新機能

このリリースについて

XenServer 7.1 LTSR CU2は、XenServer 7.1 Long Term Service Release(LTSR)の2番目の累積更新プログラムです。ここでは、XenServer 7.1 CU2の重要な情報について説明します。

XenServer 7.1 CU2には、以下の2種類の商用エディションが用意されています:

  • Standard Edition
  • Enterprise Edition

XenServer 7.1 CU2および関連のHotfixは、カスタマーサクセスサービスのお客様のみが利用できます。

サポートスケジュール

XenServer 7.1 LTSRの場合、メインストリームサポートは2022年8月15日まで提供され、最大5年間の延長サポート(有償)を任意で追加できます。

XenServer 7.1 CU1リリースは、XenServer 7.1 CU2のリリース後3か月間サポートされます。この期間中、XenServer 7.1 CU1およびXenServer 7.1 CU2の両方に関して重要なHotfixが提供されます。機能に関するHotfixは、XenServer 7.1 CU2についてのみ提供されます。

2019年3月12日以降、サポートやHotfixを利用するには、この累積更新プログラムを、この日までにご使用中のXenserver 7.1サーバーにインストールしておく必要があります。

XenServer 7.1 CU2の内容

XenServer 7.1 CU2には、XenServer 7.1 CU1でこれまでに提供されたすべてのHotfixのほかに、XenServer 7.1 CU1に関して報告された問題に対する新しい修正プログラムも含まれています。詳しくは、「XenServer 7.1 CU2で解決された問題」を参照してください。

パフォーマンスまたは機能の強化以外に向上した点も含まれています。詳しくは、「XenServer 7.1 CU2で向上した点」を参照してください。

LTSR製品での変更を最小限に抑えるために、XenServer 7.1 CU2に追加機能は含まれていません。

XenServer 7.1 CU2で向上した点

XenServer 7.1 CU2では、ロールアップHotfixだけでなく、パフォーマンスまたは機能の強化以外に向上した点も含まれ、LTSRのライセンスをお持ちのお客様が、より便利にご利用いただけるようになりました。

パフォーマンスの向上

  • Hyper-Vが生成したVHDイメージのXenServerへのインポートに関するサポートが強化されました。
  • 高速イーサネット(50G、100Gなど)をサポートするようにDom0ツールが更新されました。

Citrix Virtual Apps and Desktopsサービス利用者のXenServer権限

オンプレミスでデスクトップおよびアプリを使用できるCitrix Virtual Apps and Desktopsサービスのサブスクリプションをお持ちの場合、XenServerでこれらのデスクトップやアプリをホストする権限があります。 XenServer 7.1 LTSR CU2により、オンプレミスのXenAppおよびXenDesktopの権限と同様にすべてのPremium機能を使用できるようになります。

ライセンス管理ツールを使用してライセンスをダウンロードします。このライセンスをライセンス サーバーにインストールして、Citrix Virtual Apps and DesktopsサービスのサブスクリプションでオンプレミスのXenServerを使用します。

新しいゲストオペレーティングシステムのサポート

XenServer 7.1 CU2では、次の新しいゲストがサポートされるようになりました:

  • Debian Stretch 9.0
  • RHEL/CentOS/OEL/Scientific Linux 6.9
  • RHEL/CentOS/OEL/Scientific Linux 7.4
  • RHEL/CentOS/OEL/Scientific Linux 7.5
  • SUSE Linux Enterprise Desktop 12 SP3
  • SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3
  • Ubuntu 18.04
  • Windows Server 2019(Windows Updateによって、またはHotfix XS71ECU2007をインストールすることで利用可能なドライバー)
  • SUSE Linux Enterprise Desktop 12 SP4 (Hotfixをインストールすることで利用可能なテンプレートXS71ECU2011
  • SUSE Linux Enterprise Server 12 SP4(Hotfixをインストールすることで利用可能なテンプレートXS71ECU2011

