Product Documentation

XenMobile Service

2018年4月4日

Citrix Cloud XenMobile Serviceは、デバイス、アプリケーション、ユーザーを管理するための統合エンドポイント管理(UEM)環境です。XenMobileを使用することで、デバイスやアプリのポリシーを管理し、あらゆるデバイスやオペレーティングシステムにアプリを配信できます。ID、デバイス、アプリケーション、データ、ネットワーク対する厳重なセキュリティでビジネス情報を保護し続けます。

クラウド環境は、世界中にあるデータセンターでホストされ、高パフォーマンス、迅速な応答を実現し、サポートを提供します。XenMobile Serviceでは、ライセンスを購入して管理する代わりに、サブスクリプションを購入します。

Citrix Cloud Operationsが、さまざまなインフラストラクチャおよび監視タスクを処理します。そのため、管理者はユーザーエクスペリエンスやデバイス、アプリケーション、ポリシーの管理に集中できます。

シトリックスが管理する分野

  • XenMobile Serverノード
  • NetScaler Gatewayの初期の統合と構成
  • NetScalerロードバランサー
  • データベース
  • Cloud Connectorソフトウェアの構成
  • ShareFileとのSAML認証の統合
  • XenMobileのサイト監視:インスタンス、データベース、エンタープライズ接続(LDAP)、VPNトンネル(該当する場合)、パブリックSSL証明書、XenMobileライセンス管理

顧客が管理する分野

  • NetScaler Gatewayの管理と更新
  • Cloud Connectorがインストールされているマシン
  • LDAP/Active Directory
  • DNS
  • ShareFile:ShareFileの初期構成、社内環境StorageZone Controllerのインストール、ShareFileの更新
  • XenMobileの構成:デバイス、ポリシー、アプリケーション、デリバリーグループ、操作、クライアント証明書

XenMobile Serviceには、Cloud Connectorで接続します。Cloud Connectorは、Citrix Cloudとリソースの場所の間で通信チャネルとして機能します。Cloud Connectorによって、VPNやIPsecトンネルなどの複雑なネットワークやインフラストラクチャを構成せずにクラウドを管理できます。

リソースの場所には、利用者にサービスを提供するために必要なリソースが含まれます。XenMobile Serviceの場合、リソースの場所は顧客のNetScaler Gateway、LDAP、DNS、PKIサーバーです。

リソースの場所の図

Cloud Connectorとリソースの場所について詳しくは、「XenMobile Serviceについて」を参照してください。

Microsoft Intune/EMSとの統合

XenMobileは、Microsoft Enterprise Mobility+Security(EMS)/Intuneと統合されています。この統合により、Citrix XenMobile Micro VPNの価値がMicrosoft Managed BrowserなどのMicrosoft Intune対応アプリケーションに追加されます。統合により、次のことが可能になります。

  • IntuneとCitrixで顧客独自のビジネスアプリケーションをラップし、Intuneのモバイルアプリ管理(MAM)コンテナ内でMicro VPN機能を利用できます。
  • Office 365アプリケーション、基幹業務アプリケーション、Citrix Secure Mailを1つのコンテナで管理し配信します。この管理方法は、究極のセキュリティと生産性を提供します。

デバイスを管理するには、XenMobile MDMまたはIntune MDMを使用します。詳しくは、「XenMobileとMicrosoft Intune/EMSとの統合」を参照してください。

XenMobile Serviceを開始する

ヒント

XenMobile Serverをオンプレミスで使用している場合、XenMobile Migration ServiceによってCitrix Cloud XenMobile Serviceの使用を開始することができます。詳しくは、地域のシトリックス営業担当者、システムエンジニア、またはシトリックスパートナーにお問い合わせください。以下のブログで、XenMobile Migration Serviceについて解説します。

New XenMobile Migration Service(英語)

Making the Case for XenMobile in the Cloud(英語)

XenMobile Serviceを評価または購入する場合、XenMobile Service運用チームが継続して登録のためのサポートを提供します。運用チームはまた、コアのXenMobile Serviceが正しく実行され、正しく構成されていることを確認するためにお客様とのコミュニケーションを実施します。この図は、登録の手順を示しています。

