CU2の既知の問題

CU2の既知の問題と考慮事項

この記事では、このリリースの既知の問題とその回避策、およびそのほかの考慮事項について説明します。

全般

  • プール間でコンテナ管理仮想マシンを移行すると、コンテナ管理機能は仮想マシンに対する動作を停止します。これは、コンテナ管理がプール固有のキーを使用して実装されているため起こります。この問題を解決するには、新しいプールで、「コンテナ管理」の仮想マシンごとの準備手順を繰り返す必要があります。以下の点に注意してください:
    • CoreOSでは、仮想マシンの基本設定で構成ドライブの構成を変更して、クラウド構成ドライブをアップデートする必要があります。
    • RHEL/CentOS/OL 7およびUbuntuでは、xscontainer-prepare-vmを再実行する必要があります。準備手順を繰り返した場合でも、古いXenServerプールが引き続き仮想マシンにアクセスできる場合があります。
  • コンテナの名前を変更しても、コンテナ管理ビューはアップデートされません。また、Ubuntu 14.04では、XenCenter外部からコンテナを一時停止または一時停止解除しても、ビューのアップデートがトリガーされることはありません。つまり、XenServerでは、現在の(名前変更/一時停止/一時停止解除された)コンテナの状態が表示されない場合があります。根本的な原因は、ビューがDockerイベント通知によってのみ更新されることです。回避策として、同じ仮想マシンで実行されている無関係なコンテナでアクション(開始や停止など)を実行することで、手動で更新をトリガーできます。(EXT-118)

  • XenServerで新しいハードウェアセキュリティ機能を使用すると、32ビットPV仮想マシンの全体的なパフォーマンスが低下することがあります。この問題の影響を受けるお客様は、次のいずれかを実行できます:

    • PV Linux仮想マシンの64ビットバージョンを実行する。または、
    • no-smep no-smapオプションを付加してXenをブートするホストのセキュリティ深度が浅くなることがあるため、このオプションはお勧めしません。(CA-214564)
  • システムによっては、dom0に4096MB以上のメモリが割り当てられている場合にXenServerホストが起動しないことがあります。この問題を解決するには、Xenコマンドラインでホストの起動パラメーターを編集し、dma_bits=32を付加します:

    1. Xen起動プロセスを中断し、起動オプション画面を表示します。
    2. 構成の編集を選択します。
    3. Xen起動オプションにdma_bits=32を追加します。
    4. 起動プロセスを続行します。
    5. XenServerホストが正常に起動したら、次のコマンドを実行し、この起動パラメーターが常時使用されることを確認します:

      /opt/xensource/libexec/xen-cmdline --set-xen dma_bits=32
      

Conversion Manager

  • ESXiサーバーからXenServerにWindows仮想マシンをインポートすると、IPv4/IPv6ネットワークの設定が失われることがあります。ネットワーク設定を保持するには、変換を完了した後にIPv4/IPv6設定を再構成します。(CA-90730)

Dom0

  • 場合によっては、ソフトウェアFCoEスタックを使用してFCoE SANからXenServerホストをブートすると、ホストの初期化フェーズで一時的にリンクが切断されるためにホストが無応答になることがあります。ホストが長時間無応答に見える場合、ホストを再起動してこの問題点を解決してください。(CA-233299)

  • コントロールドメイン(Dom0)に32GBを超えるメモリを割り当てないでください。起動時に断続的に仮想マシンがフリーズすることがあります。(CA-236674)

  • Dom0のファイルシステムの変更により、ユーザーがXenServer 6.xから7.xへアップグレードするときに、XenCenterを介した、または「xe host-restore」を使用した復元が失敗する場合があります。したがって、この操作はサポートされなくなりました。(CA-302538)

ゲスト

  • 一定期間(通常は10分)非アクティブ状態が続くと、HVM Linuxゲストのコンソール画面に何も表示されなくなることがあります。この問題を回避するには、ゲストのカーネル起動パラメーターにconsoleblank=0を追加します。カーネル起動パラメーターのアップデートについて詳しくは、ゲストOSのドキュメントを参照してください。(CA-148381)