新しいプロセッサのサポート

XenServer 7.1 CU2では、次のプロセッサがサポートされるようになりました:

  • Intel Processor families E-21xxG/21xx(Coffee Lake S)

詳しくは、ハードウェア互換性リスト(英語)を参照してください。

アップグレードまたはアップデート中のHotfixの自動適用

XenServerでは、XenServerホストまたはプールを新しいバージョンにアップグレードするときの、Hotfix適用メカニズムが簡略化されています。XenCenterのプールのローリングアップグレードウィザードおよびアップデートのインストールウィザードは拡張されており、XenServerの新しいバージョンにアップグレードするときに、利用可能なHotfixをインストールできるようになりました。これにより、スタンドアロンのホストまたはプールを、最小限の再起動回数で最新の状態にすることができます。この機能を使用するには、アップグレードプロセス中にインターネットに接続する必要があります。

XenServer累積更新プログラムと共に発行されたXenCenterを使用して、サポート対象バージョンのXenServerからXenServer 7.1 CU2にアップグレードする場合は、Hotfix自動適用機能を利用できます。

注:

プールのローリングアップグレードは、Enterpriseの機能です。プールのローリングアップグレードウィザードの使用によるXenServerのアップグレードは、XenServer Enterprise Editionユーザー、またはCitrix Virtual Apps and Desktops(旧名称:XenAppおよびXenDesktop)権限によりXenServerにアクセスできるユーザーが使用できます。

XenCenterのインストールウィザードを使用するXenServerのアップデートは、XenServerのすべてのユーザーが利用できます。XenServer 7.1 CU2ライセンスについて詳しくは、「ライセンス」を参照してください。

インストールオプション

XenServer 7.1 CU2はXenServer製品ダウンロードページから次のパッケージで入手できます:

  • XenServer 7.1.2累積更新プログラム2には、修正プログラムのみから成る累積更新プログラムが含まれています。このISOを使用して、既存のXenServer 7.1 CU1に累積更新プログラムを適用します。

  • 累積更新プログラム2を含むXenServer 7.1.2の基本インストールISOには、XenServer 7.1の基本インストールプログラムと修正プログラムから成る累積更新プログラムが含まれています。このISOを使用して、CU1とCU2を含むXenServer 7.1を新しくインストールするか、XenServer 6.2、6.5または7.0からアップグレードします。

注:

  • ホストのアップデートにXenCenterを使用する場合、アップデート前にXenCenterをXenServer 7.1ダウンロードページにある最新バージョンにアップデートしてください。
  • 必ずプールマスターを先にアップデートしてから、その他のホストをアップデートします。

次の表は、XenServerの既存のバージョンからXenServer 7.1 CU2に移行する時に利用できるオプションです。

インストール済みバージョン アップデート(XenServer 7.1.2累積更新プログラム2インストールを使用) アップグレードまたは新規インストール(累積更新プログラム2を含むXenServer 7.1.2基本インストールISOを使用)
XenServer 7.1 CU1 はい いいえ
XenServer 7.0 いいえ はい
XenServer 6.5.0 いいえ はい
XenServer 6.2.0 いいえ はい

注:

お使いの製品がXenServer 7.1の場合、XenServer 7.1 CU2にアップデートする前に、まずXenServer 7.1 CU1にアップデートする必要があります。

インストールを始める前に、「システム要件」および「インストール」を読んでください。

XenServer 7.1 CU2のインストール後、製品バージョン番号は7.1.2と表示されます。

vSwitch Controller仮想アプライアンスまたはPVSアクセラレータサプリメンタルパックを使用する場合、これらのコンポーネントをXenServer 7.1 CU2対応の最新バージョンにアップデートしてください。XenServer製品ダウンロードページから入手可能です。