登録ワークフローの図

Citrixアカウントを新規登録してXenMobile Serviceのトライアルをリクエストするには、Citrixの営業担当者にお問い合わせください。準備が整い次第、https://onboarding.cloud.comにアクセスします。

XenMobile Serviceの登録と設定の概要については、このビデオをご覧ください。

ビデオアイコン

使用開始前に、さらに詳しい内容を知りたい場合、以下のリソースを参照してください。

XenMobile Serviceのドキュメント:このドキュメントは現在、登録とリソースのセットアップを開始するための説明を中心に構成されています。「新機能」のページでは、新しい機能や修正について説明しています。新しいリリースに関する内容が利用可能になり次第、お知らせします。構成の概念と手順については、「XenMobile Server」ドキュメントを参照してください。特に明記されていない限り、XenMobile Serverに関するドキュメントの内容は、XenMobile Serviceにも適用されます。

**Citrix Cloud XenMobile Service Onboarding Handbook**:XenMobile Serviceの有効化とオンボードをスムーズに行えるよう、XenMobile Serviceに関するすべての情報がまとめられています。このドキュメントを使用して、内部プロセスの変更を記録し、高度な機能設計を文書化することができます。

**XenMobile展開ハンドブック**:XenMobileの展開を計画する場合、多くの検討事項があります。このハンドブックには、XenMobile環境の推奨事項、よくある質問、ユースケースが記載されています。

**SalesIQ**:シトリックスパートナー向けのその他のリソース。

モバイルプラットフォームのサポート

XenMobile Serviceインスタンスをリクエストした後、Android、iOS、Windows、Chrome、その他のプラットフォームのサポート準備を開始できます。ご使用の環境に適用される手順を完了したら、参照用に情報を記録してください。XenMobileコンソール設定を構成する時に、この情報が必要になります。

これらの要件は、XenMobile Serviceの登録プロセスに必要な通信要件およびポート要件の一部です。詳しくは、「登録とリソースのセットアップ」を参照してください。

Android

Chrome

  • G SuiteアカウントでChromebookの登録用にG Suiteを構成します。詳しくは、Chromebookデバイスのサポートに関するセクションを参照してください。

iOS

  • Apple IDおよび開発者アカウントを作成します。詳しくは、Apple Developer ProgramのWebサイトを参照してください。
  • Appleプッシュ通知サービス(APNs)証明書を作成します。次の両方の条件が当てはまる場合は、Apple APNs証明書が必要です。

    • XenMobile Service展開環境でiOSデバイスを管理する予定。
    • Secure Mail展開環境にプッシュ通知を使用する予定。

Apple APNs証明書の取得方法について詳しくは、Apple Push Certificates Portalを参照してください。XenMobileおよびAPNsについて詳しくは、「APN証明書」および「Secure Mail for iOSのプッシュ通知」を参照してください。

Windows:

  • Windows Phoneの登録のためにXenMobile自動検出を活用したい場合は、パブリックなSSL証明書を利用できるようにします。詳しくは、「XenMobile Autodiscovery Service」を参照してください。

Workspace Hub

Citrix Ready Workspace Hubデバイスは、XenMobile Serviceコンソールから管理できます。IoTエッジデバイスとしてのCitrix Ready Workspace Hubは、Citrix IoTソリューションに追加されています。Citrix Ready Workspace Hubについて詳しくは、こちらのシトリックスのブログ投稿を参照してください。XenMobile Serviceの統合エンドポイント管理(UEM)とデータ保護の利点について詳しくは、シトリックスWebサイトのこのユースケースを参照してください。

XenMobile MDX ToolkitとMDX Service

MDX ServiceおよびMDX Toolkitは、XenMobileを使用する安全な展開環境でエンタープライズアプリを準備するためのアプリラッピングテクノロジです。シトリックスのクラウドツールであるXenMobile MDX Serviceについては、「XenMobile MDX Service」を参照してください。従来のMDXラッピングプロセスであるXenMobile MDX Toolkitについては、「MDX Toolkit」を参照してください。

