります:

  • プール内で使用しているCitrix HypervisorまたはXenServerのバージョンのXenCenterを使用してプールに接続する。
  • XenCenterがインターネットにアクセスできる。
  • ヘルスチェックサービスがXenCenterマシンにインストールされ、実行されている。詳しくは、後述の「ヘルスチェックサービス」を参照してください。
  • Active Directory(AD)を使用している場合、プールオペレータ以上の権限が必要です。

ヘルスチェックへのプールの登録

任意の対象のプール(またはスタンドアロンホスト)をXenCenterに接続すると、ヘルスチェックを有効にするように求められます。または、XenCenterのメニューから [ツール] > 、[ヘルスチェック] の順に選択して、いつでもヘルスチェックを有効にすることができます。

ヘルスチェックにプールを登録するには、[ヘルスチェックの概要] ダイアログボックスで [今すぐ登録] をクリックします。[ヘルスチェック登録] ダイアログボックスが開き、要件に基づいてヘルスチェックの設定を行うことができます。ヘルスチェック機能は、プールレベルで実行されます。ヘルスチェックにプールを登録すると、すべてのプールメンバーが同じ設定を継承します。同じプールのホスト間で異なる設定にはできません。

以下のセクションでは、ヘルスチェックにプールを登録するために行う必要がある設定について説明します。

ヘルスチェックのアップロードスケジュール

サーバーの状態レポートをCISにアップロードするスケジュールを指定します。[ヘルスチェックの登録] ダイアログボックスには、デフォルトでいくつかの値が表示されます。好みに応じてこれらの値を変更できます。サーバーの状態レポートをCISに自動でアップロードする頻度、時刻、および曜日を指定できます。XenCenterでは、スケジュールの作成時に、実行するマシンのローカル時間が使用されます。ヘルスチェックサービスでは、アップロードが完了しているかどうかのチェック時にローカル時間が使用されます。

ヘルスチェックサービスは、Citrix Hypervisorサーバーのアップロードが完了しているかどうかが30分おきにチェックされます。アップロードが完了すると、ヘルスチェックサービスによってサーバーの状態レポートが生成され、CISのWebサイトにアップロードされます。ヘルスチェックサービスは30分に1回しか実行されないため、アップロード時間がスケジュールと正確に一致しない場合があります。

注:

ヘルスチェックレポートは、オンデマンドで生成することもできます。詳しくは、「オンデマンドのサーバーの状態レポートのアップロード」を参照してください。

Citrix Hypervisorサーバーのヘルスチェックスケジュールは、UTCでサーバーに保存されます。Citrix Hypervisorサーバーでxe pool-param-listコマンドを実行して、サーバーに対して設定されたスケジュールを表示できます。

Citrix Hypervisorの資格情報

プールがヘルスチェックに登録されると、ヘルスチェックサービスは定期的にプールに接続して、アップロードが完了しているかどうかをチェックします。ヘルスチェックサービスがプールへの接続の確立に使用するCitrix Hypervisorの資格情報を入力します。既存の資格情報を使用するか、[Citrix Hypervisorの資格情報] セクションで新しい資格情報を指定できます。

[資格情報のテスト] をクリックして資格情報をチェックします。

Citrix Insight Servicesによる認証

サーバーの状態レポートをアップロードしてCIS分析レポートを取得するには、Citrix資格情報を入力し、アップロードした項目をCISで認証します。Citrixアカウントをお持ちでない場合は、www.citrix.co.jpにアクセスしてアカウントを作成してください。Citrix資格情報は、認証トークンの取得に使用されます。トークンはプールマスター上に格納されます。Citrix資格情報はCitrix HypervisorまたはXenCenterでは格納されません。同じ資格情報を、複数のプールの認証に使用できます。以前CISで認証したことがある場合は、[既存の認証を使用] ボタンをクリックしてください。[OK] をクリックして設定を確定します。

CISの再認証によって、アップロードに繰り返し失敗する問題と、ヘルスチェック分析レポートの取得に失敗する問題を解決できる可能性があります。これを行うには、次の手順に従います。

  1. [ツール] メニューで[ヘルスチェック]>[ヘルスチェック設定の編集] を選択します。
  2. [Citrix Insight Servicesによる認証] セクションで、[Citrix資格情報を使用して認証する]を選択し、ユーザーのCitrix資格情報を入力します。

これらの資格情報を使って、今後サーバーの状態レポートをアップロードしたり、分析レポートを取得する場合に使用する新しい認証トークンを取得します。

CIS分析レポートの表示

ヘルスチェックにプールを登録すると、ヘルスチェックサービスによって自動的に、登録時に指定した設定に基づいてサーバーの状態レポートがアップロードされます。状態の概要が[ヘルスチェックの概要]ページに表示されます。この概要には、最新のアップロードおよび登録時に設定されたスケジュールに関する情報が含まれます。

CIS分析レポートの準備ができると、ユーザーはCISからのメール通知を受信します。[ヘルスチェックの概要] ダイアログボックスには、CISによって検出された問題と分析レポートへのリンクも表示されます。[レポート分析を表示] をクリックして、CIS Webサイトで詳細レポートを確認します。

さらに、[ヘルスチェックの概要] ダイアログボックスでは、以下の操作を実行できます:

  • [ヘルスチェック設定の編集] により、現在の登録設定を確認および編集できます。
  • [ヘルスチェックを無効にする] で、選択したプールのヘルスチェックを無効にします。
  • [今すぐ追加アップロードを要求する] で、オンデマンドでサーバーの状態レポートをアップロードします。詳しくは、「オンデマンドのサーバーの状態レポートのアップロード」を参照してください。

オンデマンドのサーバーの状態レポートのアップロード

XenCenterでは、ヘルスチェック登録時に設定されたスケジュールに基づいて、サーバーの状態レポートが生成され、CISにアップロードされます。ヘルスチェックに登録したプールにオンデマンドのアップロードを実行する場合は、以下の手順に従ってください:

  1. XenCenterのメニューから、[ツール]>[ヘルスチェック] を選択します。
  2. [ヘルスチェックの概要] ダイアログボックスで、プールを選択します。[今すぐ追加アップロードを要求する] をクリックします。

    注:

    複数のアップロードの要求の間には、30分以上の遅れが発生します。

  3. アップロードの状態が[ヘルスチェックの概要]ページに表示されます。レポートを確認するには [レポート分析を表示] をクリックします。

詳しくは、「サーバーの状態レポートの作成」を参照してください。

ヘルスチェックサービス

ヘルスチェックサービスは、XenCenterのインストール時にデフォルトでインストールされます。ヘルスチェック登録時に入力した資格情報を使用してCitrix Hypervisorプールへの接続を確立する必要があります。ヘルスチェックサービスにより、ホストへのアップロードが完了しているかどうかが定期的にチェックされ、レポート生成とアップロードプロセスが開始されます。

XenCenterのインストール時にヘルスチェックサービスをインストールせず、その後この機能を使用する場合は、XenCenterインストーラーを再実行して、画面の指示に従って操作します。XenCenterマシンにヘルスチェックサービスがインストールされると、ヘルスチェックサービスは自動で開始されます。

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