従来のディスクパーティションを持つホストをXenServer 6.xからXenServer 7.1 CU1にアップグレードしてから、XenServer 7.1 CU2をアップデートとして適用しようとすると、空き容量不足のエラーを受信することがあります。 このエラーを避けるために、XenServer 7.1 CU1にXS71ECU1033を適用してからCU2へのアップデートを実行してください。それでも問題が解決しない場合は、容量を増やす方法について、「CTX202821 - File System on Control Domain Full」を参照してください。

注:

XenCenterでホストをアップデートすると、利用可能なアップデートにはXenServer 7.1 CU2およびXenServer 7.1に適用されていないHotfixの両方が表示されます。

XenServer 7.1 CU2にはこれまでにリリースされたすべてのHotfixが含まれているため、XenServer 7.1 CU1用の以前にリリースされたHotfixをインストールする必要はありません。詳しくは、「XenServer 7.1 CU2で解決された問題」を参照してください。

XenServer 7.1 CU2のリリース後3か月間は、XenServer 7.1 CU2に含まれていない重要なXenServer 7.1のHotfixがさらに提供されることがあります。これらのHotfixには、必要に応じてXenServer 7.1 CU2と同じHotfixが含まれることになります。お使いの製品がXenServer 7.1 CU1の場合、XenServer 7.1 CU1のHotfixを適用するか、XenServer 7.1 CU2およびXenServer 7.1 CU2の追加Hotfixを適用するかを選択できます。

XenServer 7.1 CU1で自動アップデート機能を使用して更新プログラムをインストールすることを選択した場合、まずXenCenterをXenServer 7.1 CU2で利用可能なバージョンにアップデートすることをお勧めします。自動アップデートを選択すると、XenServer 7.1 CU2の更新プログラムとXenServer 7.1 CU2で利用可能なHotfixが適用されます。詳しくは、「ホストのアップデート」を参照してください。

XenServer 7.1 CU2でアップデートされたオプションコンポーネント

以下は、XenServer 7.1 CU2リリース用の新規、またはアップデートされたオプションコンポーネントです:他のすべてのオプションコンポーネントは、XenServer 7.1 CU1リリースから変更ありません。

  • vSwitch Controller仮想アプライアンス
  • PVSアクセラレータサプリメンタルパック
  • ソフトウェア開発キット(SDK)7.1.2
  • ドライバー開発キット(DDK)7.1.2

XenServer 7.1 LTSR CU2から最新リリース(CR)への変更

XenServer 7.1 LTSR CU2を実行していて、新機能を利用したい場合、XenServer CR(最新リリース)ストリームに変更することもできます。CRストリームからXenServerバージョンを使用する場合、継続してサポートを利用するには、定期的に新しいCRを選択する必要があります。

最新のXenServer CRはXenServer製品ダウンロードページから入手できます。

最新リリースからXenServer 7.1 LTSR CU2への変更

XenServer CRを実行しているユーザーが、保証済みの安定した機能セットが搭載されたXenServerのバージョンに移行したい場合、XenServer 7.1 LTSR CU2に変更できます。累積更新プログラム2のXenServer 7.1.2基本インストールISOを使用して、XenServerを新しくインストールします。XenServer CRストリームから直接XenServer 7.1 LTSRにアップグレードすることはできません。

ライセンス

XenServer 7.1のライセンスが必要なすべての機能を使用するには、Citrixライセンスサーバーをバージョン11.14以降にアップグレードします。

XenServer 7.1ライセンスについて詳しくは、『XenServer 7.1 Licensing FAQ(英語)』を参照してください。

シトリックス製品との互換性

XenServer 7.1 CU2は、Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1808.1(CR)、Citrix XenAppおよびXenDesktop 7.6(LTSR)、7.15(LTSR)と相互運用可能です。このXenServer LTSRは、XenAppおよびXenDesktop LTSRと使用することをお勧めします。

ローカライズのサポート

このリリースでは、XenCenterの日本語および簡体字中国語バージョンも使用できます。

製品ドキュメント

XenServer 7.1 LTSRの製品ドキュメントは、XenServer LTSR製品ドキュメントで参照してください。