新しいネットワークの追加

リソースプールまたはスタンドアロンサーバーで新しいネットワークを作成するには、 新規ネットワークウィザードを使用します。リソースペインでサーバーまたはプールを選択して、[ネットワーク] タブをクリックし、[ネットワークの追加] をクリックします。

外部ネットワークを作成するには

外部ネットワークは、物理ネットワークインターフェイスカード(NIC)に関連付けられ、仮想マシンと外部ネットワークとのブリッジとして機能するネットワークです。これにより、仮想マシンから、サーバーのNICを介して外部ネットワークリソースに接続できるようになります。

  1. 新規ネットワークウィザードを開きます。
  2. ウィザードの最初のページで [外部ネットワーク] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  3. 新しいネットワークの名前と説明を入力し、[次へ] をクリックします。
  4. [ネットワーク設定] ページで、作成するネットワークのNIC、VLAN、およびMTUを設定します。
    1. [NIC] ドロップダウンリストで、物理ネットワークインターフェイスカード(NIC)を選択します。
    2. [VLAN] ボックスで、作成する仮想ネットワークの数を指定します。
    3. ジャンボフレームを使用する場合は、MTU (Maximum Transmission Unit)の値を1500から9216の範囲で指定します。
    4. SR-IOVネットワーク上にVLANを作成するには、SR-IOVが有効になっているNICを選択し(手順4a)、[SR-IOVネットワーク上にVLANを作成する] チェックボックスをオンにします。
  5. [このネットワークを新規VMに自動的に追加する] チェックボックスをオンにすると、[新規VM] ウィザードで作成する仮想マシンにこのネットワークが自動的に追加されます。
  6. [完了] をクリックすると、新しいネットワークが作成され、ウィザードが閉じます。

単一サーバーのプライベートネットワークを作成するには

単一サーバーのプライベートネットワークは、物理ネットワークインターフェイスに関連付けられない内部ネットワークです。この種類のネットワークでは、そのサーバー上の仮想マシン間の接続が提供され、リソースプール内のほかのサーバー上の仮想マシンや外部ネットワークには接続できません。

  1. 新規ネットワークウィザードを開きます。
  2. ウィザードの最初のページで [単一サーバーのプライベートネットワーク] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  3. 新しいネットワークの名前と説明を入力し、[次へ] をクリックします。
  4. [ネットワーク設定] ページの [このネットワークを新規VMに自動的に追加する] チェックボックスをオンにすると、[新規VM] ウィザードで作成する仮想マシンにこのネットワークが自動的に追加されます。
  5. [完了] をクリックすると、新しいネットワークが作成され、ウィザードが閉じます。

サーバー間のプライベートネットワークを作成するには

サーバー間のプライベートネットワークは、リソースプールレベルのプライベートネットワークです。この種類のネットワークでは、そのリソースプール内の仮想マシン間の接続が提供され、外部ネットワークには接続できません。サーバー間のプライベートネットワークを作成するには、以下の条件を満たす必要があります:

  • リソースプール内のすべてのサーバーで、ネットワークにOpen vSwitchが使用されている。
  • vSwitch接続に必要な初期化および構成タスク(これらのタスクはXenCenterを使用せずに行う必要があります)を行うvSwitchコントローラがリソースプールに設定されいる。
  1. 新規ネットワーク ウィザードを開きます。
  2. ウィザードの最初のページで [サーバー間のプライベートネットワーク] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  3. 新しいネットワークの名前と説明を入力し、[次へ] をクリックします。
  4. [ネットワーク設定] ページの [管理インターフェイス] ボックスの一覧で、新しいネットワークで使用するインターフェイスを選択します。
  5. [このネットワークを新規VMに自動的に追加する] チェックボックスをオンにすると、[新規VM] ウィザードで作成する仮想マシンにこのネットワークが自動的に追加されます。
  6. [完了] をクリックすると、新しいネットワークが作成され、ウィザードが閉じます。

ボンディングネットワークを作成するには

複数のネットワークインターフェイスカードを「束ね」て単一の高性能チャネルを形成するボンディングネットワークでは、仮想マシンと外部ネットワーク間の接続が提供されます。

注: リソースプールでのNICボンディングの作成は、リソースプールにサーバーを追加したり仮想マシンを作成したりした後ではなく、リソースプールの初期作成時に行ってください。これにより、プールに追加するサーバーにボンディング設定が自動的に適用されるため、必要な手順を減らすことができます。

