ライセンス

XenServer 7.1には、以下の2種類の商用エディションが用意されています:

  • Standard
  • Enterprise

Standard Editionはエントリレベルの商品で、Enterprise Editionで提供される高度な機能は使用できませんが、強固で高性能な仮想化プラットフォームに必要なさまざまな機能を備えています。シトリックスの包括的なサポートおよび保守サービスも提供されます。

Enterprise Editionは最上位レベルの商品で、サーバー、デスクトップ、およびクラウドワークロード用に最適化されています。Standard Editionで利用可能な機能に加えて、Enterprise Editionには以下の機能があります:

  • 自動Windows VM Driver更新
  • 管理エージェントの自動更新
  • SMBストレージのサポート
  • Direct Inspect API
  • 動的ワークロードバランス機能
  • NVIDIA GRIDおよびIntel GVT-gによるGPU仮想化(vGPU)
  • VMware vSphereからXenServerへの変換ユーティリティ
  • Intelセキュアメジャーブート(TXT)
  • プールリソースデータのエクスポート
  • インメモリ読み取りキャッシュ
  • PVSアクセラレータ
  • XenCenterを使用した自動アップデート
  • XenServerライブパッチ

Citrix Virtual AppsまたはCitrix Virtual XenDesktop(旧名称:Citrix XenAppおよびXenDesktop)を購入したお客様には、前述のすべての機能を含むXenServerの使用権が付与されています。XenServer 7.1では、すべてのXenServer 7.1ユーザーがインメモリ読み取りキャッシュ機能を使用できます (以前はPlatinumユーザーのみが利用可能でした)。

ライセンスの適用

XenServerでは、ほかのシトリックス製品の場合と同一のライセンスメカニズムが使用されます。XenServer 7.1を使用するには、CitrixライセンスサーバーがVersion 11.13.1.2以降である必要があります。Citrixライセンスサーバーは、Citrix Licensingからダウンロードできます。ライセンス購入後に、.LICライセンスキーが送付されます。このライセンスキーを、以下のいずれかのライセンスサーバーにインストールします:

  • Citrixライセンスサーバーソフトウェアが動作するWindowsサーバー。
  • LinuxベースのCitrixライセンスサーバー仮想アプライアンス。

ほかのシトリックス製品と同様に、Citrixライセンスサーバーで製品ライセンスを割り当てる必要があります。バージョン6.2.0以降、XenServerは、(XenDesktopライセンス以外に)ソケット単位のライセンスが適用されます。ライセンスの割り当ては、環境内のスタンドアロンのCitrixライセンスサーバー(物理サーバーまたは仮想サーバー)により一元管理されます。ソケット単位のライセンスを適用すると、XenServerに[Citrix XenServer Per-Socket Edition]と表示されます。ライセンスは、プール内のすべてのサーバーに適用する必要があります。ライセンス済みのサーバーとそうでないサーバーを同一プール内で混在させた場合、ライセンスが適用されていない状態として動作します。

注:

StandardエディションからEnterpriseエディションへのアップグレードがサポートされています。XenServer 7.1のライセンスを購入するには、ここをクリックしてください。

XenServerライセンスをCitrixライセンスサーバー仮想アプライアンスに適用する手段については、CTX200159を参照してください。

Citrix XenServerにライセンスを割り当てるには

  1. Citrixライセンスサーバーおよびライセンス管理コンソールをインストールします。

    インストール手順について詳しくは、シトリックス製品ドキュメントWebサイトの「ライセンス管理」を参照してください。

  2. Citrix XenServerライセンスファイルを入手して、Citrixライセンスサーバーにアップロードします。

  3. XenCenterまたはxe CLIを使用して、各Citrix XenServerホストのライセンスを設定します。

    ライセンス構成タスク

XenCenterを使用してライセンスを設定するには

XenCenterの使用方法について詳しくは、F1キーを押して状況依存のオンラインヘルプを参照してください。

  1. [ツール]メニューの[ライセンスマネージャ]を選択します。

  2. ライセンスを割り当てるホストまたはプールを選択し、[ライセンスの割り当て]をクリックします。

    [ライセンスの適用]ダイアログボックスが開きます:

    [ライセンスの適用]ダイアログ

  3. [ライセンスの適用]ダイアログボックスで、Citrix XenServerのエディションを選択し、Citrixライセンスサーバーの詳細を入力します。

    ライセンスサーバーは、デフォルトでポート27000を使用してシトリックス製品と通信します。ライセンスサーバー上でデフォルト以外のポート番号を使用している場合は、[ポート番号]ボックスの値を変更します。ポート番号の変更手順について詳しくは、Citrix製品ドキュメントWebサイトの「ライセンス管理」のトピックを参照してください。

  4. [OK] を選択して続行します。

    XenCenterは、指定されたライセンスサーバーと通信し、必要なライセンスをチェックアウトします。これにより、XenCenterライセンスマネージャに表示される情報が更新されます。

ライセンスを解除する(つまりライセンス未割り当て状態のXenServerにする)には、[ライセンスマネージャ]でホストを選択して、[ライセンスの割り当て解除]をクリックします。

xe CLIを使用してCitrix XenServerホストのライセンスを設定するには

  • host-apply-editionコマンドを実行します。たとえば、以下のコマンドを実行します:

    xe host-apply-edition edition= enterprise-per-socket|desktop-plus|desktop| \
    standard-per-socket\ license-server-address=license_server_address \
    host-uuid=uuid_of_host license-server-port=license_server_port
    

初回のみ、ライセンスサーバーのIPアドレス(license_server_address)とポート番号(license_server_port)を指定します。これらのパラメーターの値は自動的に保持されるため、以降のコマンドではこれらのパラメーターを省略できます。

対象ホストのUUIDを指定しない場合、コマンドの実行ホストにライセンスが割り当てられます。

リソースプールを構成するには

  • pool-apply-editionコマンドを実行します。たとえば、以下のコマンドを実行します:

    xe pool-apply-edition edition= enterprise-per-socket|desktop-plus|desktop| \
    standard-per-socket\ license-server-address=license_server_address \
    pool-uuid=uuid_of_pool license-server-port=license_server_port
    

そのほかのライセンス情報

ここでは、有効期限、猶予期間など、ライセンスに関するそのほかの情報について説明します。

詳しくは、XenServer 7.1 Licensing FAQを参照してください。

ライセンスの有効期限

ライセンスの有効期限が近くなると、XenCenterに通知が表示されます。ライセンスの有効期限が切れる前に、ライセンスを購入してください。XenServerライセンスの有効期限が切れると、

  • XenCenterのライセンスマネージャに、ライセンスの状態として非ライセンスが表示されます。

  • 新しいライセンスを購入するまでそのエディションの機能を使用できなくなり、またそのリソースプールの任意のサーバーで問題が生じてもシトリックスのテクニカルサポートを受けることができなくなります。

ライセンス猶予期間

Citrixライセンスシステムには、タイムアウト機能が組み込まれています。XenServerサーバーがスタートアップライセンスをチェックアウトすると、XenServerとライセンスサーバー間で5分ごとに「ハートビート」メッセージが交換されます。このメッセージにより、両者が正しく動作しており、接続が維持されていることが確認されます。ライセンスサーバーのハードウェアまたはソフトウェアの問題、ネットワーク障害などの理由でXenServerサーバーがライセンスサーバーと通信できなくなると、30日間の猶予期間に入ります。この間、XenServerはキャッシュ済みのライセンス情報に基づいて通常どおり動作します。この猶予期間は30日間で、これが経過するとXenServerが非ライセンス状態になります。XenServerとライセンスサーバーとの通信が再確立されると、猶予期間の残り時間はリセットされます。

ライセンス

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