XenCenter

システムパフォーマンスの監視

注:

XenCenter 2023.xxは現在プレビュー段階にあり、実稼働環境でのサポートはされていません。これ以降に記載する実稼働環境でのサポートは、XenCenter 2023.xxおよびXenServer 8がプレビューステータスから一般提供に移行したときに初めて適用されることに注意してください。

XenServer 8およびCitrix Hypervisor 8.2 CU1の非実稼働環境は、XenCenter 2023.xxを使用して管理できます。これに対し、Citrix Hypervisor 8.2 CU1実稼働環境を管理する場合は、XenCenter 8.2.7を使用できます。詳しくは、XenCenter 8.2.7 documentationを参照してください。

XenCenter 8.2.7とXenCenter 2023.xxは同じシステムにインストールできます。XenCenter 2023.xxをインストールしても、XenCenter 8.2.7のインストールは上書きされません。

XenCenterを使用してシステムパフォーマンスを監視する

XenCenterの [パフォーマンス] タブでは、リソースプールの全体的なパフォーマンス測定値をリアルタイムで監視できます。このタブでは、仮想マシンおよび物理マシンのパフォーマンスの傾向を視覚的に確認することもできます。

  • 過去12か月までさかのぼってパフォーマンスデータを表示でき、測定値が急増している部分などをクローズアップして表示することもできます。詳しくは、「パフォーマンスグラフの表示」を参照してください。
  • デフォルトでは、CPU、メモリ、ネットワーク入出力、およびディスク入出力に関するデータが表示されます。さらに、ほかのパフォーマンスデータを追加したり、グラフの形式を変更したりできます。詳しくは、「パフォーマンスグラフの設定」を参照してください。
  • 管理対象サーバー、仮想マシン、またはストレージリポジトリで、以下のリソースが特定のしきい値を超過した場合に、アラートが生成されるように設定できます:

    • CPU
    • メモリ使用率
    • ネットワーク
    • ストレージスループット
    • 仮想マシンのディスク使用

    詳しくは、「パフォーマンスアラートの設定」を参照してください。

注:

パフォーマンスに関するすべてのデータを表示するには、仮想マシンにXenServer VM Toolsをインストールする必要があります。

NRPEを使用してシステムパフォーマンスを監視する

[Properties] ダイアログの [NRPE Configuration] タブによって、XenServerホストとプールでNRPEを構成でき、Nagios Remote Plugin Executor(NRPE)に対応した任意のサードパーティ監視ツールを使用して、ホスト/プールおよびdom0(ホストのコントロールドメイン) によって消費されるリソースを監視できます。NRPEの構成方法について詳しくは、「NRPEを使用してホストとdom0のリソースを監視する」を参照してください。

システムパフォーマンスの監視