  1. 新規ネットワーク ウィザードを開きます。
  2. ウィザードの最初のページで [ボンディングしたネットワーク] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  3. [ボンディングメンバー] ページで、ボンディングを構成するNICを選択します。一覧で、ボンディングに追加するNICのチェックボックスをオンにします。最大で4つのNICを選択できます。チェックボックスをオフにして、NICの選択を解除します。
  4. [ボンディングモード] で、ボンディングの種類を指定します。

    • トラフィックが両方のNICに均等に分散されるアクティブ/アクティブモードを指定するには、[アクティブ/アクティブ] をクリックします。このモードでは、ボンディング内の一方のNICに障害が発生した場合、ホストサーバーのネットワークトラフィックが自動的に他方のNIC経由で転送されます。
    • トラフィックが一方のNICのみで転送されるアクティブ/パッシブモードを指定するには、[アクティブ/パッシブ] をクリックします。このモードでは、ボンディングされたNICのうち一方のみがアクティブになり、そのNICがネットワークから切断されるなど、障害が発生した場合のみ2つ目のNICが使用されます。
    • 送信元の仮想マシンのMACアドレスに基づいてトラフィックの送信NICが選択されるLACPボンディングを作成するには、[LACP - 送信元のMACアドレスによる負荷分散] をクリックします。同一ホスト上でいくつかの仮想マシンが動作する環境では、このオプションによるトラフィック分散を使用します。仮想インターフェイス(VIF)の数がNICよりも少ない場合、このハッシュアルゴリズムは適していません。トラフィックを複数のNICに分散できないため、適切な負荷分散は提供されません。
    • 送信元のIPアドレスとポート番号、および送信先のIPアドレスとポート番号に基づいてトラフィックがNIC間で分散されるLACPボンディングを作成するには、[LACP - 送信元/送信先のポートとIPによる負荷分散] をクリックします。このオプションは、VIFの数がNICよりも少ない環境で仮想マシンからのトラフィック負荷を分散させる場合に適しています。

    注:

    • XenCenterでLACPボンディングのオプションを表示したりLACPボンディングを作成したりするには、ネットワークスタックとしてvSwitchを設定する必要があります。また、IEEE 802.3ad標準をサポートするスイッチを使用する必要があります。
    • アクティブ/アクティブモードおよびアクティブ/パッシブモードのボンディングは、vSwitchおよびLinuxブリッジの両方で使用できます。
    • ネットワークスタックとしてvSwitchを使用する場合は、最大で4つのNICを使用してボンディングを作成できます。Linuxブリッジネットワークスタックの場合、ボンディングを構成できるNICは2つまでです。
  5. ジャンボフレームを使用する場合は、MTU (Maximum Transmission Unit)の値を1500から9216の範囲で指定します。
  6. [このネットワークを新規VMに自動的に追加する] チェックボックスをオンにすると、[新規VM] ウィザードで作成する仮想マシンにこのネットワークが自動的に追加されます。
  7. [完了] をクリックすると、新しいネットワークが作成され、ウィザードが閉じます。

詳しくは「NICの設定」を参照してください。

SR-IOVネットワークを追加するには

SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)とは、単一のPCIデバイスを物理PCIバス上で複数のPCIデバイスとして仮想化する技術です。実際の物理デバイスは物理機能(PF)と呼ばれ、その他は仮想機能(VF)と呼ばれます。SR-IOV技術を使用すると、ハイパーバイザーで仮想マシンに1つまたは複数のVFを直接割り当てることができます。ゲストからは、これらのVFを通常のPCIデバイスとして使用できます。

  1. 新規ネットワーク ウィザードを開きます。
  2. ウィザードの最初のページで [SR-IOVネットワーク] を選択し、[次へ] をクリックします。
  3. 新しいネットワークの名前と説明を入力し、[次へ] をクリックします。
  4. ボックスの一覧からNICを選択します。この一覧ではNIC0は使用できません。
  5. [ネットワーク設定] ページの [このネットワークを新規VMに自動的に追加する] チェックボックスをオンにすると、[新規VM]ウィザードで作成する仮想マシンにネットワークが自動的に追加されます。[完了] をクリックします。SR-IOVネットワークの作成がネットワーク接続の状態に影響を与えるため、プールへのXenCenter接続が一時的に妨げられることを知らせるダイアログボックスが開きます。
  6. [SR-IOVを作成する] をクリックしてネットワークを作成し、ウィザードを閉じます。作成されたネットワークはNICタブに表示され、残っているVFの数、または無効になっているかが示されます。