XenMobileコンソール

XenMobile Serviceソリューションでは、オンプレミスのXenMobile展開と同じWebコンソールを利用します。このようにして、日々のクラウドソリューションの管理をオンプレミスのXenMobile展開と同じ方法で行います。XenMobileコンソールでのアプリおよびデバイスの管理については、「XenMobileコンソールの導入ワークフロー」を参照してください。

XenMobile Serverの一部の構成を変更するには、サーバーノードを再起動する必要があります。通常、XenMobileコンソールを使用すると、再起動が必要な場合に通知します。サーバーノードの再起動を要求する場合は、テクニカルサポート(https://www.citrix.co.jp/contact/technical-support.html)に連絡してください。

XenMobileデバイス登録

さまざまなデバイスプラットフォームに対するXenMobile登録オプションについては、「ユーザーアカウント、役割、および登録」を参照してください。

XenMobileサポート

XenMobileコンソールでサポートされるアクセス方法の関連情報およびツールについて詳しくは、「モニターとサポート」を参照してください。

XenMobile Serviceリリースのローリング更新は、約3週間間隔で提供されます。このプロセスは、お客様向けのわかりやすいものになっています。最初の更新は、Citrix内部サイトのみに適用され、その後徐々にお客様の環境に適用されます。段階的に更新することによって、製品の品質を確認し、最大限の可用性を実現しています。

XenMobile Serviceのお客様であれば、XenMobile Cloud運用チームからXenMobile Serviceの更新やメールなどを直接受け取ることができます。更新によって、新機能、既知の問題、解決された問題などについて、最新の情報を入手できます。

XenMobileは、Cloud Operationsチームによる最新のXenMobile Rolling Patchを使用して、XenMobile Service環境を維持します。指定した連絡先に、保守の日時を通知します。この通知には、環境への影響レベルに関する情報も含まれます。Rolling Patchの前に必要な特定のパッチまたは修正プログラムを入手するには、シトリックステクニカルサポートにお問い合わせください。

お使いの環境に問題がある場合は、シトリックステクニカルサポートまたはシトリックスアカウントチームにお問い合わせください。モバイルデバイスの登録、XenMobileコンソールアクセス、またはSecure Mailの問題なども含まれます。

クラウドまたはXenMobile ServerでNetScalerを統合または変更する必要がある場合は、シトリックステクニカルサポート経由でリクエストを送信してください。

以下は、変更のリクエスト例です。

  • ShareFileとクラウド内のNetScalerを統合する
  • NetScaler Gatewayの認証の種類を変更する
  • 顧客のデータセンターのリソースに対する接続を検証する
  • Micro VPNマイクロVPNの分割トンネル構成を変更する
  • サーバー構成の変更によりXenMobileコンポーネントを再起動する

サービスレベル目標

XenMobile Service(このサービス)は、業界のベストプラクティスを使用して、クラウドの規模と高度なサービス可用性を実現するように設計されています。

シトリックスの目標は、30暦日中に少なくとも99.9%の可用性を維持することです。サービスの中断や定期メンテナンスは、http://status.cloud.comで継続して監視できます。

制限事項

このサービスレベル目標の計算には、以下を原因とする可用性の損失は含まれません。

  • 顧客がhttps://docs.citrix.com/ja-jp.htmlに記載されているこのサービスの構成要件に従っていない。
  • シトリックスが管理していないコンポーネント(以下を含むがこれに限定されない)によって発生している。

    • 顧客が管理する物理マシンと仮想マシン
    • 顧客がインストールし保守しているオペレーティングシステム
    • 顧客がインストールし管理しているネットワーク機器またはその他のハードウェア
    • 顧客が定義し管理しているセキュリティ設定、グループポリシー、その他の構成ポリシー
    • パブリッククラウドプロバイダーの障害、ISPの障害、またはシトリックス管理外のその他の障害。
    • 自然災害、戦争、テロ行為、政府の方針など、シトリックスの制御を超えた理由によるサービスの中断。