  • 未処理のxenstoreトランザクションがあるLinux仮想マシンを中断または移行すると、仮想マシンのLinuxカーネルの問題が原因で停止することがあります。仮想マシンでこの問題が発生した場合は、仮想マシンを強制的にシャットダウンして再起動してください。(CP-30551)

ネットワーク

  • XenServerでは、FCoE SRで使用されるNICをアンプラグすることはできません。(CA-178651)

ストレージマネージャ

  • 少なくとも1つのVBD、および高可用性(HA)機能またはやり直しログを有効にしたVMを起動すると、SMからXAPIへのログイン呼び出しが余分に発生するため、予想よりも起動時間が長くなります。(CA-287884)(CA-287879)

ツールスタック

  • 仮想マシンの実行中にプールのCPU機能セットが変更された場合(たとえば、新しいホストが既存のプールに追加された場合や、仮想マシンが別のプールのホストに移行された場合)、仮想マシンは起動時に適用された機能セットを使用し続けます。プールの新しい機能セットを使用するように仮想マシンをアップデートするには、仮想マシンの電源をオフにしてから起動する必要があります。XenCenterで「再起動」をクリックするなどして仮想マシンを再起動しても、仮想マシンの機能セットは更新されません。(CA-188042)

  • XenServerホストとライセンス管理仮想マシン間のネットワーク接続が低速であるか中断されたシナリオでは、ライセンスサーバーからチェックアウトされているライセンスの数が多すぎる可能性があります。(CA-293005)

XenCenter

  • XenCenterを実行するコンピューター上でフォントサイズや画面解像度を変更すると、ユーザーインターフェイスの表示が乱れる場合があります。デフォルトのフォントサイズは96 DPIです(Windows 8とWindows 10では[100%]に相当します)。(CA-45514)(CAR-1940)

  • XenCenterがWindows Server 2008 SP2にインストールされている場合、XenServerホストに接続できません。次のエラーメッセージが表示されます。「SSL/TLSの保護されたチャネルを作成できませんでした」。この問題を解決するには、Windows Server 2008 SP2システムにKB4056564またはKB4019276のいずれかのWindows Updateがインストールされていることを確認します。詳しくは、http://support.microsoft.com/kb/4019276を参照してください。(CA-298456)

  • XS 7.1 CU1に自動アップデートを適用すると、XenCenterはすべてのロールアップHotfixが適用されたXS71ECU2を自動的にインストールします。その結果、ホストはXenServer 7.1 CU2になりますが、XenCenterのバージョンはCU2になりません。この問題を回避するには、XenServer 7.1 CU1ホストに自動アップデートを適用する前に、XenCenterバージョンを7.1 CU2にアップグレードする必要があります。(CA-304656)

ドライバーディスク

  • メイクファイルでBASE_REQUIRES値がデフォルトのproduct-version=7.1.0に設定されたXenServer 7.1用のドライバーディスクは、XenServer 7.1 CU2にインストールされません。以下の設定で、ドライバーディスクがXenServer 7.1 CU2にインストールできるようにします(CA-260318):

    • カーネルデバイスドライバーを含むアップデートの場合、BASE_REQUIRES := kernel-uname-r=4.4.0+10を設定。
    • そのほかのアップデートの場合、BASE_REQUIRES := platform-version=2.2.0を設定。

Windows PVツール

  • XenServerホストを以前のバージョンからXenServer 7.1 CU2にアップグレードした後で、XenServer ToolsがインストールされたWindows仮想マシンで、XenServer Toolsがインストールされていないと間違ってレポートされたり、一部の機能が利用できないと表示されたりする場合があります。この問題を解決するには、XenServer 7.1 CU2と動作するXenServer Toolsをインストールしてください。(CA-209186)